2013/11/28

ノリツッコミ

先日テレビでやってた「非大阪人がノリツッコミするかどうかの実験」。よくないよアレ。大阪一般人のノリツッコミがめちゃくちゃおもしろいのは奇跡的な文化だと思うけど、他の地方での実験だとテレビ的に「ノリツッコミしない=つまらない人、バカな人」に、どうしても見えちゃう。

「知り合いでもない人に『電話です』って突然バナナを出して携帯電話に見立てさせる」って、相当に高度な雰囲気作りや乗らせ方とか必要だろうに、そこの技術は番組的に関係なしだし。

大阪のおもしろい人は死ぬほどおもしろい! 僕もお好み焼き屋で呼吸困難になるほど笑わされたことある。でも、そこまで面白い人じゃない人もいますよねえ? 「大阪人だからめちゃくちゃ面白いにちがいない」ってのは、黒人だからリズム感良くてスポーツが得意に違いない。ってのと同じだよねえ。ましてや、それを非大阪人に求めるのって?

ノリツッコミするかどうかは一つの大きな境界線なんだろうけど、その対応がおもしろいかつまらないかの価値は? あ、つまらなくても、ノリツッコミしようとしてくれたこと自体に価値があるんだろうな。「こいつ仲間や!」みたいな。とすれば、完全にリトマス試験紙か。

で、テレビを見た全国の学校や職場とかで、ノリツッコミするかどうか試すヤツが続出。しなかった人は「つまらないヤツ」の烙印を押されるのだ。

「いつでも、空気を読み、期待に応えて、バカをやって見せる人」って、めちゃくちゃ高度だと思う。そんなの僕はぜったい無理。 ・・・「ノリがいい人/悪い人」の基準があるとすれば、僕は自分のペースでしか動けない人なので、ノリはめちゃくちゃ悪いです。

2013/11/26

OSX Mavericksにしてみた

無料アップグレードって思い切ったよね! 新しいOSXのバージョンがリリースされると同時にアプグレしてきた僕だけど、Mavericksのリリースはネット環境が不自由な実家制作中だった。東京に戻ってきてからそろそろアプグレしようかと思ったら、気になるニュースが。

【OS X Mavericksで外付けHDDデータ消失の恐れ -INTERNET Watch】

メインに使ってる2TBポータブルHDDがWestern Digital社製。実家制作中の命綱みたいなもの。Westrn Digitalのユーティリティを削除すれば一応安心らしいけど。う〜ん、アプグレは延期するしかないか。

と、数週間ガマンしてたんだけど、液タブ22インチCintiqとシネマディスプレイをMac Proにとっかえひっかえ接続してて、非常に煩雑。やっぱMavericksのマルチディスプレイ機能を使いたいなあ。

とりあえず、Westrn Digitalのユーティリティ一を削除し、全バックアップし、Mavericksをダウンロード。・・・ぎゃ! レビューにキヤノンのレーザープリンタドライバが未対応で、対応版は来年って書いてあるー。中止だ中止! キヤノンのサイトで確認すると、あれ? Maverickって「10.9」だよね。キャノンレーザーのドライバ対応版10月30日に出てるじゃん! さっきのレビューは10月24日付け。なんだ、アプグレ再開。

で、すんなりインストールできました。ドック上のエプソンスキャン他いくつかにバッテンやクエスチョンマークになってるのもある。エプソンのスキャナドライバ、僕が使ってる二つともMavericks対応版が出てました。ドライバなど含めて、各社対応早かったようで、未対応なものは今のところなし。

【OSX Mavericksの新機能】

期待していた新機能は「マルチディスプレイの新機能」と「タブ式Finderウインドウ」くらい。カレンダー.appもリマインダー.appもLinkedInも使ってないし。iBooksがMacで読める他は、今すぐ使いたい新機能はないみたい。

ラベルが小さいマルになって目立たない? と思ったら、タグってラベルとちがうんだー。何個でも付けられて、それぞれ解除できる。なるほどいくつでも自分でタグ作って貼れるわけか。ウインドウでタグの表示を有効にしないと設定した文字は出ないけど、「作業中」とか「完成版」とか付けられて便利かも。

