2012/11/19
modo601、足のIKなど
足さえできればこっちのもんだ!膝の方向を決める仕組みを肘にも作ることに成功~。
Up Vectorって緑色のY軸方向が上らしい。手にIK付けれたけど、IKとFKってどう切り替えるんだ??? IK / FK Blendっての見つけたけど、こりゃまたややこしいな~~。大丈夫か。
検索してみると、フルボディIKでIK /FKをパーセントで調整できるようだ。ちょっとややこしそうだなあ~。 あ、フルボディIKったら全身のことかと思ったら、腕一本にもフルボディIKができててIK/FKの調節できる!なんとかイケそう!
足先のない簡易タイプの足作成も成功、と思ったら、何間違えたのか数個のロケーターが中央に集まっちゃってる?ダメだこりゃ。階層にした手順をさかのぼってやりなおすの超めんどくさい。作業段階ごとに保存しないと。っていうか、足先のない簡易足とかいってもほんの数手間くらいの違いしかないから、ちゃんとやるほうがいいみたい。
ぐぬうう。設定何度も繰り返して部分的に動かせるようになってはいるものの、まだmodoで3ds Max+CATレベルのキャラアニメができる気しない、、、、。まあ、どう考えても一番確実な方法は、もう一台BootCamp用HDDを用意してWindows7に3ds Max入れることなんだけど。
2012/11/18
modo601、足を作る練習
落ちた。もう一回! ウエイト設定中にけっこう落ちる。
あれー??最後の最後で膝が逆向きになる~~~~!!やり直しっ!
おやああ?? modo足テスト用に作ったIKやコンストレイントなど組み追えた足のリグに、ポリゴンで足の形を作ってバインドしたら、できるじゃん!!ってことは、詳細に組んだリグが使い回せるってこと!!
足だけ、ひととおりできた。FireBoyには腕の解説ないけど、肘の向きは膝にやったのと同じことやればいいし。
足一本のIKとコンストレイント設定に7分半。同じく6分10秒。同じく、5分30秒! だんだん慣れて速くなってる。
とりあえず足の構造の最低限はできるようになった模様。
2012/11/12
modo601、足のリグ作成で引っかかった点
modo601、足でつまづく
わっははは!modoのポーズツールでどうしてもキーフレームアニメーションできないと思ったら、めちゃくちゃ基本的なこと忘れてた。最初の部分に全パーツにキーフレームを作らなきゃいけないのだった。こないだアイコンキャラクター18個のアニメーション作ってて、最初に全部にキーフレームつけること知らずにやってたからめちゃくちゃ苦労したのだった。ちょっと希望が見えてきたかも。
とにかく足だ足!FireBoyの足の作り方の解明!足がどうにかできれば普通にキャラアニメするのに不足なくなる。まだしつこくmodo601のFireBoyの足の構造やってる。ロケーターいっぱい追加してその場でペアレントとかいろいろやって、う~~むむ。どれか手順飛ばしたらしい。かかとのロケーターで足が動かせん~。つま先のロケーターでかかとが動かせん~。もう一回やりなおし~。
っていうか、つま先がないキャラクターにこの構造は必要ないんだろうけど。混乱するので足のIKを設定する操作をFireboyの字幕から抜き書きしてみた。33項目あるよ!! 33項目を抜かさず順番まちがえず設定できるのか??両足なら66項目!
太もも付け根ロケータを親にするために太ももにInsertでドラッグ&ドロップすると、太ももボーンが分裂する!どこも間違ってないと思うのだが、何じゃコリャ?くっそーもう一度やりなおし。
さっきは適当に作ったスケルトンの足だったけど、今度は2_Fireboyの足を使ってやってみた。が、同じく太もものロケータを太ももボーンにドラッグすると、やっぱりグチャッって分裂して失敗するぞ!どこが間違ってるのか???
