2013/04/17

「ボーカロイド」対「生身の人間」

ボーカロイドのイベントで「音楽は生身の人間が魂を込めてやるものでしょ。バーチャルのなにがそんなにおもしろいの?ふざけんなよ!」と女性歌手が叫んで乱入。だそうで。

おもしろい! 歴史の変わり目には時間差があるんだなあ。僕にとってのイラストやデザインは21年前にその変わり目があった。文章書きや書類仕事はもっと前からだろうし、フィギュアの原型師さんは数年前からデジタルに置き換えが進んでるらしい。

「歌」はデジタルに置き換えが効かないと思われていた最後の一つなのかも。初音ミクなどのボーカロイドはプロ歌手からすれば完全にオモチャみたいなもので、自分らの仕事とは関係ないと思われていたにちがいないけど、さすがにボカロの盛り上がりに危機感を感じたんだろうな。自分の技術や存在をないがしろにされてる感というか。

他の分野は全部デジタルの洗礼受けて豊かになったんだ。歌だってそうだよ。デジタルの歌に対して生身の人間ができることは何か考え直す機会になるだろうし。専門家の歌手がボカロを調教すれば、素人には真似できないことできるんじゃない? ボカロを使うプロの歌手なんてまだいないのかな? まあ、まだ声のバリエーションが少ないしニュアンス出すためにいじれるパラメーター少ないもんな。少なくとも男声女声老若100人くらいのバリエーションがあれば。あと、数人〜数十人とかの声のサンプリングで、コーラスのボーカロイドって需要多そう。

プロ歌手が、自分の歌の魅力を最大限に出すために、音声編集ソフトとかで音程や音質やタイミングや切り貼りやいろんな手を駆使してるってのはありそうだな。山下達郎とか。一発録りでないとプロじゃない!なんていう人はさすがに少なそうだし。
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