Finder、リスト表示で開くとファイル名欄の幅が広すぎて日付やファイルサイズの欄が隠れちゃうことが多い?ディスプレイの画面解像度を高く変更すると、前の解像度の見えない枠が残ってて、アプリの画面がそれ以上大きくできない。アプリを再起動すると正常になる。

Finderタブ表示、うーん、Photoshopのタブ表示と同じ問題が。タブにしてるとMission Controlで一覧表示できないじゃんか〜〜! 便利かと思ったけど、ザッと見渡せないんじゃ使わないかも。

マルチディスプレイの新機能。両画面にメニューがつき、ドックも使える。2台のモニタを並べてマウスで使ってる場合は便利だろうな(Secondbarというフリーウェアで似たようなことができる)。僕の場合、ちょっと離れた高さの違う机にシネマディスプレイとCintiq22を置いてるから、あまり意味なかったみたい。表示を入れ替える機能があると思い込んでたけど、ないなあ。まあ、ミラーリングで使うのがほとんどだから恩恵なかった。

マップ.appは軽くてなかなかいいけど、Macではあんまり使わなそう。Googleマップとは違う航空写真使ってますね。

Safari新機能の「共有リンク」、なんだそういうことか。SNSに出てきたリンクを集めてタイムラインから切り離して羅列されてもねえ。

Mail.app、アカウント情報を見るショートカットが廃止されてる上に、サーバ上のメッセージの並び順が変えられない。毎日「アカウント情報」から不要メールの整理をしてるのです。かなり困る!

プレビュー.app、まだ右開きに対応してないなあ。

ことえりやATOKなどを指定する「入力ソース」の環境設定がリニューアルされてるね。ところが、ことえりで日本語入力に切り替えできない?検索したら、これだ↓

【Mavericks:「ひらがな」入力ソースがグレイ表示されていて利用できない。】

直った。ことえり、何か進化してるのかな? 環境設定、めちゃくちゃ簡素になってる? 名前を打つとアドレスブックから名前をズラズラと引っ張ってくる現象はなくなってる。とりあえずATOKからことえりに戻しても支障なさそう。

Mavericksは軽くてサクサクと言われてるけど、ちょっと重くなった? FInderやサファリのスクロールも引っかかり気味な気もする。

Photoshopのショートカットでのツール切り替えが一瞬遅く、消しゴムで書いたつもりでブラシで描いちゃったり、画面を回したつもりでブラシで描いちゃったりする。また、ファイルアイコンをダブルクリックして開いた後で、アイコンが開くアニメーション表示が出たりする。

modo701でもパイメニューのショートカットを押してから出るまでのタイミングが遅くなった。押すと同時にペンをフリックしてたから、画面の端でようやくメニューが出てきてやりにくい。(他のアプリからはできるのに、modoから別名保存するとき、既存のファイルをクリックしてファイル名を拝借するのができない問題も)

・・・アプグレしなきゃよかったまでは思わないけど、レスポンスの遅さがちょっと気になるかな。Mac Proに続いてMacBook Airにも入れちゃったし。今後のアップデートに期待。

2013/11/20

Facebookの「その他」で、ガーン!

ロケットニュース24の記事「【緊急】マジで今すぐ Facebook をチェック! もしかしたら「その他」に大量の未読メッセージがあるかもしれないぞ!! 」

知らんかった〜〜! 「その他」に未読が50通以上も入ってた! 半数がスパムのようだけど、海外からの仕事の話みたいのもあったし、こちらからメッセージを出したのに返事が来ないなあと思ってたのも入ってた! せっかくメッセージいただいたのに無視みたいになっちゃった方、すみません〜。

ひょっとして日本語で「受信箱/その他」だと「その他」がメッセージだと思わないから、ってのが原因かと思ったら、英語版でも「Inbox/Other」なのね。せめて「その他のメッセージ」なら見逃してなかったと思うけど。

以前ちょっと話題になった、「Facebookのメッセージが有料化」の話は、この「その他」ではなく「受信箱」に確実に届くようにするのが有料、という意味だったらしい。スパムを送りにくくするにはいい方法だろうな。