いやしかし、きつねさんの言うところの「大人向けCGソフト」を仕事で使いこなしてる人、すげーわ。あんなむずかしいの全部覚えたのかよ~。プロダクションとかで必要だったら先輩が教えてくれたりするんだろうけど。
足問題、modoの達人の人がファイルを検証してくれた~。ところが問題なし。普通にロケータをInsertできたそう。Mac版でもWin版でも問題なしとのこと。環境設定の何かが悪いのかと別のMacで試してみたけどやはりぐちゃっとなった。もーわかりません。
ついでなので持ち出し用MBAでも試して、それでもダメなら明日WIndowsにmodoを入れて試してみよう。っていうか明日はもうそんなことやってる場合じゃないのだけど。
家電量販店で新製品チェーーック!
しばらく家電量販店に行く機会がなかったんだけど、コジマに行ったので新製品チェックしてきた。MBP13インチとiPad miniとニコンのデジカメCOOLPIX S01と、次項で書くソニーの新しいWin8パソコン。どれも僕的に非常に物欲をそそられてたモノです。簡単に感想。っていうか、まだどれも買ってないですけど。
・MacBook Pro13インチ。軽い! 薄い! カッコイイ! 僕的にはパームレストの位置が低くなってトラックパッドいじるときの手首が落っこちる問題がなくなったのが特にうれしい。MacBook Airは手首を机に置いたままトラックパッドが使えるけど、MBPは手首の置き場がなく、空中で使わなくちゃいけなかったのでした。
画面もキレイ。ただ、Retina云々以前の問題として、このサイズの画面を見る距離が「rogan」的に微妙。メガネ有りでもナシでも非常に見にくい距離なのだ。MBA11インチでも同様の問題がすでに発覚済み。MBP17インチでは画面から少し離れて見るので問題にならない。
なので僕的にMBP13インチは、残念ながら「普段は使わないけど、いざというときに負担にならずに持ち出せるMac」くらいの役割しかない。それでもほしいけど。
・iPad mini。ええ〜〜! これ、薄すぎない? 軽すぎない? 電池入ってるの? って感じ。従来のiPad愛用者としては、基本機能は変わらない縮小版って以上にインパクトがある。なにしろ腕の筋肉にほとんど力を入れないで持てる。バッグにも入れやすいし、持ち歩き用デバイスとしては最高! Retinaじゃないけど画面は普通に見やすい。ただし、僕的にメガネをはずして見る距離なので、文字のガタガタがけっこう見えちゃうのは惜しい。
・ニコン COOLPIX S01。しばらく前に発表されたときからすごい期待してた。ようやく実物に触れた。マジ小さいです。シルエットは名刺よりひとまわり小さい。ジーンズのポケットにいつも入れておきたい感じ。以前、極小EXILIMを2台つづけて愛用してたことあるくらい、こういう小さいカメラは好き。
ケータイやスマホでも撮れるけど、カメラ機能を呼び出すだけでもめんどくさい。デジカメは電源スイッチ入れたらすぐ撮れて手軽。ただ、このCOOLPIX S01、店頭でいじった限りでは、肝心の起動が遅い。数秒待つ感じ。今使ってるLUMIXはほとんど待たせられないのでかなりの違和感。もう一度確認しに行くつもり。
●VAIO Duo 11
ソニーの新しいキーボード付きWindows8タブレット、VAIO Duo 11。これがすごい! コジマから帰ってきて数時間くらいこれについてツイートするのに夢中で仕事にならなかったくらい。
Windows8が入った11インチタブレットです。タブレットというとiPadやAndroidみたいだけど、フル機能のWIndows8が入ったタブレットPCです。タッチはもちろん、付属のペンで描ける。ワコム製じゃないと思う。しかし、マトモに描けるんだこれが!!
