2023/06/14

最近観た映画メモ「ゾッキ」他


都内なら珍しくもないだろうけど、映画やドラマに自分の育った町や通った高校やなじみの店が出てくること。今回の2本の映画のロケ地は僕の出身地の愛知県蒲郡市。映画やテレビのロケ地勧誘に力を入れてるのは聞いてたけど、知ってる町が舞台になってるって妙な感じw

●ゾッキ(2021年)1:53 U-NEXT

大橋裕之の短編マンガ作品集「ゾッキA」「ゾッキB」から抜粋したエピソードを、竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人がエピソードごとに監督。豪華キャスト、松田龍平、吉岡里帆、松井玲奈、倖田來未、竹原ピストル、鈴木福、國村隼、ピエール瀧、森優作、九条ジョー、石坂浩二も特別出演!

コメディ。ゆるかったりホロリだったりのエピソードの数々。監督が本業じゃない人が撮った映画にありがちな、「わかるでしょ、これ?」って観客にもたれかかってきて疲れる感じは少なく、普通に面白かった。エピソードが少し関連してるのも心地よい。原作2冊も読んでみたけど、割とそのまんまに映像化されてる。

ロケ地は市内ならちょっと検索するだけでだいたい特定できた。岡崎や豊田でも撮影されてるので知らない場所もあるけどね。

西浦駅、温泉街道の看板のところ

2023/06/07

最近観た映画メモ「ロング・グッドバイ」他



U-NEXTのマイリストにずっと残ってた「ロング・グッドバイ」(1973年)を観てしまおうと思ったら、単体では済まず、図らずもフィリップ・マーロウもの特集になった。

「ロング・グッドバイ」は、舞台が1930年代のフィリップ・マーロウを現代(1970年代)に蘇らせた的な趣向の、大胆なアレンジとのこと。有名な原作にしては、これがほぼ唯一の映画化(日本のドラマ版はあるけど)。オリジナルに近い路線の映画を観てみたい。

U-NEXTには、1946年にハンフリー・ボガートで1本、70年代にロバート・ミッチャムで2本あった。見てみる。

ところで、近未来ハードボイルドSFとしての「ブレードランナー」のデッカード(ハリソン・フォード)は「未来のフィリップ・マーロウ」をイメージしており、中折れ帽とトレンチコートで登場するはずだったのだが、「レイダース/失われたアーク」でも中折れ帽をかぶってたので帽子は中止になったとのこと。

・昔何かで読んだ「ポール・ニューマンの私立探偵、朝起きてゴミ箱から拾った出がらしのコーヒーを入れて」ってハードボイルド映画って何だっけ?と