2011/07/30

ペンタブの感覚

朝からラフ描きしてるんだけど、先日「信じられないほどペンタブで自由自在に描けるようになったここ数週間」ってのがウソのようだ。なんでこんなに描けんのか!!キィーッ!!

こないだうまく描けてた感じを思い出すんだっ! こんなときはたいてい、タブレット自体の角度合わせが微妙にちがってるか、姿勢が悪いとか、手に力を入れすぎとか、なのだ。

リセットする方法はわかってる。今やってるラフから離れて、Webとかの写真を見ながら模写したりスケッチしたりするのだ。そうすると、描いてるものじゃなく描く対象に気を取られるので、気がつくとリセットされて描きやすくなってる。。。はずなのだが、効かーん!

今日のペンタブでの描けなさ加減つったら、今めずらしく液タブ12インチを引っぱり出して使ってるんだけど、なんちゅう描きやすいこと!普通ならちょっと試し書きして「やっぱ描きにくい!」ってしまっちゃうところだ。

それにしても12インチは狭い。が、かといって21インチはでかすぎる。僕的には17インチ希望だけど、こないだビックカメラで見慣れぬ15インチ液タブが置いてあって、それがDTI-520。WACOM DTI-520は確か法人向けの機種。今、Amazonでも普通に売ってる。12インチで狭くてたまらん僕にはすごく描きやすく思えた。ただ画面解像度は低い。1024×768って、12インチCintiqより低い。でも、線画スケッチ専用だったらなかなかいいかもしれんです。安いし。

Cintiq12インチを使ってるついでにSketchBook Proを使ってみたら、なるほどう!こら描きやすいわ。液タブでは。っていうか、もちろんそれは知ってたわけだけど、あらためて。

それでも液タブでどうしてもダメなのが、やはり画面の摩擦の調整が効かないこと。ビニールをかぶせたりしててもガマンならない。ビニールにサンドペーパーで削ってザラザラにするとツルツル感は減るけど、ガシガシになったビニール越しに画面を見てると貧乏くささに落ち込む。

なんちゅうか、板タブ液タブの描けなさ加減に七転八倒した後で、色鉛筆やマーカーペンを使うと、あまりの描きやすさにびっくりするわ。はっきり言って、iPadでのドローイングだって、ゴム球タイプのペンの登場で多少マシになったとはいえ、メインにするにはほど遠い書き味。

・・・うお、板タブの感覚がちょっと戻ってきた!やっぱ気をつけるべきは角度。今回はX軸の設置角度!久しぶりに台座を組み立てよう!
手がくるくると回って、円の下側を描くのが苦にならなくなってくると、調子がいいってわかる。

で、今までにも何度かたどり着いたことのある、一つの結論に達するのである。つまり、板タブは画面になるべく近く、垂直とは言わないけど30-50度くらいの角度を付けて描くと、非常に思い通りに描ける!

ところで一つ、今まで気をつけてなかった点を発見。ペンを持つ手はなるべく固定して動かさないってこと。画面中央とかに描く範囲を合わせて、スクロールで描く部分を移動し、手自体は動かさない。手を動かすと水平垂直の角度が変わるので安定して描けないのです。手自体は描きやすい位置に固定して、画像のほうをスクロールしたり回転したり拡大縮小するってこと。

2011/07/29

武部本一郎SF挿絵原画蒐集

 加藤直之さんが監修した武部本一郎iPad画集。買いました、、、が、さあ見ようと思ったらダウンロードがあと11分。681MBっていくらなんでも容量大きすぎかなあ。同期も重い~。

プリンセスが最初のページってのニクいですね! モノクロの絵もさすがに絵の存在感が強いです!紙の上に描かれてる物質感というか。やっぱ画集を見る用に24インチのiPadがほしいわ。

スキャンではなく撮影の複写だそう。そんなのあたりまえじゃん!ちゃんとした画集でスキャンで済ませたらおこられるよ。っていう点をちゃんと踏まえて腰の据わった画集になってます。そういえば以前、落田洋子のCD-ROM画集を買ったら、信じられないことに絵の画像に全部シャープネスがかけてあって、全て台無しになっていたことがある。あれとは天地ほどの差。