Flesh PaintっていうArtRageっぽい感触のペイントソフトが入ってたので描いてみた。シャカシャカとラクガキしてみて、WACOM Cintiq 12インチといい勝負と思ったくらい。筆圧のOn加重が高めなものの、普通に液晶タブレットとして使って大丈夫な感じです。タッチが効いたまま掌を画面にのせてペンで描いても誤動作しない。(実はペン先とカーソルが1ミリ弱ずれてたけど位置調整できるか不明。筆圧調整もできるか不明)
One Noteでも描いてみた。細かい字のメモとかすごく描きやすい。普通にデジタルのノートです。タッチオンリーのiPadの指やタッチペンで手書きメモするのとはまったく比較にならないです。画面解像度は1920×1080ドット! 3ds Maxでも何でも使えそう!
展示モデルはCore i5入りで15万弱と、ちょっと高い。液タブとしてはCintiqの12インチがほとんど2台分の値段だし、Cintiq22インチがもうちょいで買えちゃうわけで。Core i7にしてメモリー8GBだと18.5万。大きなディスプレイのついた高級WindowsデスクトップPCが買えちゃう。
でも、何でもいいからWindows8でペンが使えるマシンが必要ってことなら、これ最高だと思う。バッテリーも7時間もつらしいので、普通にモバイル用ノートパソコンとしても最適かも。
で、何に興奮したかというと、「持ち歩きマシン1台のみで、お絵描きグラフィック含む仕事がパーフェクトに完結できる、夢のマシンかもしれない!」。ペンがどこまで調整できるか不安は残るけど、10年以上たってようやく実用に耐えそうなタブレットPCが登場ってこと。そうなると、同じくペンが使えるらしいマイクロソフトのSurface Proの出来が気になる!!
しかし、WACOMが入らなくてもここまで使えるペンつきパソコンが出てくると、iPadはもちろんApple製品全体が、僕的に蚊帳の外になってくる可能性も否定できない・・・。
同時に発表された20インチの VAIO Tap 20っていう「テーブルトップPC」は、ペンは使えないらしいんだけど、もし使えたら飛びつくところだったかも。それこそ「画板一枚みたいなパソコンで全部完結」が実現する!
イマイチな点もあります。サイドボタンが2個あるんだけど、突起じゃないので握ってて位置が把握できないため、筆圧を強く描こうとするとボタンを押してしまう。もう一点。画面をずらして傾けるとキーボードが出てくる位置関係なため、キーボードを出したまま画面を低く寝かせて描くのがむずかしい。自宅使用時はショートカット用にワイヤレスキーボードでも使えばいいんだろうけど。
10年以上前、VAIOのデスクトップでWACOMと共同開発の液晶タブレット15インチがついたのがあって使ってた。それもすごくいい製品だったです。ときたま僕的にハマる製品を出してくるソニー。VAIO Type Uとかもね。
余談。何のためにコジマに行ったかというと、AirMacが最近どうも遅い気がするので、「すごい距離が出て速い!」と評判の国産Wi-Fiルーターを買いに行ったのでした。ところが、どう設定してもAirMacの三分の一くらいの速度しか出ない。近くでも遠くの部屋でも速度があまり変わらないのはサスガだけど、遅すぎる。設定を速いほうにしてるのに。何か設定間違ってるのか〜〜??
