2009/06/16

■グラフィック薄氷大魔王[182]「紙の本」VS「ディスプレイ」

一般に本は、「いつでもどこでも広げて読めるし、電気もいらないし、ペラペラめくれば内容を大まかに把握できる。デジタルにはマネのできない長所だ」と言われている。

でも、本を読む(見る)には、まず、本の実物が手の届く範囲にある必要があり、本棚から目的の本を見つけ出さなきゃいけない。座る場所を確保しなきゃいけないし、照明のために電気が必要だ。冊数が多ければ置き場所も大変だ。

大きな画集などを見る場合はもっと極端で、重い本を取り出して持ってくるのがおっくうじゃない程度の気力と体力と、本を安定して置ける机としっかり調整された照明が必要になってくる。好きでよく広げる本ほど痛みが激しく、洋書など糊がバリバリになってページがどんどん抜け落ちてしまう。消耗していく。紙の束に特別な価値を見いだしているのでないかぎり、本は、実はかなり不便だ。

その点、パソコンのディスプレイで読む場合(たとえばPDF)、照明も角度も完璧、重さはゼロ、目的の箇所は検索すれば出てくるし、バックアップさえ可能。それに、以前はパソコンの処理速度が遅くて現実的じゃなかったペラペラめくるのだって今ならぜんぜん可能だ。

なんでこんなこと書いてるかというと、またまた本の大処分をしたのです。昨年、かなり処分したのですが、あんなもんじゃないです。今度はマジ本気です。古くは30年以上前に買った本も含め、持ってた本のうち、たぶん三分の二、いや、四分の三くらい処分しました。

続きは
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20090610140400.html
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