昔はイラストのスキャンって平面のフラットベッドスキャナではなく、巻く方式のドラムスキャナってものだったので、イラストボードの表面がベリベリって剥がされて、元のボードにセロテープで貼られて返却されてきたものでした。キャンバスを貼り付けたタイプのイラストボードはきれいに剥がせるんですけどね。

ドラムスキャナに巻けないイラストボードに描くってこと自体、複写を前提とするわけで、コストがかかってぜいたくなことなのでした。なので、カットとかはイラストボードではなく、ペラの紙に描いてました。

iPad向けの画集・作品集のアプリってちょこちょこ出てますけど、ちゃんと作られた作品集はなかなかいいな。印刷コストがかからないから、いままであきらめてた作家の人もiPadで作品集を出したらいいと思う。

とはいえ、聞いた話だと、単なる作品集や写真集はアプリとしての審査で落っこちる可能性があるらしいけど。

デジタルは暖かみがない?

「デジタルだから暖かみがないって言う人は、暖かみがない」というネタを思いついた。まあ、よく言われるところの「0と1しかないから」ってのはデジタルで何がおこなわれているかってことを具体的に知らない人が想像で言ってるだけのことであって。

記録方式がデジタルなだけなんですよね。目で見えたり耳で聞こえたりする段階のスピーカーやディスプレイや印刷物の上では、デジタルもアナログも関係ない。CDなんかで、規格として切り落とされる周波数があるから深みがないってのも、デジタルかどうかってこととは無関係。

たぶん、「デジタルは暖かみがない」ってのは、鑑賞する側・制作する側双方の「甘え」じゃないかなと思います。鑑賞側は理解度の低さをデジタルのせいにして安心し、制作側は手間暇かけずに出してしまう。

便利になってラクになり、完成形に近いところまで達するのが早くなった分、そこでキリをつけてしまう傾向があるのは確かだろうな。でもやっぱ、それもデジタルのせいじゃないし。

TDW_2047

2011/07/28

ビューン、南野陽子

iPhone/iPadの電子雑誌アプリ、ビューン、使い勝手に難あり。ページを拡大表示してるときのドラッグでページがめくれちゃダメだろう。前のページに戻って拡大し直さなきゃならない。読んでる最中に何度もそうなるからハラ立つ!

ビューンに限らずだけど、電子書籍は表紙だけでは右開きか左開きかわからないので、何度もめくる操作を空振りしてから、ああ逆に開くんだと気づいたりする。表紙だけのときにはどちら側にめくれるのかの「→」が必要でしょう。

あと、目次やサムネイルに切り替わるときのアニメーション効果はいらないからできるだけ素早く切り替えてくれい! ここもイラつく。あと、ホームボタンなどほとんどの操作のボタンが下にあるのに、戻るボタンだけ上ってのが操作上違和感。と思ったら、「戻るボタン」は上と決められてるらしい。ならば、操作ボタンは全部上にするのが正解かも。

関係ないけど、ボイジャーブックスの本を読もうとクリックすると落ちる。ここしばらく購入した電子書籍を開けないでいる。どうにかしてくれ〜〜。

ビューンで週刊朝日を読んでてちょっと感動した記事。南野陽子ってデビュー後パッとしなかった頃、自分でテレビ局のドラマ部門に売り込みに行った話。南野陽子、テレビ局の受付でドラマやってる部署が何階か聞いて上がって、「すみません、私ドラマに出たいんですけど」「おい、話聞いてやってよ」って。「ドラマやりたいの?」「はい、金八先生みたいな」とか。そしたら「スケバン刑事」になったって。

南野陽子の全盛期の頃はほとんどテレビ見てなかったので顔くらいしか知らなかったけど、バラエティとかトーク番組とかで「なんかこの人、やたら等身大だし地に足がついている」って思うのは、そういう性格だからだったんだなあ。

2011/07/27

■グラフィック薄氷大魔王[266] Lionインストール祭り

■グラフィック薄氷大魔王[266]
Lionインストール祭り

吉井 宏
───────────────────────────────────

先週21日の夜、間もなくリリースされるはずのLionや新MacBook Airの話をTwitterで書いてたところ、えっ!もうLion売ってるって? えっ2600円〜〜!安っ! まっ先に思ったのは、LionはiPad2の時と同じく「通知を受ける」って関係なかったじゃん!!