2012/11/11
modo601、悩みつつキャラアニメ習得に取りかかる
Fireboyの日本語版ムービーでキャラアニメ関連を復習中~。足以外はだいたい問題なさそうなんだけどな。う~~むむ。modo601でキャラアニメは時期尚早か。。気が遠くなるような設定作業。やっぱ3ds Max+CATか。CATだと設定全部すっとばしていきなりアニメーションできるもんなあ。
作るかもしれないアニメーションがどのくらいの複雑度か判明してからの判断になるだろうけど、3ds Maxを使うって決めてれば気が楽。
気を取り直してmodo601キャラ仕込みもうちょっとネバる。二本足と二本腕と数本の指と首と胴体が曲げたり動かせて、眼球が動き、まぶたが開閉し、あいうえおの口と表情数個。これだけ動かせるのは確認済みだし、それ以上の複雑なことしなければ大丈夫なはず。。。
動作に合わせて服の裾がヒラヒラ動いたりするのは難度高そうだなあ。っていうかmodoでできるのか知らんけど。布と衝突ができるんだからできるんだろうな。
かーーーーーっ!!やめた。気が狂う。もうCATにおまかせ。
って、ウエイト調整途中までやって失敗してUNDOじゃ直らんくて、そんなとき3ds Maxだと反対側からコピーっていうか対称コピーしちゃう。modoだとTransferを使うらしいのだがぜんぜんわからん。
modoのプロジェクトディレクトリがなんかまったくわからない。3ds Maxだと一回指定するとそこからシーンだの画像だの出し入れ簡単なわけだけど、似たようなもんじゃないのかな?プロジェクト作ってもシーンの読み込みさえできない~。
わかった。なあんだ、そういうことだったか。3ds Maxと同じだ。プロジェクトを作って指定しておくと、そのフォルダ優先で開いたり保存したりできて、ファイルがあっちこっち行かずに済むということですね。プロジェクトそのものがファイルになると思い込んでた。
プロジェクトを指定すると、完全に自動的にそのフォルダの中のフォルダから出し入れしてくれるんじゃなくて、一度はちゃんと指定してやらないと覚えてくれないらしい。
なので、よほど複雑なものでなければ、一個のフォルダに全部入れる今までの方式でぜんぜん支障ない。
「参照を読み込む」で、読み込んだアイテムはシーン内で編集できて元ファイルに保存もできるわけか。なんかぜんぜんいじってなかった基本的なところをいじり中~。
秋元きつねさんがドジったーズの後記で「リグ入れて完成させたキャラを参照ファイルとして読み込んで使う」って書いてたのでそれをやってるのであります。元ファイルを変更すれば個別に作った全シーンに変更が反映されるというわけで。
「参照」にすると、アイテムリストやマテリアルリストが多少はすっきりするかと思ったけど、たいして変わらないねえ。まあ、複雑なシーンになるとアイテムやマテリアルのリストが長大になって大変って問題は、5や4を押して画面で直接選ぶ習慣がついたのでそれほど気にならないかも。
modo601でまったくいじったことない機能をいくつか試してみた。個別の機能としては一個ずつ覚えるのも不可能じゃないとは思うけど、実際にキャラアニメ仕事で使うかといえばたぶん使わない。リグだってもうちょっと突っ込めばある程度イケると思うけど。
結局、いじりはじめるとキリがない。使うところだけわかってりゃいい。modoでやるかどうかもまだわからん。たぶん今回は3ds Maxでやることになるだろう。3ds Maxだって今まで使ったところしかわからんし使わんと思うww
っていうかさあ、「Zで行こう!」の人って超人だわ。modo、相当使ってるつもりなのに、ときたまアニメーションの設定とかダイナミクスとか普段使ってないややこしい機能とか見ると、ほんとに何にもmodoのことわかってないんだなと、がっくし。
Windows8を入れた
3ds Maxをちゃんと使える環境を整えようってことで、Mac ProにBootCampでWindows8を入れてみた記。
購入したのは「Pro」のついてないWindows8の64bit版。アップグレード版は以前インストールがややこしかったことがあるので新規版を選択。何かパーツとセットだった組み込み用の安いDSP版が標準みたいになってて、いらないメモリーとかいっしょに買う必要がなくなったようです。今まではとても高い標準パッケージ版を買ってました。今回のWindows8はすごく安く済む。まあ、OSXの1700円にくらべればまだ高いけど。
あれ? BootCampパーティションってOSXが入ってるHDDにしか作れないんじゃなかったっけ? Mac Pro内のHDD全部にパーティション作れるようですね。
先日SSDに載せ替えて外してあったOSXのHDDを取り付け、BootCampパーティションを作成。数百GBを動かしてスペースを作らなくちゃいけないからすごい時間かかりそう。関係ないけど、これってデフラグの代わりになるよね。定期的にBootCampパーティションを最大サイズで作って、すぐ削除するみたいな。
意外に早くBootCampパーティション作り終わってWindows8インストール始まり、えらくすんなり完了〜。BootCampドライバ入れる前から画面解像度も最適になってる。例のタイル状のスタート画面登場。しかし、わはは、インストールディスクを取り出したいのに、マイコンピュータのありかさえわかんないぞ。と、デスクトップがあったあった、フォルダさえ見つかればこっちのもんだ。スタートボタンがないけど普通のWindows。もう大丈夫。
BootCampドライバも入れて再起動。とりあえずまっさら状態までたどり着いた。パーティションを作るところからでも1時間半で終了。何のトラブルもなく超スムーズでした。WheelReverseってソフトでホイールのスクロールをOSXと同じ方向にできた。
Windows8、スタートボタンをなくしたのってタイル画面から全部行けるよってことなんだろうけど、一個のボタンから全部にアクセスできてわかりやすかったのに、完全廃止する意味あるのかな。操作の入り口や選択肢が見えてることって重要だと思う。IEのメニューがないのってめちゃくちゃイライラするじゃん?
