2012/12/12
iPadのズームと手書きメモ
iPad、三本指タップでズームは知ってたけど、そのまま三本指ドラッグで倍率を調節できるってことを久しぶりに思い出した。便利じゃん! 手書きメモアプリの半数くらいはズーム機能がついてないので、とりあえず拡大できるのは便利!
ただ、拡大率を上げると、指の中心と描かれる点のズレが大きくなる。また、拡大表示してると、描画がめちゃくちゃ遅くなる。ちょっとダメか。
拡大しないまでも、やっぱ以前書いたように、Paper by FiftyThreeやPenultimate、最近知った評判のいいらしいNote Anytimeなどのメジャーなアプリを含め、たいていのノートアプリって描画が遅すぎて手書きメモとして使いにくいんですけど〜。明らかに描画が速いアプリってSketchTimeとBambooNote以外に何かないのかな?
と思ってあらためて試してみると、NUJI NOTEもけっこう速い。改良されたかな? Sketch Rollsも速くなってる印象。ひょっとして新しいiPadだから処理能力がいいのかも?
で、TwitterでUPADというアプリを教えてもらった。とりあえず無料版のUPAD LITEを入れてみたけど、これは速い! ドロー描画なので選択・移動など編集もできる。これは手書きノートアプリの決定版かも。
2012/12/11
modo601、半球式まぶたの組み込みテスト
今日はちょっとだけ。従来方式の半球2個まぶたの組み込みの確認。うまくいきました。まぶたのトランスフォーム組み込み。眼球にコンストレイントでロケータを注視。頭のスケルトンにロケーターかまして眼球をリンク。モーフインフルエンスの階層を下げる。などなど。
眉毛はFireBoy方式で動かすのが自由度高そう。ぶたの件。半球2個式じゃない普通のまぶた作るの面倒と思ってたけど、眼窩の構造なんてどれも同じなんだから、まぶたは一回作って貼り付けりゃいいわけか!そっちもアリだな。
まだ試してない領域が残ってるじゃん!キャラを参照ファイルで読み込んで動かすやつ。3~4個キャラ読み込んだらアイテムリストが大変なことになりそうな。。。
ボールペンを使い切る
仕事のスケッチというかアイディア出し。A5の紙にサムネールをすごい数描く。先日、ゼブラボールペン(透明な軸のアレ)のインクがあと1センチくらいなので、これを使い切るまで描こうと思いついた。
って、増えすぎた筆記用具、ゴッソリ捨てりゃいいのに「使い切るまで描いて捨てるぞ!」とか言いながら、せいぜい一ヶ月に1-2本しか捨てられない。このペースだと、手持ちの筆記用具を使い切るには数百年かかる。ボールペンや鉛筆だけなら数十年分だろうけど、シャープペンや芯ホルダーの芯がお菓子のブリキ箱いっぱいあるんだよ〜。
と、思いついてから半日かかって、ようやくインクを使い切った。いや〜〜、インク残り1センチをなめとったわ。A5に15枚びっしり描いてようやく使い切れた。透明部分のインクが終わっても先端金属部分内に1センチ弱詰まってるわけだもんね。
捨てる筆記具のほとんどが乾いてしまったフェルトペンな中で、本当に最後まで使い切ったことがウレシイ! このボールペン、もう愛着わいちゃって捨てられないかもw 記念写真撮った。
BICの黄色いボールペン、書き味は日本製よりいいかもしれないくらい書きやすいんだけど、中のインクの減り具合が見えないのが残念。中味引っこ抜いてもパイプはグレーなんだよ。インクの減り具合が見えないボールペンって、書けなくなったらインク終わったと思い込んで新品を買わせる作戦だなきっと。
2012/12/10
Painter20周年
10月、Painterの20周年だった!すっかり忘れてた。20年だぞ、おい〜〜。
1992年7月にMac導入、アナログ的なイラストが描けるとはまったく思ってなかった。ペンタブレットもいっしょに買ってあったので、Photoshopで何度か挑戦してみたものの、満足な出来にはならずあきらめかけてた。
Mac雑誌でPainterの存在を知り、日本語版が出るってことで期待。その年の10月に恵比寿で開かれた「Mac覧会」という展示会でPainterをいじらせてもらったところ、「しっくり来た」。そのまんま恵比寿のTooに立ち寄ってPainter1.2Jを買って帰るなり、数時間のうちに描いてみたのがこの絵。もう絵具はいらんと思いました。
