2026/05/26

最近観た映画メモ「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」


●スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー(2026年) 2:12 アメリカ

観てきた。日本語吹き替え版。2023年の「君たちはどう生きるか」以来3年ぶりの映画館。公開されたばかりの映画については書きにくいんだけど、導入部以外、ほぼネタバレなしで書いてみる。心配なら読まないでくださいということで。

監督:ジョン・ファヴロー、出演:ペドロ・パスカル、シガニー・ウィーバー他。

賞金稼ぎのマンダロリアン、ディン・ジャリンと弟子のグローグー。新共和国から請けた新しい仕事は、誘拐・監禁されているという故ジャバ・ザ・ハットの息子の救出だったが、意外なことに……という話。

一話完結のドラマの2回分の内容に時間をたっぷり使ったという感じで、全体で一本の映画という印象は薄い。

ストーリーはほぼ一直線。回想シーンも伏線もない。スター・ウォーズではたいてい(地上と宇宙など)複数の場面が同時進行するけど、今回はそういう構成はない。子供でも100%楽しめるような作りにしてるんだろう。

アクションは本当にすごい! 異様に静かなシーンを作って対比も効いていて、途切れなしに続く派手なアクションは見応えがある。

ただ、いつも言ってる「ドンパチや格闘アクションはもう十分なので、そろそろストーリーを進めてください」的にはちょっとツライ。

グローグー、ほとんどの場面で人形で撮影してる? 動きのぎこちなさがまたカワイイw

ジャバ・ザ・ハットの息子って、映画版の「クローン・ウォーズ」(2008年)でも誘拐されてたよね? と思ったら、同一人物w

非常にシンプルなので、ドラマ版の予習など予備知識は必要なさそう。マンダロリアンという種族や文化の話すら出ず、ファン的には浅く感じるかもしれない。「マンダロリアン」初心者は、興味を持ったらドラマ版を見てねってことか。

・あれって「フレンチ・コネクション」だよねw

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2026/05/25

最近観た映画メモ「メトロポリス」


●メトロポリス(2002年) 1:47 日本 Amazonプライム

りんたろうの自伝漫画「1秒24コマのぼくの人生」の冒頭に出てきて、そういえば観たかったんだと思い出して、鑑賞。手塚治虫の初期の有名作品を原作としたアニメ映画。監督:りんたろう、脚本:大友克洋

人間とロボットが共存するメトロポリス。禁じられた人造人間を研究しているロートン博士を逮捕するために日本からやってきた探偵のヒゲオヤジと甥のケンイチ少年。その研究所が火災になり、ケンイチが救出した少女は博士が作った人造人間だった……という話。

う〜ん、映像は濃いし確かにすごい部分は多いけど、まったくノレなかった。登場人物の誰にも感情移入できない。みんなステレオタイプの役割で動いてるだけのように見える。ジェームズ・キャメロンはじめ、海外では絶賛されてるそうだけど。

初期手塚画風の丸っこいキャラクターデザイン。静止画での印象はよかったけど、動くと異様に甘ったるく、虐げられた市民の蜂起や、政治の陰謀渦巻く壮大なストーリーと合わない。1920年代っぽいジャズ調の音楽も絵柄のクドさを強調する。

3DCG併用に違和感。使わなくても支障なさそうなシーンに「すごいだろ!」って嬉々として当時の最新技術を使ってる感じ。いや確かにすごいんだけど、過剰サービスかも。

遠景にモブの小さな人物たちがそれぞれ動いている中で、主人公たちがちゃんと歩いて移動したり芝居してるのはちょっと感動。

そういえば、高校2年の夏休みに観た、同じりんたろう監督の「銀河鉄道999」(1979年)のクライマックスで気づいたことがある。「日本のアニメ映画って必ずクライマックスで建物や城が派手に崩れ落ちるよね?」と。

この「メトロポリス」でも、定番の「屋台崩し」がある。宮崎駿作品でも「カリオストロの城」「天空の城ラピュタ」などそうだし、さらに昔の「長靴をはいた猫」もそうだった。宮崎監督自身、「屋台崩しをやめよう」と考えて作ったのが「千と千尋の神隠し」だったらしい。

