早く離脱したいMGM+。お試し期間で何本か観てしまうつもりが、もう5ヶ月。
今月末に配信終了のピンク・パンサーシリーズを観終わった。では更新前日の11月9日までにホビットシリーズ3本を観てしまえば、MGM+は未練なくやめられる……と思ったら、ホビットシリーズはMGM+じゃなくなってる! いつの間に?!
確認したら、ウォッチリストに入れてたMGM+作品数本が通常配信になっており、逆にMGM+から外れた作品が戻ってたりしてた。チャンネル登録して焦って観るのはやめよう……。
ところがびっくり! どこにも配信されてなかった「ピンク・パンサー2」が、11月からPrimeで配信されるそう! あ〜、たぶん今回配信終了の作品と合わせて通常配信されるのかも。
●ピンク・パンサーX(1982年) 1:39 イギリス・アメリカ Amazon MGM+
中東の国リガシュで、ダイヤモンド「ピンク・パンサー」が盗まれた。かつてこの宝石を取り戻したことのあるクルーゾー警部に捜査が依頼される。クルーゾーは目星をつけたリットン卿を調べるためロンドンへ向かう……という話。
監督:ブレイク・エドワーズ、出演:ピーター・セラーズ、ハーバート・ロム、デヴィッド・ニーヴン他。
撮影前に死去したピーター・セラーズ。未使用フィルムや過去作の映像を使用。ストーリーはほぼ無いに等しく、クルーゾーの登場場面もそれらしくはめ込んであるだけ。
後半は、行方不明になったクルーゾーがどんな人物だったのか、19年前(!)の1963年の第一作以来の登場人物たちにニュースキャスターがインタビューするという形で名シーンを振り返る追悼/総集編のような形式になっている。
う〜ん、脈絡なくクルーゾーのぐだぐだギャグが繰り返されるばかりで、あんまり面白くなかった。とりあえず、当時とても気になってた「セラーズが亡くなったため、未使用フィルムを使った同窓会的な内容」は確認できた、ということでw
ついでに、最終作も観てしまう。
●ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ Amazon MGM+
監督:ブレイク・エドワーズ、出演:テッド・ウォズ、デヴィッド・ニーヴン、キャプシーヌ、ロバート・ワグナー、ハーバート・ロム他。ピーター・セラーズは、展示されてるクルーゾー人形としてしか出てこない。
行方不明のクルーゾー警部を探すため、世界で最高の刑事を選ぶコンピュータに、クルーゾーを行方不明のままにしておきたいドレフュスが細工、NYから世界最低の刑事スレイが選ばれ、パリに派遣される。マフィアが彼を暗殺しようとするが、クルーゾーと同じくアホで悪運が強く、切り抜けてしまい……という話。
主に、若くハンサムな俳優にクルーゾーみたいなぐだぐだギャグをさせるという趣向。空気人形のエピソードは爆笑。これで彼に人気が出たらそのままシリーズを続けるつもりだったのかもしれない。
20年前の第一作「ピンクの豹」と同じメンバーにシリーズ全体を回収させており、なかなか洒落てる。ただ、あちこち無理があって素直に納得できない展開だった。
・冒頭、びっくりした! また間違えて観始めたかと思った。
・劇中のコンピュータの操作音に、クラフトワークが「ホーム・コンピュータ」のイントロで使っていた電子音おもちゃと同じ音が使われてる!
・シリーズに登場した俳優が、あちこちで別人として再登場してる。ウェイターやニンジャ、伯爵夫人など。
・後半、あっと驚く有名俳優が出てくる。面白がって演じてるのがわかって楽しい。
・デヴィッド・ニーヴンは体調が悪く、声は別俳優の吹き替えだそう。これが遺作となった。
・ラスト、ちょっと混乱するけど、「クルーゾーに戻ってきてほしくないドレフュス」は、一致しないはずの指紋を一致したことにして、一件落着とするところまで一貫してるんだよね?
・配信、吹き替えのセリフのタイミングが1秒くらいズレてたり、字幕がデタラメに猛スピードで切り替わったり、無関係な場面の字幕が出たり、不具合が多かった。内容にイマイチ乗れなかったのはそのせいもあったかも。ちゃんとしたバージョンがあったらもう一度観直したい。