これは当時でもかなり特殊な部類の絵です。1992年当時、すでに幾何学的っぽいカラフルなキャラクターを描き始めてました(絵具だけど)。この絵はPainterの性能を試すって意味で、数年前にやってた幻想画的なものをわざと描いてみたものです。お手軽です。顔はそのへんにあった雑誌の写真を見ながら描きました。
そうそう、まだその頃のMac関連ショップではPainterの前身のColorStudioが売ってましたよ。ColorStudioは91年までにPhotoshopにシェア争いで敗れた画像編集ソフトで、前身のImage Studioと合わせて画像編集ソフトの代表格だったんです。その後作者のマーク・ジマー氏らが同じ技術を元にアナログ画材のシミュレーションソフトとして作ったのがPainterなのです。
2012/12/09
modo601でキャラクターアニメーションやろう、の前提
このところ、Luxology modo601でようやく搭載されたキャラクターアニメーション機能をいろいろいじってます。今までキャラアニメは、3ds MaxとCAT(Character Animation Tool Kit)というプラグインばかり使っててました。CATはキャラを歩かせたり演技させるのがすごい簡単。以前はサードパーティでしたが買収されて3ds Maxの標準機能になってます。
ゼロからリグ(ボーンを組み、仕掛けを仕込んだもの)を作ったことがほぼなかったんですが、昨年、LightWaveやCINEMA 4Dでリグ組みを何度かやってみました。そのややこしさには懲りてたんだけど、せっかくmodoでそれができるようになったんなら、使ってみなくちゃもったいない。
7月には、ある仕事で18個のキャラクターにリグを仕込んで短いループアニメーションを作ったのでした。「空中に浮いたキャラクター」はむずかしくないのです。「足を地面につけたキャラを仕込んだり動かす」のがややこしいのです。
一ヶ月くらい前から、modo601でキャラクターにリグを仕込むところから本格スタート。足には苦労しました〜。インバースキネマティクス(先端を引っぱると本体まで動く仕組み)を足先に逆向きに仕込むやつ、仕組みがよくわかんないけどチュートリアルムービーのとおりにやってみたり。
今までに確認したこと。「キャラクターの体を動かす(リグ)、表情を変える(モーフィング)」、「目でモノを追わせる(ターゲット)」、「モノの受け渡し(リンクの親を替える)」、「触角とかをボヨヨンと慣性で動かす(ソフトボディ)」などキャラクターに関すること。「キャラにピントを合わせて背景をぼかす(被写界深度)」、「カメラに被写体を追わせる(ターゲットカメラ)」、「モーションブラー」、「カメラディストーション(レンズの歪み)」、「フォグ(空気のかすみ)」など環境に関することなど。他には「布や軟らかいもの落っことす」、「バラバラとモノを散乱させる」、「ロープの動き」、「簡単な煙」などなど。
唯一、布をスカートのようにキャラクターに取り付けて動かすとき、どう設定しても布がキャラを通り抜けてしまうのが未解決。本格的クロスシミュレーションが未搭載の現時点ではしかたないかも。
とはいえ実際のところ、アニメーション関連機能これだけできりゃ、たいていの3Dアニメーションは作れるはず。だよね?
で、大前提。ちゃんと作るなら、3ds Maxを使えばいいのはわかりきってるのですが、「根性で」modoだけでやるとどうなるか? 今のところ「無謀だ」という説が強いようですけどね。「根性で」は楽しいんですけど、仕事で切羽詰まってるときには通用しないんで、切羽詰まる前にやっておこうってことで。
今のところYouTubeやVimeoを見てもmodoだけでキャラアニメがどこまでできるかの限界みたいな動画が見当たらないんで、確信がないままやってる状態。マニュアル見ても、はっきりしない。搭載されてる機能がちゃんと動いたとしても、めちゃくちゃ重かったりめんどくさかったりする可能性だってある。
その点、3ds Maxはさすがに機能満載。「ボタン一発」ほどではないけど割と簡単にできるようになってるし。なんつってもマニュアルやチュートリアルがWeb上によりどりみどり無尽蔵。modoはその点まだまだ。
じゃあなんでmodoなのかというと、「基本Macだけでやりたい」が大きいのと、「モデリングとペイントはmodoでしかやるつもりがない」「modoはレンダリング速くてきれい」。あといくつか互換性の問題もあるけど、やはりmodoに慣れてるから。
どっちにしても、一つの3Dソフトの中で完結できるのがいちばんいい。2つ以上のソフトを使うと、データを書き出し・読み込みなどやりとりがめんどくさいし、マテリアル設定やエッジのウエイトなど二度手間が多いし。とりあえず、どこまでできるかな?ってことで。