同じくりんたろう監督の「幻魔大戦」(1983年)も観に行ったけど屋台崩しだったかな? ほとんど何も思い出せない。そういえば大友克洋とこの時点で組んでたのね。

あと、「メトロポリス」といえば1927年のフリッツ・ラング作品(1984年のジョルジオ・モロダー版は観に行った)だけど、直接は無関係。原作のマンガも読んだけど、アニメとはかなり異なる。手塚治虫がフリッツ・ラング版を未見のまま、タイトルとイメージだけ借りて描いたらしい。

2026/05/15

#最近観た映画メモ「ゲット・ショーティ」


●ゲット・ショーティ(1995年)  1:45 アメリカ Amazonプライム

監督:バリー・ソネンフェルド、出演:ジョン・トラボルタ、ジーン・ハックマン、レネ・ルッソ、ダニー・デヴィート他と、カメオ出演の大物数名。

マイアミギャングで映画マニアのチリ・パーマー。苦手なボスの下で働く羽目になる。逃亡したクリーニング会社の社長を追ってロサンゼルスへ向かったところ、ついでに依頼された借金取り立ての相手が、ハリウッドの大物映画プロデューサー。ところが二人は意気投合し、チリは自分のアイデアを映画化しようとするが……という話。

前半の面白さは最高! 「パルプ・フィクション」(1994年)のヴィンセントが別の人生を生きてるようだw 映画談義など雑談多めなのもタランティーノの影響? 後半では焦点がぼやけてしまってちょっと失速するものの、面白かった。

映画好きをくすぐるネタがいろいろ詰め込まれてる。ただ、雑談の断片がマニアックすぎてちょっとクドいけどね。トラボルタが映画館で観ている、オーソン・ウェルズとチャールトン・ヘストン共演の「黒い罠」(1958年)は観たくなった。

ジーン・ハックマンが割と普通のにこやかなおじさんを演じる、って珍しいのでは? ダニー・デヴィートもいかにも大物な雰囲気を出してて面白い。

基本コメディだけど、オモシロおじさんかと思ってた悪役たちの、かなりえげつない暴力描写にちょっと引く。バランスがちょっと変わってる。

「Get Shorty」は「チビを捕まえろ」の意。チビとは、ダニー・デヴィート(147cm)演じる人気俳優を指す。すごいタイトルw

・今知った。ダニー・デヴィートって「パルプ・フィクション」のエクゼクティブ・プロデューサーなんだ!!

・ところで、昨年亡くなったジーン・ハックマン。日系人の奥さんが急死した後、認知症由来の病気で亡くなったという悲しいニュース。その記事を見直してたら、なんと奥さんの死因は今話題になっているハンタウイルスによるものとのこと! 珍しいケースだとされてるものの、意外にあるんだと驚いた。アメリカ南西部ではネズミの害として時々問題になるそう。

2026/05/12

豊橋駅前のパブリックアートの作者にびっくり!


先日、豊橋駅周辺で見つけた、めちゃくちゃ好みのオブジェ!

Googleカメラ検索したら、「豊橋駅前にあるパブリックアート『ミスネッシー』。北山創造研究所の北山孝雄氏によってプロデュースされた作品」とのこと。

北山孝雄って誰?と検索したら、安藤忠雄の写真が出てくる。おかしいなとWikipediaを見たら、安藤忠雄の双子の兄だって。えええ〜〜!!

2026/05/04

スケッチからAI生成で失敗w


カラースケッチからのAI生成。一枚目は光沢が強すぎたので、修正してもらおうと、「半光沢に」と書こうとして、間違えて「反抗択に」とプロンプトしてしまったら、こうなった。


反抗的w

最近のTDW制作では、完成したカラースケッチを3DCGで立体化する前に、生成AIでざっと立体化してます。どこをどうすれば魅力的か?とか、これは立体化してもつまらんな、とか、作る前に注意点がわかってとても効率的。ChatGPTの場合が多いけど、これはたまたまGrok。