ITmediaニュース「Facebookの有料メッセージ機能、日本でもテスト中 正式化は「未定」」

2013/11/19

Pomodoro的キッチンタイマー時間管理の続編

ちょっと詰まってくるとそっち方面に考えが行きがちなんだけど(現実逃避とも言う)、相変わらず、自分を騙して仕事に集中させる方法を考えたりしてる。こういうライフハックというか時間術とかって、ほっとくとダラダラしがちな自分をごまかして、さも、めちゃくちゃ面白いゲームをやってるような気分を作り、結果的に仕事がみるみるうちに片付いちゃう!という、遊びです。わかった上でやってます。はい。

一つ試してうまくいってもすぐ飽きてしまう。そしたら別の方法を試す。うまくいくとうれしい上に仕事も進む。という、害がないどころか実益も伴う、ささやかな楽しみw って、ちゃんと仕事に集中できてさえいりゃ、どんな時間術を使ったって使わなくたって、仕事は進むわけで。

ところで、Pomodoro的なキッチンタイマー集中法を断続的にやってます(Pomodoroにはちゃんとルールがあるらしいので、僕がやってるのは単にキッチンタイマー時間管理)。先日、いいこと思いついた。以前、ToDoに割り当てた25分の数をトマトの絵文字を並べて示すってのやってたけど、トマトの数を一日分、先に用意しておくのはおもしろい。

一日に8時間完全集中できりゃ大勝利。25分+休憩5分の30分を1トマトとして、朝、トマト16個用意しておき、ToDoに割り振る。使用可能時間を可視化、物体化する感じ。当然ながら遅れたり進んだりするからその都度トマトを移動して調整。16個使い終わったら一日終了、あとはダラダラやっても遊びに行ってもオーケーってことで。

しばらくやってみてますが、使える時間の残りが見えてて、遅れると他ToDo用に確保してあるトマトの数を侵食するのがはっきりわかるからか、自動的にかなり焦って締切寸前状態な心理に。時間見積もりを極端に間違えていなければ、予定のトマトの数だけちゃんと進み、気分が持続する。これは今までに試した中で一番いいよ。

2013/11/18

ぐりぐり立体写真

DDN JAPANの記事
「Seene」革命的で超楽しい!! これからカメラは "動かして撮る、見るときも動かす" 新時代へ」

撮ってみた。こりゃおもしろい! 衝撃的におもしろい! いきなり「実用的な立体写真」の新方式が登場。今までにも似た感じの疑似立体写真のアプリはあったけど、Seeneは超お手軽。こんな手軽に撮れるんなら、もうなんでもかんでも立体で残したくなるよねえ!! 料理でもフィギュアでも何でも、すべてのモノ! 動いてるものは無理だけど。

突然、写真っていう記録方式が拡張された感じ。なんか、実はiPhoneに機種変更する気がそれほどなくなってきちゃってたんだけど、これのAndroid版がないのなら、もうiPhoneにするしかないな!と思っちゃった。まさにキラーアプリ。

(MacだとChromeで見るとちゃんと見えます。Safariではダメみたい)
一番最初に撮ってみたもの。

周囲は背景とつながってるけど、シロクマの顔から足の間にかけての立体感はいい感じ!
小さいものもイケる。
やはり、背景とつながっちゃうねえ。
ならばと、白い背景にしてみたけど、境界の歪みが逆に目立つ。
これならなんとか。影を弱くすればなんとかイケる感じ。まあ、歪みや奥行きのおかしいのは気にしないで、カジュアルに楽しむ感じがいいだろうな。完璧なスタジオ写真ぽく撮ろうなんて無理だし。
フィギュアのを二つ前後に並べて見ると、どこで奥行き感を出してるかまるわかり。

2013/11/05

偽バリエーションとボツ作品

映画「moog」(見てない)のサントラCDに入ってたStereolabというバンドの「Variation One」って、ザ・ビーチボーイズの「グッド・バイブレーション」を下敷きにしてるような気がする、っていうか、それっぽいことが書いてある英語のサイトを見かけたような気がするんだけど。こういうのもっと聴きたい。

iTunesストアでStereolabのアルバムを片っ端から試聴してみても、似たような雰囲気の曲はないみたい。イレギュラーなのか、moogサントラだからの作品なのか。いや、特にファンでもなんでもなく、この曲だけ気に入ってるんだけどさ。

それで思ったんだけど、逆に「グッド・バイブレーション」をクラフトワーク的にアレンジしたやつ聴きたいな〜〜と。クラフトワークをラテンやピアノ曲にしたのはあったけど、いろんな曲をクラフトワーク風にってのあってもいいよなあ。