・・・実は2台のMacのBootCampにWindows7・8をインストール、3ds Maxもスタンバイ済み。逃げ道もしっかり用意してます。新興のmodoで未踏の地に分け入るのも楽しいんだけど、「老舗の業界標準ツール」の安心感や信頼性には抗いがたい・・・。
っていうか、今までもPainterやZBrush、一時期夢中になってたCINEMA 4DやLightWaveなどなど。特定のソフトに肩入れした状態でいろんなところに書きまくったりしゃべりまくると、やりにくくなるってのがある。modoにも肩入れしすぎない方針。どんなに夢中になってるソフトでもあっさり裏切る可能性もありますのでよろしく、と予防線まで張ったりして。
2012/12/05
modo601、布の問題、ショートカットなど
modo601、ソフトボディを使って服みたいに布を巻き付けるのやってるんだけど、何をどう設定しても通りぬけちゃう。くそー!! 落っこちて物体に被さる布はできるんですけど、衣服的に巻きついた布がうまくいかん。YouTubeのムービーを参考にしてるのですが、このムービーでも通り抜けは解決されてませんね。
服をくっつけた体を動かしてるのですが、重力ゼロでも布の質量最低に下げてもマージンとってもrecoilのstepを50に上げても食い込みます~。微調整の具合なんだろうけど。
サイズの問題かと数メートル大にしてみたりしたけど、やはり食い込むなあ。テーブルクロスものれん通るのもできるのに、服だけ通り抜ける。 もしかしたら、服を留めてある位置が近すぎてマージが効いてないのかと本体を縮小してみたけど同じ。アンカーで固定しなくても、普通にかぶせて重力でなじませてから動かせばいいのかも。Tシャツやワンピースや袖に手を通す服はそれでいけるだろうけど、スカートとかはやっぱ固定しないとねえ。
Debug Drawing、おもしろい! recoilが何を見ているのか視覚的にわかる!
●modoのテンキーショートカット、FBで教えてもらっていろいろ使えるの知った! Shift押すと123の方向が逆さにできるんだ~!「=」でスムージングのオンオフ、「/」でワイヤフレームオフ、control加えるとオン、shiftでカラーワイヤフレーム。などなど。まだいろいろありそうだな。
スター・ウォーズのオモチャとか
あれだけ夢中だったのに、当時から今までスター・ウォーズ関連のオモチャって一つも買ったことない。ケンタッキーフライドチキンのおまけのボトルフィギュアとコーラのキャップくらいか。ほしい気持ちはあったんだけど、メカものもディテールが甘くて買う気しなかったし、あのブリスター入りのフィギュアのシリーズに顕著だったのが、「顔がぜんぜん似てない!」。
同様に、トイストーリー2のジェシーの人形がかなりほしかったんだけど、専門店で見てみるとやはり、どれもこれも顔が別人。俳優の顔は権利の関係でわざと似せてないことがあるそうだけど、ピクサーはCGじゃん! ちゃんと極限まで似せてよね!
ライトセーバーも、金属製のカッコイイやつとかあるけど、ほんとにレーザーの剣になるんじゃなきゃ魅力なし。同様に、小学生の頃のライダーベルトも音が出て回るだけで、ヘンシンできないじゃん!って興味惹かれなかったな〜。
2012/12/04
もっと小ネタ4本
●モノが増えるのが苦痛
このところ購入を迷い続けてたA4スキャナをついに購入(キヤノンのLiDEじゃないです)。思ったのは、使いたい機能が手に入るうれしさよりも、「新しいモノが来て部屋を狭くする」ってことのほうがはるかに気持ちの上で負担が大きくなっちゃってる。苦労してモノ減らしした後遺症か。
●パソコンにまつわる偶然?
しばらく机を離れてて戻って座った瞬間に画面がスリープになるのはなぜだ?いや、座った瞬間にスリープしたときだけ印象に残るから、って説は知ってるけど、それにしても多すぎないか?
●アイコンの穴
ドライバインストールDVDなどのアイコンをクリックすると、ディスク中央の穴部分をクリックして空振りすることが多い。穴ふさいどけー! っていうかど真ん中の小さな穴を正確にクリックするヤツもヤツだが。
●新型iMac
「薄さ5ミリ」って言い方はよしたほうがいいと思う。インチキ感が漂っちゃう。人間の頭部のサイズを耳たぶの厚さで言うみたいなもんじゃん。「最薄部5ミリ」ってのも意味がない。フチなんていくらでも薄くできるから。
2012/12/03
modo601、影だけレンダリングできるじゃん!