あと、なんでもかんでもフルスクリーンにするのヤメテー。OSXもフルスクリーンづいてるけど、フルスクリーンってのは「パソコンを単機能にしちゃう」ことだからね。
3ds Max2013をインストールしたら、スタート画面に十数個の3ds Max関連タイルがいっぱい! 手動で非表示にできるらしい。そこらへんが自由にならないMacのLounchPadよりは使いやすいかも。
Windows8の画面ってさわやかな花の写真の壁紙のせいもあるかもしれんけど、平面的ですっきりしてけっこう美しくて好き。OSXが最近アナログチックなデザインに逆行してるのと対照的。
2012/11/10
3Dプリンタがブームっぽい
ビューンで読んだ週刊朝日の記述。「3Dプリンタのすごいところは、考えたアイディアをすぐに形にできることです。あっという間に造形できるので、まるでドラえもんの四次元ポケットみたいなものです(笑)」とか。・・・なんちゅうか、目を覆いたくなるようなコメント。そういうこと言ったら誤解されちゃうダロ! 「形を考えて3Dデータを作る」のがたいへんなんだよ〜!
3Dデータが実体化するなんてのは珍しくもなんともない。ずいぶん前からありとあらゆる工業製品が3D CADで設計され、データから作成した金型で生産されてるわけで。3Dといっても、アニメとかのCGに使われる3Dデータはたいてい「ポリゴン」でできてますが、3D CADはまったくちがうものです。で、3D CADソフトってのは超高い! 今の3Dプリンタの盛り上がりはたぶん「アニメやゲームに使われるCG、僕らにも作れる3Dデータを実体化できるんだ!」ってところが根本にあると思う。
ポリゴンで作ったものは面の集合ですからカクカクしてる。カクカクしないようにするには何十万ポリゴンが必要ですが、それはフィギュア原型の世界であって、特殊といえば特殊。そもそもポリゴンモデラーで正確な寸法のものは作りにくいです。容器とかスマホケースとか実用的なものを作るには形状を寸法や角度や容積で定義するのに特化した3D CAD系のほうが向いている。
「サーフェイスモデラー=CGソフト」、「ソリッドモデラー=3D CADソフト」という分け方があります。CGソフトで作ったものは「表皮だけのアバウトな形」、3D CADソフトで作ったものは「中味が詰まってて隅々までキッチリ定義された形」って感じかな。
とはいえ、ポリゴンモデラーは手軽なので、正確な寸法がいらないのならぜんぜんアリです。ゲームのキャラのようなローポリのモデルを色付きで出力して楽しんでる人もいるようですよ。そう、ZPrinterという3Dプリンタは、顔も服の模様も色付きで立体出力できるんです。
ZPrinterの画像検索
で、なぜか日本ではその方向での盛り上がりがまだ見えないのが「子供の工作に3Dプリンタ」なのですが、海外では最初からそっちを意識した展開するのが普通のようです。Autodeskは無料の簡単な3D CADアプリ「123D」を中心として、3Dプリントまで含めた「生態系」を作ろうとしてるようです。123Dで作ったものは、メニューから直接Webで出力の注文まで行けます。
ところで、最近の盛り上がりは「激安3Dプリンタ」中心。以前なら安いものでも数百万円したのですが、CubeやForm1などの十数万円レベルの製品や、さらに安い5万円以下のSolidoodleなどが登場。「モノづくりの新しい希望」みたいになってます。
Cube
Form1
Solidoodle
