目を彫ってみた。普通、フィギュアの目は立体的に彫刻されてるものだけど、僕みたいに後でクロマテックなどのシールを貼ろうって場合は当然レリーフがジャマになる。それに、彫り込んであると目の位置を後で変更できない。なので彫り込みなしで平ら状態で作っていた。
ところが、目までステンシルを作って塗装する場合、平らだと目印になるものがないので目の位置を正確にくり抜くのがむずかしい。市販のフィギュアのように目も彫刻してあれば、目のステンシルを正確に作ることができるわけだ。中には胴体部分などの塗り分けにもスジボリしてあるものがあるし。つまり、ステンシル用にパテで表面の型を取ると、裏側に目の位置がしっかり刻まれるわけで。じゃあ、それをやってみようと。
ルーペを使いながら彫り込んでみた。もろいスカルピーでここまで彫れるなら、パテならもっとマシに彫れるだろう。
今回の最大の目的、「片面取りはどこまでの逆テーパーに耐えるか?」実験をやってみる。
軟らかめのシリコンを流し込みした。やはり、抜けない〜〜!!ぜんぜんびくともしない。
背中側に切り込みを入れて、なんとか取り出した。こいつでレジン注入してみる。
缶の底に余っていたアイボリーレジンと新しく購入したホワイトレジン。まあ、大丈夫のようだ。最低限の切り込みなら段差もほとんど見えないし。1.5面取りって感じ。
3 件のコメント:
すばらしい!!
片面抜きで中空にできたら
材料費も抑えられそうですね。
そうそう、先日、ミルクパンで溶かした
ホットボンドと自由樹脂の混合したものを
流し込んでみたんですが、ソフビっぽい仕上がりになりました。
一度目一杯注いで少ししたら逆さにすると余分な樹脂が外に出て、中空のモデルができました。
何かに使えそうです。
paintmonsterさんへ〜
それ、僕も考えてました。5インチフィギュアのサイズでレジンフィギュアを作ると1kg缶で1〜2個くらいしか作れないのはいくらなんでも材料費がキツイ。要するに、型のシリコンの内側だけに薄くでもレジンが付着すればいいだけの話なんで、少量を注入してすかさずシェイクすりゃいいのではないかと。レジンがちょっとしかつかなかった部分は硬化が遅いはずなので、シェイクすれば割と均一な厚さになるのではないかなと。
クマ吉をでかいサイズでフィギュアにしたいので、バキュームフォームかなと思ってましたが、中空になるようにやってみようかと思います。
はじめまして!
現在デザイン専門学校に通う19歳の学生です。一応僕のサイトです。グラフィクメインの学校です。
http://www6.ocn.ne.jp/~dyk/
Yoshiさんのサイトは最近知りました。
独学で、元はスカルピーでアメコミキャラを作ろうとやってましたが、レンジすると燃えたり、けずりずらかったりしてました。
が、今はファンドで再度頑張ってます。
スカルピーが最高の粘土だと思ってましたが、ファンドは削りやすくて良いですね!
硬化に時間がかかりますが、(ドライヤーでやってたらカーテンが黒くなり)今は暖房器具で頑張ってます。
やっぱり粘土は楽しいです!
そのせいでずーっとひきこもり中・・・笑
yoshiさんのblogを見ると余計製作意欲がわきます!完成作品よりも製作途中を見るのって凄い楽しいんですよね!書籍化とかできそうなぐらい詳しくのっていますし、とても勉強になってます♪本当感謝してます。
レジンで複製ってかなり難しいんですかね?
沢山あってどれを買えばいいのかわからず…
是非よければ作るポイントなど教えていただきたいです。
よろしくお願いします!
コメントを投稿