カラースケッチ

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2026/05/03

最近観た映画メモ「クワイエット・プレイス」


●クワイエット・プレイス(2018年) 1:30 アメリカ Amazonプライム

監督:ジョン・クラシンスキー、出演、ジョン・クラシンスキー、エミリー・ブラント他。

謎の宇宙怪物が人類を捕食しはじめて472日。奴らは「音」のみを感知して襲ってくる。わずかに生き残った人々は音を立てないようにひっそりと隠れ住んでいる。ある家族のサバイバルの物語。

家族愛をテーマとした美しい映像の格調の高さと、ベタな演出が混在する不思議なバランスの映画、って印象。ラストのエミリー・ブラントの表情からすると、どちらかというとベタな娯楽映画を格調高く見せる工夫をしたのかもしれない。

ツッコミどころは多いけど、この設定で面白くならないわけがない。ただ、90分の映画というより、30分くらいの短編のように感じた。

「ジョーズ」のように、モンスターをなるべく見せない演出を意識しているようだが、それでもドアップでCGのモンスターを見せてしまうあたりはちょっと中途半端。あれはやはり「感度が高そうな耳」を見せたかったのかな。

・エミリー・ブラントが出てると、画面が一気に「マジ/本気」になる。この人の持ち味だろう。

・「音をたててはいけない」という設定の映画ってことで、冒頭から極端に静かなためにスピーカーの音量調整ができず、ときどき唐突に大きな音が出て、かなりびっくりするw(「音を出してしまった、ヤバい!」の場面など)

・サイレント映画を研究したそうで、わかりやすいベタな演出が多いのはそれだろう。確かにこれはサイレント映画だ。映画半ばまできて、日本語吹き替え版だったことに初めて気づいたほどw

・いやしかし、どんな素人でも、あそこにあの向きで釘は打たないよね?w ←ベタな演出の例。置くならレゴとかのほうがよかったのでは?w

・「ドルーピー」の一編「呼べど叫べど」を思い出してしまった。釘のシーンは特にw っていうか、核心部に同じ小道具が出てくるあたり、偶然ではないかも。

2026/05/02

「ジョーズ」50周年記念サントラ盤

(これは1976年購入の自前のレコードのジャケット)

「ジョーズ」50周年記念サントラ盤、三枚組。アナログ盤や配信もある。
https://www.udiscovermusic.jp/new-releases/john-williams-jaws-soundtrack-50th-anniversary-vinyl

映画に使われた音源を完全収録とのこと。1975年の「ジョーズ」サントラ盤は、初めて買ったレコードで(1976年1月、中学1年のとき)、たぶん今まで最も繰り返し聴いたアルバムのひとつだろう。

聴いてみたところ、聴き慣れたサントラ盤とはずいぶん違って、なんとなくもったりしてる。テンポも変だし、曲の途中で断ち切れるし、お気に入りだったフレーズが飛ばされてるし。最も有名な「ジョーズのテーマ」など、盛り上がる展開の前にあっさり終わってしまう。

ああそうか、先日書いた「E.T.」20周年特別版と同じなんだ。1975年のサントラ盤は、レコードとして聴きやすいように編曲され、別に録音されたものだったのだ。Amazonプライム配信の映画「ジョーズ」を観ながら50周年サントラ盤を聴き比べると、まさに劇中の音楽そのまま!

何十年後に確証を得た。テレビ放映やDVDや配信などで「ジョーズ」は何度も観たけど、そのときに感じた劇判音楽の“もったり感”は、映像のタイミングに合わせてるからなんだ! 音楽としての完成度よりも、画面との同期が優先されていたのだった。

・おまけ

とはいえ、他の映画のサントラ盤も、映画に使われた音楽そのものではないな、とはなんとなくわかっていた。1976年当時、「サントラ(サウンドトラック)」って何?と百科事典で調べたら、映画フィルムの音声が入った帯(ギザギザに見える)のこと。それをレコード化したのがサントラ盤、と説明されていた。なので、レコード用に別に録音されたものとは考えにくかったのでした。

実際には、マスターフィルムではセリフ・効果音・音楽は別トラックで管理されているものの(だから吹き替え版が作れる)、市販のサントラ盤は必ずしもそのままではなく、アルバムとして再構成されたものも多い、とのこと。



TDW_4025 Blender練習、まるくてシンプルシリーズ