これらは熱で溶かした樹脂を極細ノズルからニュルニュル出して積み上げる方式の3Dプリンタ。安い3Dプリンタが小さなメーカーからも続々登場するのは、「むずかしくない枯れた技術」だからであって、実は最先端のハイテクじゃぜんぜんなかったりするらしい。
あと、出力ショップの存在。東京でもこういうところ↓ に3Dデータを送れば、最先端の3Dプリンタを使って出力してくれる。
インターカルチャー
デジモデ
ツクルス
・・・っていうか、すいません。この項、実は3Dプリンタ絡みで僕的に進行中の件について、ブームと合わせて前振りで基礎編のようなものになればと思って書き始めたんだけど、ノリノリで書けるのは「上から目線で夢こわす系」のネタばかりだなあと、毒少なめに書いてたら趣旨がぼやけてしまった。
「3Dプリンタ出力作品と価値」「家庭で3Dプリンタと3Dライブラリの無理」などなど、まとまらないけど面白いネタがいろいろあるのでまた書きます。
2012/11/09
スマホの充電
ところでこの土日、一泊二日でちょっと出かけたのですが、持って行ったACアダプタでスマホが充電できないことがホテルに着いてから判明! すでにバッテリー残量危機! コンビニでスマホ対応のリチウム電池付属の充電器(千円)を購入。2時間程度の充電で50%まで復活した。便利! リチウム電池が空になったら普通の乾電池でも使える。容量は半分くらいらしいのだけど、とりあえずこれ持ってれば日本全国コンビニさえあればどこへ行ってもぜんぜん大丈夫じゃん! スマホのバッテリー容量問題が、とりあえず大問題でなくなった気分。っていうか、厚さ3センチになっていいから3日くらい使い放題してもバッテリーもつようにしてほしいぞ!
2012/11/08
Evernoteの改行
Evernoteで普通にreturnで一行空けておくと、他のテキストエディタにコピペすると5行も空く。「Shift、control、option+returnで改行」だと空けなくても1行空く。テキストエディット.appでは正しくコピペできるが、Jeditではダメ。以前からこのへん困ってた。
ちょっと検証してみたところ、なあんだ。ペースト先がリッチテキストなら大丈夫なんですね。プレインテキストにEvernoteからコピペすると変な空きになる。リッチテキストに統一してあれば問題ないってこと。ブログエディタのMarsEditでも同じような不可解な行替え問題があったけど、たぶん同じようなことなんだろうな。
リッチテキストは色文字や太細やフォントを変えたりできる分、追加・編集すると手間がかかって煩雑なので、基本プレーンテキストでやってる。逆に、Evernoteのノートをプレーンテキストにできないのがちょっと不便と思ってるくらい。
プレインテキストにコピペしたいときは、リッチテキストモードにコピペして、それをプレインテキストにコピペすりゃいいわけか。一手間多いけど挙動がわかっただけでも収穫。
2012/11/07
紙にスケッチ vs デジタルでスケッチについて諸々
CLIP STUDIO PAINTを使い始めるちょっと前、A5サイズの紙に70枚くらいTDWのスケッチを描いた。数回のトレースを経て最終の線画にしようとしたところで、「どう考えても最初からデジタルでやったほうがぜんぜん速くて結果がいいに決まっとる!!」状態に。これは本当にいつものこと。紙に描くって、ペンタブで描くより直接的で描いてる実感があって楽しい、心地いいのは確かなんだよなあ。心地いいからどんどん進んで効率がいいって錯覚になっちゃうけど、特に速く描けるわけでもない。
