2019/01/20

最近観た映画メモ「カメラを止めるな!」他

リアル・スティール(2011年)
グリース(1978年)
ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦(2010年)
カメラを止めるな!(2017年)

●リアル・スティール(2011年)

おもしろかった! めちゃくちゃわかりやすくベタすぎる「親子もの+スポーツ挑戦者」話なんだけど、シラけないで、ちゃんとノレた。子供が自分がどういう立場なのか理解してる上に、大人と対等にちゃんと主張したりするのは、先日の「ペーパームーン」にも似てて、ツボ。ロボットはCGとメカトロニクスを使ってるんだろうけど、全編違和感なくて素晴らしい。吹き替え版は「日本人の自尊心をくすぐってくれる」的にちょっと惜しい部分があるので前半は字幕で観るほうがいいかも。パンクっぽい格好で出てくるあの人が脚本書いたそう。LOSTのヒロインと怖い傭兵のあんちゃんが出てる! 前半のヒュー・ジャックマンの父親のバカぶりが過剰なのがちょっと残念。

●グリース(1978年)
サントラ盤は好きで当時から聴いてたけど、映画は観てなかった。いちばん苦手な世界だからw 「サタデーナイトフィーバー」と「スター・ウォーズ」は日本では同時公開で、映画館のロビーで両方の観客が入り交じってた。どちらの観客かは見りゃわかる。あっち側の人たちとは仲間になれそうにないなって思ってたw 「グリース」にも同じ匂いを感じてたんだけど、40年後に観てもやはりそんな感じ
だった。「おバカなお祭り騒ぎミュージカル」としては、たぶん舞台版なら相当楽しく観れると思うけど。トラボルタもオリビア・ニュートンジョンも、行動原理がめちゃくちゃで、頭おかしい役に見える。「え?なんで? いいのかそれで?」みたいな。一本の映画としてではなく、いろいろ使える素材カタログとしては素晴らしい。ジェームス・ディーンの時代から70年代への文化の橋渡しというか、いろんな映画やドラマで観たことのあるシチュエーションや道具立ての宝庫。

●ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦(2010年)
実写版「クマゴロー」。クマや俳優がアニメとはちょっとタイプが違っちゃってるけど、雰囲気はちゃんと再現されててすごい楽しかった。よくできてる。安心して観てられる感じ。当時なんで話題にならなかったんだろうと思ったら、3.11の震災で公開が中止され、ビデオスルーになってたとのこと。

●カメラを止めるな!(2017年)
途中で調子が変わるとか二部構成のゾンビ映画くらいは知ってたけど、ほぼ真っさらで観た。いやーおもしろかった。前知識ほとんど入れなかった勝利w 前半、正直言って「これはヒドイ、何このグダグダ、出来の悪いコントみたい、ワンカット撮影っても意味ないじゃん、カメラ酔いで気持ち悪い〜」とか思ってたんだけど、そういうことだったのね!w うまいなあ。後半はひたすらニコニコしながら観てたw 何度も見たくなるのもわかるわ。登場人物のキャラ立ち具合も良かった。

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