Netflixも値上げ。サブスクをいくつも並行するのはもったいないと思ってたけど、これで踏ん切りついた。数ヶ月ごとにでもサブスクをこまめに切り替えるほうが明らかにお得。Netflixは先日再開したばかりなので残すけど。
ウルトラサブスクとU-NEXTは10月末で休止した。Disney+も「SHOGUN 将軍」他いくつか見終わったら一旦休止の予定。Netflixに集中してある程度見れたら、半年後か1年後にU-NEXTを再開して交代するつもり。Amazonプライムはやめられないし。
朝、習慣でU-NEXTの雑誌読み放題を開いたら「月額プランの申し込みが必要です」って出た。そりゃそうだw 最近開いた雑誌はまだ見れるようだけど。
●アメリカン・サイコ(2000年) 1:41 アメリカ U-NEXT
監督:メアリー・ハロン、出演:クリスチャン・ベイル、ウィレム・デフォー、ジャレッド・レト他。
ウォール街の投資銀行で働く若いエリートのベイトマンは、現代アートがかかる高級アパートに住む典型的ヤッピー。ブランドやエクセサイズや予約が取れない人気レストランなど、同僚たちとのマウントの取り合いの毎日。満たされないベイトマンは、次第に人間性が壊れてしまい、快楽殺人を繰り返すようになっていく。あるとき、ムカついた同僚を酔わせて自宅へ連れ帰り、斧で……という話。
狐につままれた感じw 前半、読んだことないけどたぶん田中康夫「なんとなくクリスタル」的なブランドの羅列とうさんくさいヤッピー生活の描写にうんざりするけど、やがてとんでもない展開に。あれよあれよと見てる間に、それが現実か妄想かわからなくなってくる。
ちゃんと理解できてるか自信ないけど、面白かった。これ、ヤッピーをおちょくったコメディだよね? ド派手な殺人が延々続いてる最中、ふと「あれ? これって現実かな?」って我に帰るところ、イイw
80年代後半って日本ではバブルだけど(「日本がアメリカ中の会社を買ってしまうかも」って話も劇中に出てくる)、あの感じってヤッピー文化からも来てるのか。「ヒッピーの次はヤッピー」とか雑誌で特集されてたのは覚えてる。
・名刺バトルいいなあw 活版に箔押し、脂汗。バトルに負けた腹いせにww
・結局、登場人物の誰もがベイトマンを人違いしてる? 誰が誰でもかまわない無関心の世界か。あの殺害した同僚でさえ本当は誰だったんだろう?って。
・楽しみにしてたから今聴きたいという「ロバート・パーマーの新曲」が「Simply Irresistible」なので1988年の話だ。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースやフィル・コリンズ、ホイットニー・ヒューストンなど、僕も好きだった音楽のウンチク話。とはいえ、本当の音楽マニアなら眉をひそめるような売れ線ポップミュージックの表層的な話しかしないってのは、ヤッピーの底の浅さを皮肉ってるんだろうな。
●マッドマックス:フュリオサ(2024年) 2:28 オーストラリア・アメリカ U-NEXT
「マッドマックス怒りのデスロード」(2015年)の前日譚、シタデル砦の大隊長フュリオサの半生を描くスピンオフ。監督:ジョージ・ミラー。出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース他。
荒れ果てた地に残った「緑の地」からバイカー軍団に連れ去られた少女フュリオサ。追ってきた母親を殺したボス、ディメンタスに飼われるが、シタデル砦を仕切るイモータン・ジョーに渡されてしまう。砦の中で逃亡、少年になりすまして成長したフュリオサは、新造の巨大タンクローリーに隠れて砦を出るが……という話。
めちゃくちゃ面白かった!超最高でした。 「怒りのデスロード」のメモで「なにより全員キャラ立ち。この世界でみんなそれぞれ必死で生きてる感。一人ずつ一本映画作れそう」って書いたけど、完全にそれ。イモータン・ジョーやリクタスなど、おなじみの強烈キャラクターも総出演。
前作では超ド派手なノンストップカーアクションに惑わされ、人間ドラマ的に目移りして印象が薄かったけど、今作ではフュリオサにだけ注目してればいいし、落ち着いた章立てでわかりやすい。とはいえ、中盤のタンクローリー襲撃の一部始終なんか3回も繰り返し見ちゃったくらい見応えがあった。
アニャ・テイラー=ジョイ。ギラギラの目!表情!すごいカッコイイ。ほとんど劇画! キメのカットもいっぱい。「マッドマックス」に最も合わないタイプと思ってた。華奢だからこそ、根性が際立つ。
・「オーストラリアのここら辺の話ですよ〜」と明確に場所が示されたのって今まであったっけ?
・「マッドマックス」なのにマックスまったく関係なしの話。と思ったらw
・アクションシーンで控えめにずっと流れてる「ズズズン、ズズズン」って感じの音楽の緊迫感がたまらない。音楽:ジャンキーXLの今までの映画音楽のリストがすごい! ザック・スナイダーはじめ、なるほどって映画ばかり大量に。
・フュリオサの義手の動力の模型用エンジンってOSかエンヤ製では??
・前作の原題「Fury Road」と怒り(fury)の戦士「Furiosa」って、もともと関連づけてあったのね。
今までMeta Quest 3で観た中で最も「大画面のど迫力」を堪能したかも。ただし、めちゃ疲れるw 前作はなぜかMBP13インチの画面で見た。「イヤホンつけて集中して見てれば画面サイズはあんまり関係ない説」を唱えてるけど、確かに迫力に不足はなかった。……けど、前作もMeta Quest 3で見直したくなった。
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