新MacBook Airは最大1.8GHzってそれほど速くないかと思ったら、最大2.5倍速! あとはThanderboltとバックライトキーボードが主な追加機能。13インチMacBook Air、SSDが256GBで138000円って激安化! これじゃ取り残されたMacBook Proの13インチがちょっとかわいそう、と思ったけど、Core i7で2.7GHzで光学ドライブつきならまだまだ需要ありそうかな。

Mac miniからも光学ドライブが消えた。Lionは光学ディスクでの発売はないけど、USBメモリ版の発売が予定されているらしい。もう光学ドライブは完全に見捨てるってことですね。やっぱすごいのはAppleの時代を変える意志。iTunesやApp Storeなど、自分で率先して光学ドライブ廃止に持って行くしくみを作っちゃう。

Mac mini、販売再開されたCintiq21インチとの組み合わせが良さそう!

●Lionインストールの実況中継

じゃあ、まずサブマシンのMacBook Pro 17インチに入れよう。Mac App Storeでポチッとな! さすがにリリース直後はダウンロードに時間かかかるだろうと思ったら、やはり1時間ちょっとかかった。ダウンロードが始まりさえしない人もいたようで、運が良かった。

しかしおもしろいのは、初めてOSXがダウンロード販売で、Twitterでその状況をみんなで共有してる。こんな状況初めてだ。「Lion」でEchofon上で検索をかけると、一番上にスクロールできないほどのスピードでタイムラインが流れる。

1時間ちょっとかかってようやくダウンロードが終わり、インストールが始まったと思ったら、あ〜ダメだ〜〜! インストールメディアの検証中に「ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性があります」って! ダウンロードし直しだ。

ところが、再起動したらなぜか普通にインストールが始まった。ダウンロードしたインストーラは大丈夫だった様子。30分ほどかかる模様。

と思ったら、おおおーーい!ダメだよー。プログレスバーが右端に到達したと思ったら、「エラーでインストールできませんでした」って。やはりインストーラ破損か?

再起動したらまたインストールが始まった。自動的にそうなっちゃうのでしかたない。あと36分。こりゃまたダメっぽいな。このまま延々インストール失敗を繰り返すのか・・・。

やはりエラーでダメでした。起動ディスクがどうなってるか確認するため、Optionを押しながら起動してみると「OSXインストーラー」と「リカバリーHD」ってのが出る。ってことは元のSnow Leopardは残ってない。で、エラーでインストールできないってことは、リカバリーするしかない??それはキツいだろ! どうするんだ〜〜?? とりあえず終了して、明日情報が集まるまで放っておくしかないか・・・。

TimeMachineから復旧できることを教えてもらったけど、普段使わないほうのMacBook ProなのでTimeMachineをつないでない。メインマシンのTimeMachineからも復旧できるとのことで、なるほど。このマシンにか入ってないファイルはターゲットモードで救い出してから、復旧できますね。最後の手段はそれで行こう。

Snow Leopardで起動できさえすれば、TrashMeというソフトを使って削除して再ダウンロードできるはずなんですけどね。まあ、旧MacBook Proだし、元々入ってたHDDは未使用のまま交換してとってあるんで、それに載せ替えちゃうという手もあるんですけどね。

検索すると、インストールの失敗を数回繰り返すと「復旧システムを作れませんでした」とかになり、それはBootcamp領域を削除すると解決する、とかいう情報が。めんどくさそう。やっぱリカバリーしちゃうか・・。

で、翌朝、朝食を食べてる間にインストールさせておいて、部屋に戻ったらあっさり成功してた! 今までのは何だったんだ? 他のMacのApp Storeの「購入済み」にLionが出てるので、AppleIDが同じなら何台でもインストールできるようですね。

2台目のMacBook Airにはすんなりとインストール完了! 3台目、現在のメインマシンの新しいMacBook Proにも入れたいのだけど、Snow Leopardではこうだった、と確認できなくなるのがツライ。と一瞬思ったけど、心配だったプリンタのドライバ、キヤノンもエプソンもちゃんとLion対応版が出てるのを確認したら、すぐインストールしました。

●新機能の印象

タッチでダッシュボードやExposéっぽいことができるとか以外は、表面はあんまり変わってないかも? と思ったら、変わってないどころか、フォルダーの中身の表示がぜんぜんちがう。新しいカテゴリ分けみたいになってる。マイファイルって何? なんだこのiCal、かっこわりい〜? ・・・というのが第一印象。使ってみるといろいろ面白い発見が。

