2011/06/15

■グラフィック薄氷大魔王[260] ペンタブレット下敷き、ループ各種

■グラフィック薄氷大魔王[260]
ペンタブレット下敷き、ループ各種

吉井 宏
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●史上最強のマウスパッドをタブレットの下敷きにする

以前、「史上最強のマウスパッドと、その意外な利用法」で、「Airpad pro III」をペンタブレットの下敷きにすると具合がイイ、という話を書きました。そのときは確かに素晴らしい書き味だと思いました。使っていたのが「大」サイズですが、使ってるタブレットには小さすぎ。特大サイズを買わなきゃな、でも高いな〜(マウスパッドのくせに定価で8000円以上する)と思ってるうちに、すっかり忘れてしまいました。

< http://bit.ly/ixR8k1 >

で、先日またタブレットでいかに描きやすくするかのループにはまり込んでたとき、史上最強のマウスパッドのことを思い出し、Amazonで5000円ちょっとで売ってたのを見つけ、特大サイズを購入してみました。intuos4のLサイズの描画面全体をカバーできるサイズ。

< http://yfrog.com/h39f1ddj >

どう描きやすいかというと、描きたい線がブレずにそのまま描ける感じです。分厚いスケッチブックや週刊誌を下敷きにして描くと滑らかな線が描けますけど、アレのようなものです。スプリングのついたストローク芯も、手の余分な動きを吸収して滑らかに描けるわけですが、このマウスパッドを使うと、さらに滑らかに描けます。普通の芯でもストローク芯以上の衝撃吸収です。

Airpad pro IIIは表面が適度にザラザラしているので、止めたいところできちっと止まるのもイイです。フカフカした感触は好みが分かれるところだと思いますけどね。

< http://bit.ly/bQfr9W >

●板タブがなぜかとても描きやすい

マウスパッドの話とも重なるのですが、最近、板タブのペンを持つ手の力の加減が、使い始めて19年にして初めてわかってきたような気がしてたところです。力を抜いて、直角に近い角度で描いてます。

今までも、調子のいいときは「紙に描いてる以上に快適」と思うこともあったけど、「手の慣れ曲線」と「やる気曲線」がグラフ上で交差する付近だけが「すげー描きやすい!」だった。本当に描きやすいと思えるのはその数時間だけ。

描き始めた最初は描きにくいけど、手が慣れるにしたがって快適な状態に変化し、それが手の慣れが進みすぎて快適に描ける状態以上に先走る感じになり、快適でない状態に戻る。それがいつものパターン。ところがここ10日くらいは安定してずっと描きやすい。なんだろ?

おかしいなと思ってあらためて紙や液晶タブレットやiPadで試し描きしてみたりしても、やはり板タブがダントツに描きやすい。今だけかな? そういう状態は数時間で消えるのが普通だったけど、今のところ持続してる。

何だろうなあ? ペンをすごく軽く握って垂直に近い角度で描いてます。おまけに、上記のマウスパッドを使うと、今まで苦労してきたのがウソのように描きやすく感じる。どうしたんだ?>僕。

●はまり込むループ各種

デュアルディスプレイで作業してたけど、やっぱダメだ。落ち着かないし机のスペース取るしタブレットだと不便が多い。なんとかSpacesでできるようにしたい。あれ? なんか、いつも同じコースをたどるなあ。書き出してみた。

「ディスプレイ一個だと画面が狭い→デュアルディスプレイにしよう→やっぱいろいろ煩雑→シングルに戻してSpacesを使おう→便利だ!→と思ったけど、やっぱめんどくさいので一つの画面で普通に使うのに戻そう→以下繰り返し。」

似たようなコースは他にもある。

「タブレットが書きにくい→液晶タブレットを繋げよう→ツルツルで描きにくい→ビニールとか芯で摩擦調整→なんとか液タブで描く→板タブで描いてみたら液タブより描きやすいじゃん→タブレットに戻る→以下繰り返し。」

または、デジタルをはみ出して、「板タブ→液タブ→手描き→板タブ」ってコースまで行くことも。

タブレット関連で、もう一個あった。

「大きいタブレット使ってる→マウスやMagic Trackpadの置き場に困る→右側に台を作って手を伸ばしやすくする→大げさになってうんざり→小さいタブレットとテンキーなしキーボードにする→テンキーがないと不便→外付けテンキーを置く→使いにくいので台を作る→ついでにMagic Trackpadの台も作る→大げさになってせっかくコンパクトにした意味がない→大きいタブレットに戻す→以下繰り返し」

以前よくはまり込んでいたループ。

「iCalを使ってる→ToDoの扱いが不満→OmniFocusやThingsで管理→しんどくなってくる→テキストで箇条書き→時間の流れが視覚的につかめない→iCalに戻る→以下繰り返し」。これの場合、しばらく前から「Evernoteにテキストで箇条書き」に落ち着いてます。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

ウェブのニュースで「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」ってのがあって、どうせまた抵抗勢力だろうと思ったら、WIRED VISIONの記事だった。その5つの理由、ほとんど納得できるわ! 思わず笑ってしまった。特に「読了へのプレッシャーがない」ってのはその通り。僕自身、けっこう電子書籍たくさん買ったけど、全部ちゃんと読んで「読了」にしたことないもん。もうほぼ終わりのページだろうと思うと、まだ半分くらいだったりする。本の厚さの感覚がないから進み具合がわからないとかも。
< http://bit.ly/lTomHM >

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