紙に描いてると、積み上がって分厚くなっていく紙の束が壮観。ノってるときはそれがすごいモチベーションになる。でも、一旦ノリがはずれると、早くスキャンしてゴミ箱に捨てたい! ってなっちゃう。また、紙や鉛筆の描線にも愛着が出ちゃう弊害がある。「徹底してアナログで」にこだわらずデジタル基本で、必要なときだけアナログで作業ってのが最もいいはずなんだけど、しばらく描いてるとどうしても愛着出ちゃうんだよなあ。「このまま根性でアナログで線画を完成させたる!」ってほとんど本質と関係ない世界に行ってしまう。
ところで、色鉛筆は疲れてくると筆圧をかけて描くのがめんどくさくなってくる。その点、筆圧をかけずに済むサインペンはマシです。ペンタブも筆圧をほとんどかけないのでラクといえばラクだけど、目で確認しながら描くのは神経を使う。
CLIP PAINTの弱点は、線がやたらきれいに描けるもんだから、きれいに描こうとしちゃうこと。ボロボロな部分があるときれいに修正したくなっちゃう。形さえ取れればいいのに余計なところに時間を使ってしまう。
Photoshopだと線はきれいに描けないけど、それがかえって都合がいいこともある。消して描いてを繰り返せる。きれいに描けちゃうと修正に躊躇するのでダイナミックに絵が進化しない。汚い線で描くと見た目完成に見えないから絵がいつまでも動きを止めないんです。
2012/11/06
音量ボリュームとBetterTouchTool
MacのキーボードのFキーには初期設定で画面の明るさ調整や音量ボリューム調整などが設定されている。けど、Photoshopやいろんなソフト使ってる人ならたいてい、システム環境設定で「標準のファンクションキーとして使用」をチェックしてますよね。すると、それらの機能を使うにはfnキーとFキーを同時に押さねばならず、とても面倒。ずーーっとその状態で使ってるけどぜんぜん慣れない。
音量ボリュームなど頻繁にいじるのに一瞬で押せないキーを使うのはかなり苦痛ってことで、PowerMateを使ってました。音量調整用だけに大きなツマミがあるのはなかなか便利。なんだけど、机の下のMac ProからUSBを何本も引っぱってきてるので、ちょっとジャマ。
キーを一個押しながらMagic Trackpadを「二本指スーッ」でなんとかならんかな?ってところでBetterTouchToolを思い出した。以前Magic Mouseでちょっと試しただけで忘れてたツール。
四本指上下スワイプで音量調整に設定したら、システム環境設定で四本指スワイプに設定されてないのにExposeが効いちゃう。Expose自体をオフにするとスワイプで音量調整可能だけど一回のスワイプで1目盛りずつしか動かない。四本指横スワイプに変更したらExposeとかぶる問題は解決したけど、やっぱ1目盛りずつしか動かせないなあ。
スワイプじゃない操作はないかと探したら、「上部/下部を三本指でタップ」で音量ボリューム調整はほぼ希望どおりの操作になりました。三本指でタタタタとタップで音量調節できます。BTT、便利!
一つだけ注意。ウインドウを移動中にメニューバーに接触するとフルスクリーンになろうとする動作が初期設定でオンになってるので、オフにしないとかなりウザいです。最初何かわからなくてMountainLionの機能かと思った。BTTの機能だとTwitterで教えてもらった。
ところで、iTunesの音は遠くに置いたBluetoothスピーカーから、システムの音はディスプレイのスピーカーから、とか振り分けはできないもんなのかな? たぶんUSB接続のなんかわからんけどサウンド関連の機械をつければできるような気もするけどな。ソフトによってはサウンド出力を選べるものもあるし。