2007/10/15

Apple新アルミキーボード


新アルミキーボード(JIS配列)を購入。使い心地は・・・・微妙。

まず、良い点。
机に置いたとき、ほとんど段差がなく、机にキーボードが埋め込んであるかのような自然な打鍵感。キータッチが弱いのはすぐに慣れた。割としっかりしているんじゃないかな。以前ThinkPadのキーボードを「コンクリートに据え付けてあるような」と表現したことがあるが、それに近い。力を入れないで指が動くままに打ち込む感じ。僕の場合、タブレットの上端に乗り上げさせて使うのだが、タブレットの上に置いたカッティングマットとキーボードのアルミ部分がほぼ同じ厚さなので、キーだけが同一平面から浮き出している感じになって具合がいい。普通にテキストを書く場合には新キーボードは非常に良い、のだが・・・。

イマイチな点。
caps lockキーが右端になった分、optionやcommandが左にずれた。commandキーがZキーの真下。親指と人差し指で「UNDO」するのさえちょっとやりにくい。親指を常時内側に曲げておく感じになってしまい、ちょっと疲れる。よく使う「command+M」や「command+J」の人差し指が届かなくなったし、修飾キーの同時押しを多用するソフトでは特に不便。どうせならWindowsのCtrlキーみたいにcommandキーを左端にしてくれたらよかったのに。小指をいつもCtrlキーにのせておくと、バスケのピボットみたいにショートカットキーが自由自在に押せて具合がいいのだが。

と思ったら、ドライバで修飾キーをいろいろ入れ替え可能なのだった。左端をcommandキーにしたらWindowsみたいでなかなか快適。でもこれで慣れちゃうとMacが使いにくくなっちゃうのでしばらく標準のままで使ってみることに。

今まで無意識に押していたショートカットキーがどういう指使いだったのかあらためて確認してみると、親指と薬指を微妙にずらしながらいくつかのキーを使い分けていたようだ。なので、新キーボードでは左手がキーボードの外に半分はみ出るような配置にし、親指をコマンドとオプションの中間に置いて滑らせる感じにすると、とりあえず従来の感覚とそれほど違わないで済むことがわかった。または、Optionキーを小指。

それでなんとか慣れそうな気もしたのだが、ひとつだけ大問題。最近使用頻度の多くなっている3Dソフト「modo301」のズームのショートカット「option + control」が押しにくい。っていうかshiftキーを跨いで小指と薬指で押すのはほとんど不可能。親指を左端のoptionまでスライドして打つのも相当大変。やはり、commandとoptionキーは親指の担当に慣れちゃうほうが便利そうだ。

■追記
AppleサイトのキーボードのページのUS配列キーボード配列を見てみると、commandキーは元の配置に近い。US配列について調べてみると、なるほどな事実が判明。そもそも、US生まれのソフトウェアは、当然USキーボードを使ってる開発者が使いやすいようにと考えたショートカットキーが設定されてあるわけなのであった。そりゃそうだ。USキーボードも入手して確認してみなきゃ。

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