どのアーチストでも同じだろうと思うけど、聞き手やファンそれぞれにとっての「黄金期」ってアルバム数枚分しかないことが多くて、せいぜい数十曲とかだったり。アーチストは同じような曲は作りたくないんだろうけど、ファンとしては黄金期のバリエーションをもっともっと聴きたいよねえ。

かつてYMOにハマッていた立場で言うと、83年の散開前のオリジナルアルバムは7枚しかない。音楽テクノロジーの激変期だったこともあって、それぞれがまったく違う雰囲気。「同じことは二度とやらない」的なこともあっただろうけど、ファンとしては、7枚のそれぞれ1枚の傾向の作風が3枚ずつあったらなあと思ってた。曲が少なすぎる!

3人の個性や方向性や作風がこれだけ知れ渡ってるんだから、例えば「ソリッドステート・サバイバー」の頃の雰囲気で、真似して作れる人も大勢いるに違いない。使用機材まで完全再現するとかのコピーバンドは別としても、原曲があってのパロディ的なものしか聴いたことないなあ。

いつぞや、エレクトロ・ポップの特集のDTMマガジンか何かの付録CDに、いろんなバンドの特徴を再現したワンフレーズの作例が入ってた中にYMOのもあった。なかなかだったのでちょっと感激した。けど、そのくらい。探せばあるのかもしれないけど、あんまり必死で探してなくてすんまそん。

思ったのは、ファンがそのバリエーションを自作して、アーチストに「二次創作」的に公認してもらったらおもしろいぞと。度量の広いアーチストに限られるだろうけど。いや、非公認でもいいや。1981年のあのアルバムに未収録の曲、とかいう設定で。

っていうか、ビートルズが作った風の歌とかだってないみたいだから、実はむずかしいのかもね。ベートーヴェン風とかモーツアルト風の曲、ってのはあるみたいだけど。

そういえば、スティーヴィー・ワンダーが「キー・オブ・ライフ」に入れる曲を1000曲から選んだ、とか、プリンスも大量に曲作ってほとんどボツにするとか。坂本龍一が作った30曲のうち13曲しか「音楽図鑑」に入れなかったとかの話。プロだったらそういう未使用の曲って膨大にあるんだろうけど、入れなかった曲を聴きたいじゃん! ブートレグってそういう音源の流出なわけでしょ。

ボツ曲って、譜面かデモ録音しかなかったりするんだろうけど。ベートーベン第十交響曲みたいに、残されたスケッチ譜面を専門家がそれらしく復元して演奏、ってあるもんね。残念ながら、YMOは作りかけた曲は完成させるので、ボツ曲は基本的に存在しないらしい。

(余談。ファーストアルバムに入れるつもりで作りかけてボツにされた「InDo」という曲は、細野晴臣名義で一応リリースされたことがある。これがファーストに入ってたらと考えると・・・そんなYMOはイヤダw 横尾忠則氏がYMOのメンバーになるはずだった名残なのかな?YMO結成の記者会見に締め切り日が重なって来なかったらしいw)。

偽バリエーション。たとえば、クラフトワークの「コンピュータワールド」と「エレクトリック・カフェ」の間に実は世に出なかったオリジナルアルバムが3枚あって、そこに収録されていた曲。という設定で、世界中のミュージシャンがクラフトワークの曲を作るってのとか。聴きたいな〜〜! クラフトワークも曲が少なすぎる〜。新曲ぜんぜん出さないし。

考えてみりゃ、既存の有名アーチストが作ったとしか思えないような曲を作れる人はめちゃくちゃプロだろうから、そんなことに参加しないわな。

大量の未発表の曲があっても、ちゃんと完成度を上げてリリースするにはそれなりの時間と労力がかかるわけで、もったいないと思っても時間的にそんなことやってられない。先に進むほうにエネルギーを使いたいってことでしょう。僕だって、TDW作品用のスケッチは大量にあるけど、時間的に作れる数には限りがあるわけで。

って、絵やデザインに置き換えてみれば、なんと!絵のほうでは未完成やアイディアだけだったり走り書きメモだったりの「スケッチ」が公開されることってけっこう多いよね! 特にデジタル時代になってからは、制作過程まで見れたりする。好きな画家やイラストレーターのスケッチブックを見るとやたらワクワクするってのは、それだったのかも。

