2006/08/16

Toys-量産用マスキング




先日、ある展覧会用のアクセサリーとして小さいフィギュアを作った。それはまだ発表しませんが。複製を二つ作ったんだけど、何がつらいってやっぱり塗装が一番大変。手塗りなので一個塗るのに何時間もかかる。めんどくさい。目はクロマテックで作ったので楽だったけど。なにかいい方法を見つけないと何十個の量産なんかとてもじゃないけど無理。

ってことで、量産向きの塗装法を調べると、中国の工場などでは銅製の型を当ててエアブラシを吹くようだ。日本のソフビ工場などでも金属製の型を色数分作り、当ててエアブラシ。うちにあるいろんなフィギュアをルーペで観察すると、多くのソフビが確かにそういう方法で塗ってあるようだ。

ということは、原型を元に型を作ってエアブラシ吹けばいいじゃん。最初はシリコンで作れないかと思ったけど、塗り分けラインを正確に切り抜くのが難しいのと、ミスった場合に修正が不可能。じゃあ、パテではどうか。ポリパテはもろいので最初はエポキシパテで作ってみた。ワセリンを塗りたくった上にエポパテを盛って待つこと数時間。見事に原型に接着されてしまい取れない〜。

どうにかバリバリと剥がし、次はポリパテ。こちらはうまくいった。でもやはりもろい。補強にエポパテを盛り付けてる最中に割れてしまった。もう一度ポリパテで作り直して今度は注意深くエポパテを盛り付けて補強。塗り分けラインをデザインナイフやヤスリで削り出し、なんとか完成。

で、エアブラシを買ってきた。禁断のエアブラシだったんだけど、ここまできて引き返せるか。うまくいくかテスト。地色を筆で塗った上に型を当てて練り消しで固定。エアブラシでオレンジ色を吹き付け。うまくいった。二番目の型を当ててブルーグレーを吹く。こちらは塗料が濃すぎてちょっと失敗。

でも、中国の工場で塗装したような、ちょっと柔らかい境界線の美しい塗り分けができた。こりゃあイイ!!これなら量産も苦にならない。ややこしい迷彩模様のキャラクターだって型さえ作れば量産可能!いいじゃん!!! 他のやつの型も少しずつ作成中。

■追記
水で溶ける木工用接着剤のようなものを塗った上にエポパテを盛れば、硬化した後で水につけておけばパコっときれいに剥がせるようだ。試してみたのはあの「離型剤S」。これも水で溶ける。エポパテのほうが盛りやすいし薄付けできるし、硬くて整形しやすいので便利。

■追記2
ここまできっちりマスクが作れるんなら、目なんかもエアブラシで描けるかも。
あと、マスクを作れば下地に正確に白い部分を塗れるわけで、
透明色のインクジェットタトゥーシールでもいけるのかも。
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