2012/06/19

音楽CDが売れない件

かつての音楽レコードや現在のCDの購買層と年齢別の人口をくらべてみると、「なーんだ! 売れないの当たり前だよな〜、アハハハハ〜〜!」ってなるよ。

年齢別人口推移グラフをWebで探して見てみてくださいよ。40歳前後の人口がピークです。その世代が中高生の頃は90年代後半。つまりCD購買のピーク。現在の中高生は当時の半分ちょっとくらいです。

ということは、90年代後半のミリオンセラー連発と同じ売れ方をしたとしても売れる枚数は半分なのが自然な状態。売れる枚数が落ちていくのめちゃくちゃ当たり前!! 同様に、DVDとかの映像メディアもマンガも本もひょっとしたらゲームも、90年代後半にくらべて売り上げ半分になるの当たり前なんです!

もともとピークの半分しか売れないはずなのに、違法ダウンロードやコピーのせいにして手枷足枷がんじがらめにして音楽を楽しくないものにしたら、さらに悪化するわ。っていうか数字苦手な僕が年齢推移グラフを見て「なあんだそうだったのか!」ってわかることが、なんで周知されてないんだ??

逆に考えると、三分の一とかじゃなく半分程度に留まってるっていうことは、ケータイやゲームをはじめ、限られたお小遣いを奪い合う強敵ライバル乱立の中で、CDを売れる可能性の限界までちゃんと売ってるわけです。レコード会社、健闘してるんです。けっこうしぶといじゃん!って気もしてくる。レンタルもこれからの主流であろうダウンロード販売もCDの売り上げには含まれてないわけだし。

だいたい、昔の中高生だって自前でLPレコードを買うようなヤツはよっぽどのマニアで(お金もあって)、クラスに1〜2人程度しかいない奇特なヤツだったんじゃない? なにしろLP一枚買ったら一ヶ月の小遣い終了!でしたし。

それで、そうやって売り上げを支えてきた奇特なマニアがレコードを貸してくれたりカセットに入れてくれたおかげで聴いて音楽に興味を覚え、ズルズルと音楽に金を注ぎ込むマニアが誕生するんですよね。

どういう経緯で自分がCDやDVDを買うようになったか考えりゃ、導火線の火を踏みつぶすような対策はできないはずなんだけどな〜。あと、レンタルすれば10枚借りられる値段のCDを買う人って、普通に考えればよっぽどファンでなきゃ、どうかしてる。

コピーフリーにして比較的自由に鑑賞できるようになって裾野が広がれば、自分で金出してまで買う人が100人のうち数人くらい出てくるんだよ。それでいいんじゃないの? お金をいつまでも払い続ける音楽中毒者養成をおろそかにし、目先の売り上げばかり追えば、流行ってるから飛びつくだけの一般消費者しかいなくなっちゃう。

僕らの世代なんか、レコードで持ってるのにCDで買い直し、さらにiTunesストアで購入したりしてる。「ディスクや音楽ファイルではなく、聴く権利を購入」のライセンス制希望!

とはいえ、この僕でさえ、新しい音楽を積極的に聴こうってのはなくなっちゃった。普段はネットラジオでほとんど足りるし、iTunesに何万曲も入ってるのは全部何かの思い入れや期待があって買ったCDなわけだし、ちゃんと聴けばすごい好きになる曲もまだまだあるにちがいなく、新しい曲を聴こうって余裕ないなあ。聴きたいポッドキャストも溜まる一方だしね。
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