よくアメリカのComic-Conなんかで有名コミックアーチストやアニメーターがスケッチ集を売ってたり、Webにもものすごい数をアップしてますが、完成作品のアニメや映画より、スケッチのほうが面白かったりする。

ピクサー映画の「The Art of」本のシリーズみたいに、有名キャラクターの形が決まるまでのスケッチとかに異常にワクワクする。パラレルワールドの来なかった未来が詰まってる感じ。どの案が選ばれたとしても、それなりの未来があったはず。でも、採用された案にはやはりそれなりの説得力があるのもわかるし。

そういえば・・・手塚治虫そっくりの画風でメチャクチャなお下劣マンガを描く人いますねw

●補足

ライムスター宇多丸氏のポッドキャストを聴いてたら、それに近いことやってる芸人さんがいるんですね。知らなかった!

作詞作曲ものまね マキタスポーツ

芸としての「ものまね/歌まね」の発展形としての「作詞作曲ものまね」。なるほどね〜〜。すごい! と感心したところで、僕が考えてたことに大きな欠陥があることが判明。

それっぽく作るにはそっくりに歌う必要があるじゃんね! クラフトワークとかのインストルメンタル曲を基本に考えてたから思い至らなかった! そっくりな曲を作った上に歌まねまでクリアするってのは、やっぱ相当ハードル高いわ。そんなのできたら、それで食えるわw

大型作品集中制作-秋-最終日

今回の制作30日目だけど、8月に2週間やってるし、途中で通常の仕事だけやってる日もあったりする。たぶん実質5週間くらいかな。ミスや回り道を除いた直線距離なら3〜4週間くらいか。

とにかく最初の4個のパテが硬すぎてなんともならんかった。FRP作業も後で考えれば不要だった。後発の2個(他1個は中断)は発泡スチロール用樹脂のみだけど、割と作業がラクだった。大きすぎない作品ならFRPなしで十分イケる。

後発2個と同じペースで先行4個もやってたのなら、FRPとパテの作業してた分の時間を8割以上減らせるはず。ってことは、6個は2週間あれば完成してた可能性がある。。。まあ、無理だろうけど。

後発2個くらいのサイズが作りやすいのは確か。大きすぎると作業する角度を変えるだけでもよっこらせ!だもんね。

そうそう、黒目の塗装を残して撤退したのは、ちゃんとした円切りカッターを買ってマスキングを切り抜こうと思って。途中まで使ってたのはプラスチックのコンパス(鉛筆やペンが接続できるやつ)にデザインナイフを取り付けて使ってたんだけど、ネジが割れてしまってユルユルに。


「悲しいクマ/Sad Bear」、一気に残りの部分をマスキングして筆塗り。筆塗りだと全体をカバーしなくていいからラク。


「悲しいクマ/Sad Bear」、黒目を除いて塗装完了。意外と地味。


「ピンクカイジュウ/Pink Kaiju」、忘れてた眉毛をペイント。


「ピンクカイジュウ/Pink Kaiju」、舌をエアブラシするため、再び全体をカバー。


「ピンクカイジュウ/Pink Kaiju」、舌の周囲はマスキングして筆塗り。マスキング剥がし中。


「ピンクカイジュウ/Pink Kaiju」、黒目以外の塗装完了!


「TDW_2289(名前決めてない)」、最後の難関、縞々をマスキング。


「TDW_2289(名前決めてない)」、エアブラシ完了。


「TDW_2289(名前決めてない)」、マスキングを剥がすのはキモチイイ。


「TDW_2289(名前決めてない)」、黒目以外の塗装完了!


「ヒマワリ/Sunflower」、顔の周囲をとりあえず修正し、目の周囲と眉毛のペイント。


「ヒマワリ/Sunflower」、黒目以外の塗装完了!