マウスホイールやトラックパッドでのスクロールが反転した? と思ったら、Finderはそのまま? どっちかで統一してもらわんと。よくよく確認すると、やはり同方向ですね。全体が逆転してる。以前の方向に戻すのはシステム環境設定で設定可能。

まあ、スクロールバーでなくウインドウの中身をスクロールする感覚ならこちらのが正しいし、iPadのような画面タッチ操作の場合そのほうが自然だからだ。じゃあ、スクロールバーを消しちゃえば違和感がないのにな、と思ったら、システム環境設定の一般でスクロールバーを消せる!!!思い切ったことを! っていうか、よく見ると、スクロールバーは自動に設定されていて、最初から消してあったのですね。

Mission Control、新しいデスクトップをいくつか追加して作業してみた。Spacesより各デスクトップに行くのがぜんぜんラク。実際バカでかいディスプレイで作業してる感じ。同時進行でいくつか仕事するとき便利。

Mission Controlで手軽にダッシュボードにアクセスできるようになると、活用したくなる。今までほとんどウィジェットって使ってなかったけど、専用のTwitterクライアントとかあればいいな。何か面白いウィジェットが出てないか見に行ったら、なんだ、ウィジェット制作って過疎化してるっぽい。新着ウィジェットに2011年のが一つもない。

フルスクリーンはmodoやPhotoshopなどのメインの制作ソフトが対応してくれないとあまり意味ないかな。

LaunchPad、面白い!iPhone/iPadと同じく長押しで位置を変えられるし、フォルダにもできる。iWebやDVDプレーヤーが二個ずつあるけど、どうなってるんだ? LaunchPadで削除したMac App Storeで購入したアプリは、App Store上でも削除されて「インストール」表示に変わる!捨てたアプリも「アップデート」に数が表示されてジャマだったけど、ようやく削除方法ができた。

Finderウインドウ内の並び順を種類にした上で日付順とか二重にソートできるのは非常にイイ!

Mail.appも変わった。3カラム表示っぽい。以前のレイアウトに戻したい場合は環境設定の「表示」でクラシックレイアウトを選択できる。スレッド表示・関連表示がとても見やすくなった。ただ、「関連メッセージを表示」もあるのでちょっと混乱する。

あ?ユーザーフォルダ内のライブラリのフォルダはどこへ行ったんだ?と思ったら、不可視になってる。ライブラリの中にmodoのAutosaveがあるし、その他キャッシュとか捨てたりするのにいつもアクセスするもんだから、非表示だと困る。検索したら、ターミナルを使って表示する方法がありました。解決。

MacBook Proに外部ディスプレイを繋いでる場合、従来はMBPを閉じるとスリープになってしまうのが不満だったが、Lionではスリープしない。これはちょっとうれしい。

ウインドウの端をつかんで上下左右どうにでも拡げられる!

あと、フォルダ移動で同一ファイルがあるとき、「両方とも残す」と「置き換える」になってしまって、「置き換えない」がなくなっちゃった?? これ不便じゃないのか? ファイル整理のときに、ファイルを重複させずにフォルダ統合したりしてたのがLionでは不可能になった? 困るなあ。

ずっとATOKを使っているのでことえりは滅多に使わなかったけど、推測変換もついてちょっと賢くなった様子。iPadの変換にもかなり慣れたことも相まって、ほとんど違和感なくテキスト打ちできるようになってます。これならことえりだけで大丈夫っぽい。

AdobeがLionサポート情報出したそうです。とりあえず、Adobe CS5以上を使ってる人はちょっと待つほうがいいかもってことかな? CS4からアップしなくてよかったなあ。まあ、そのうちアップデータ出るだろうけど。

ちょ、一大事?! modo501でポリゴンや頂点が動かせないぞ??アイテムモードでは動くけど。正確に言うと、動かした分はちゃんと結果的に動いてるんだけど、表示がついてこない。新しいほうのMacBook Proでは大丈夫だった。おかしいな。modo501のバージョンは同じなのだけど。と思ったら、よかった!SP4が出てたのですね。

しかし、いじればいじるほど、これが画面タッチ用でないわけがないと思う。アプリケーションのフルスクリーン操作してると、iPadでやってるみたいだ。近々ぜったい画面タッチMacが出るよ。24インチのスレート型Macを希望!