Base ShaderのVisible to Cameraをオフにすると、影だけレンダリングできるじゃん! マニュアルは見るもんだねえ!できないもんだと思い込んでた。
隠すアイテムのマテリアルにShaderを入れます。BaseShaderをそのまま突っ込んでもいいけど、新規にShaderを作るほうがいい。っていうか、Shader自体ほぼ使ったことなかった。さっきマニュアルみていろいろ使い道あるの知ったくらいの。
そのへん踏まえて、TDWの撮影スタジオ用シーンを作り直しとこう。影だけレンダリング用の真上からのライトとか作って。
仕事関連の小ネタ3本
●スケジュール、立てるだけ〜
仕事がいくつも重なって「どうすりゃいいんだ?」ってちょっと焦ってるとき、スケジュールをiCalで具体的にきっちり割り振ると、それだけで仕事終わった気分になるね〜〜〜。あー、よく働いた。これで間に合ったぞ。バッチリ! って感じ。まだ始めてもいないんだけど。iCal上のスケジュールなんて、結局 「組むだけ」で、ほとんど役に立たないなあ。でも、「ちゃんとやれば締切に間に合いそうだととりあえず確認できる」ってメリットはあるんだよね。
●ラウンド制
朝の9時から12時までをちゃんと集中して使い切れば、その一日は勝ったようなもんだ、とか思う。午後は眠くなるしどうしてもダラダラしちゃうから。夜は多少真面目にやるけどさ。
で、9-12時の3時間を1ラウンドとすると、午後と夕方で2ラウンド、夜21時までにも1ラウンド、計4ラウンドが仕事に使える時間。プラス、朝6-9時と夜21〜24時の2ラウンドも追加できなくもない。
とすると、一日6ラウンドあるってことか。せっかくの朝の時間をちゃんと使えなくて残念だった〜!とか思わなくても、あと3〜5ラウンドあるんじゃんね。がんばろっと。
●仕事は均等な間隔で来ない
仕事が暇なときはどうしちゃったんだろ?くらい暇なのに、依頼が来るときは一日に何個も重なって来る。なんで均等に来ないんだ〜〜?と思いがち。でも
つぶつぶの豆でもスプレーの飛沫でも何でも、均等な間隔で並んでないもんね。必ず密な部分と疎な部分がある。仕事が来るときも同じく、均等にまんべんなく来るほうが実は不自然なんですよ〜〜。季節モノや曜日によっても密度は変わるし。どちらの場合も、今と逆の状態にあこがれますね。
2012/12/02
modo601、被写界深度やフォグなど
被写界深度とモーションブラーとフォグとカメラターゲットを設定したシーンをmodoで初めてレンダリングしてみた。すごいきれい。
・カメラターゲットを追いかける場合、ターゲットに自動的にピントが合うのね!!
ボケボケにした被写界深度はザラザラになるけど、アンチエイリアスの値を上げるときれいになる。
・アンチエイリアスをデフォルトが8samples/pixelのところを256に増やしたら、すごいきれい。レンダリングはちょっと遅くなるけど。なんだあ。被写界深度なんて滅多に使わないけど、たまに使うとザラザラのボケがすごい嫌だったんだー。
新iTunesのインターフェイス
ver.11になってインターフェイスがずいぶん変わった。サイドバーがない! やっぱ必要だよなあってことで表示した。なんで最近「選択肢を隠すインターフェイス」が流行ってるんだろう? IEもChromeもメニューがないのってめちゃくちゃイライラするじゃん? Acrobat Proもメニューにあった機能がサイドのタブに移動して使いにくいし。
アルバム表示のとき、そのアルバムだけリストの中で展開表示する方式に。ちょっとカッコイイな。でもかっこつけすぎてAppleのインターフェイスじゃないみたい。
中央上の小窓のフチが細すぎて見た目のバランスが悪い。細くしたってより、タイトルバーを廃止したってことらしい。空いている部分をどこでも掴んでドラッグすればいいらしいのだが、「取っ手」が見えてるほうが使いやすいのに。
「新規」のタスキ、これはいくらなんでもナイ! あと、最小ウインドウにしたときに、最大化とかのアイコンがAppleの標準仕様じゃない!これはいくらなんでもダメだろう。
ちょっと標準インターフェイスってものを軽視しすぎじゃない? 隅々まで厳しいガイドラインに沿うことで、Macは使いやすかったはずなのに。
ちょっとそれに関連で、OSXのFinderに「どうしたんだApple?」的なマヌケな部分がある。フォルダーのツールバーを表示/非表示に切り替えると、アイコンサイズ調整スライダの位置がウインドウの右下/右上と変わること。使いづらいの極地。ちゃんとやってよね〜。