6点、どれも黒目以外の塗装完了! 今回の作業はここまで。数週間後、黒目を塗り、マスキングの段差を削り、細かい修正をし、クリアーラッカーをスプレー、コンパウンド磨き、の予定。


2013/11/03

大型作品集中制作-秋-27日目

塗装は今までのマスキングなしの筆塗りとは違って「ちゃっちゃとマスキングしてちゃっちゃとエアブラシ」みたいに思ってたけど、マスキングってめちゃくちゃめんどくさいじゃないか〜〜! 平面のマスキングテープを曲面に貼るってのが基本的に無理があって、浮きまくり。しょうがないのでかなり短く細かく貼っていくことに。

デザインナイフやカッターもすぐ切れなくなるのでポキポキ折ったり刃先を替えたり。ちょっとなまってるとマスキングテープが二重になった部分の下が、キレテナーイ! かと言って、思いっきり力を入れると下地に食い込む感じでコワいし。

エアブラシ用塗料の調合はだいたい慣れたのでそれほど苦労はなくなったけど、マスキングの境界から色が染み込むトラブル多発。「ヒマワリ/Sunflower」の顔の周囲の大失敗以降は、マスキングしてから地の色を境界に一回筆塗りして、染み込んでしまう部分にはあらかじめ同色を染み込ませてしまうワザでやりました。さすがに染み込まずキレイ。


色を濃くした。ちょっと濃すぎ。うまくいかん。


黒をスプレー中。黒を塗るのはラクだなあw


全体の色が塗れるとちょっと峠を越えた気がする。マスキングは明日はがす。


黒光り!黒電話みたいな。


ハート形と丸をマスキング中。これもう6時間くらいかかってる。途中でデザインカッターを装着できるコンパスを発見して、丸の三分の二くらいを貼り直し。

2013/11/02

大型作品集中制作-秋-24日目

っていうか、いつまでやっとるんだ?と思われてるだろうなw とりあえず、ほぼ完成状態にしないと帰れない。

本格的に塗装作業がスタート。黄色を吹いたらいきなりダラダラと垂れてしまう大失敗。以前なら焦りまくっただろうけど、乾いてから削ればいいってわかってるからマシ。その分時間かかっちゃうけど。

失敗の連続。缶のラッカーが売ってないんで、色数豊富なラッカースプレーを大量に買ってきて、紙コップに出して調色してる。エアブラシ用にシンナーをたっぷり入れて調合した塗料が、どんだけ薄めてもツブツブというかザラザラになってしまう。さらに薄めるとほとんど色が付かない始末。

そこで思い出した。そのためのエアブラシ用溶剤モデレイトだ! 残り少ないので急遽、例の蒲郡のプラモ屋iiba蒲郡にで2本買ってきた。けど、これも1本使ってしまった。ギリギリ足りるかな。

モデレイトを使っても最初は調整具合がわからずザラザラorシャビシャビに。ザラザラになった部分はサンドペーパーをかけて平らにするんだけど、ここまでのエアブラシ作業のほとんどはザラザラを磨いた上で再度吹いてて二度手間。今日は調合の具合がつかめてきて、割とスムーズな作業だったけど。

完成が見えてきてる状態なものが6点中4点。あとちょっと頑張ってから帰る。


いきなりスプレーを吹きすぎて黄色が垂れてしまい、完全乾燥まで待機中。っていうか、これ、マスキングが最も面倒なので後回しになってる感じ。


耳と爪を塗った部分にカバーをして顔をエアブラシ中。


目と口を覆って顔の周囲の黄色を塗った。黄色はやはり下地に白を塗らないと乗らない。途中で白を吹いて、黄色を乗せ直した。


金はすぐ傷が付いてしまうので気を使うけど、塗るのはラク。サッと吹くとキンキラキンになってくれる。二種類の金スプレーを使った。下地に通常のラッカーの金、上にメッキ調の金。下地がお粗末なのがもったいないくらいキレイ。


金色は、マスキングから染み込んだ部分を修正できないので、黒は筆塗りした。


顔の周囲の黄土色を吹く。これもなかなか色がつかず、すごい回数吹いた。


こいつの色がぜんぜんつかないのが一番苦労した。二日かかってようやく手足を塗ってマスキング。これからボディの色。


顔や手足の色を吹き終わり、マスキング。


ピンクのスプレーの色がちょっと明るすぎだけど、とりあえず吹いてみた。やはり明るすぎ、赤を入れて調色した色でエアブラシする。


本体の色を塗るためにマスキング中。


マスキングをはずした。ほんの少し染み込みがあったけど、サンドペーパーで削ってなんとかなった。これはあと黒目の作業。