ただし、Lionが最高に快適なのはトラックパッドのみで使ってる場合に限るようで、ペンタブ併用だと主にMagicTrackPadの置き場所問題のため、ちょっと苦労することになる。そのあたりについてはまた書きます。

●前回の訂正

「画面に掌をおきたい理由は、手を固定した上で手首より先の動きで描きたいわけじゃないです。」
これ、最初「描きたいわけじゃないですかー。」って書いたのを、くだけすぎ表現だなと「かー」を削除しただけで済ませてしまったのが原因で、逆の意味になってしまいました。正しくは「手首より先の動きで描きたいわけです。」でした。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

アナログ放送終了の瞬間はいちおう見ておきたいと思ってた。うちのテレビはアナログチャンネルも見れるけど、でかくてジャマと言われているテロップが出ない。ひょっとするとビデオデッキのチューナーで見れば出るかもしれないけど、接続が面倒なのでしなかった。で、正午にその瞬間を待ってたんだけど、うちのテレビは単にデジタル放送がアナログに変換されてたらしい。正午すぎても映ってる。つまらん。

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

ハッシュタグ「#デザイナーあるある」

ハッシュタグ「#デザイナーあるある」が流行ってる。ざっと見てみたところ、悲しいことに、ほとんどわかっちゃう。グラフィックデザイナーだったのはアナログ時代だったので、たぶん今のデザイナーさんよりも大変だったかも。いや、今のデザイナーのほうがやること増えてて大変かもしれない。

「デザイナーです、と言うとファッションやCGのことだと思われる」ってのがよく出てくるけど、グラフィックデザイナーってそりゃ普通わからんと思うよ。僕もわからんかった。Gデザイナーの仕事が主に写真や文字を配置することだってわかったのは、グラフィックデザインの専門学校を卒業して事務所に就職して数日後ですよ。そんなのが仕事になるって知らなかった。

イラストを描く人、写真を撮る人、レタリングをする人、マークを考える人。というのは知ってたけど、それらをまとめる人という意味でのデザイナーの存在は思いつかんかった。

デザイナー学院、って名前のついた学校に行ってたくせに、僕はイラストを描く人だからデザイナーじゃないもんねとか思ってて、いざデザイン事務所に就職したら、え?僕、イラスト描くんじゃなくて写真と字を並べるの? 聞いてないよー!的な。

TDW_2046

2011/07/26

買ったのに使ってないソフト

V-Ray2.0、りっぱな改訂版のマニュアルがドーンと届いた。そもそもV-Rayは、3ds Maxで立体視アニメを作る!って勢い込んで購入したのになあ。まだ一度も本番で使ってないや。っていうか、ちょっといじったことはあるけどそれはデモ版の時で、製品版自体インストールしてないや。

だいたいさあ、レンダリング専用ソフトのマニュアルが600ページって。そんな複雑なもんなんだ〜。萎える。以前にV-Ray Freeっていう無料版を使ってたことあるけど、あのシンプルな設定以上に何するんだ?ってよくわからない。V-Ray用のマテリアルとか手を出さなければそんなに複雑なはずはないんだろうけど。

高いお金を出して使ってないソフトはもったいない感が大きい。FinalCut Studioとかもド~~ンって購入した割に、結局一度も使わないままFinalCut Pro Xが出ちゃって。それも旧バージョンのデータが新バージョンで使えないとわかってるので、新バージョンを買わないわけにもいかず、まったくの無駄。

でも見えないだけマシ。勢い込んで買った楽器とか、使わない罪悪感大きくて耐えきれず、すぐ売りに出しちゃったりする。その残念感といったら・・・。

2011/07/25

TDW_2045

ことえりがちょっと賢くなってる?

Lionのことえりって賢くなってるみたい?なんか割と普通に打てる。長文変換でなければ大丈夫みたいだ。ATOKのユーザー辞書をことえりに読み込めないかな?そしたらことえりに乗り換えちゃってもいいや。MobileMeの同期でことえりのユーザー辞書がシンクできるって魅力。今使ってるATOKが候補の優先順位が変になってるっぽいので、この際ことえりもアリかと。

iPhone/iPadでは、ATOKアプリがイマイチで、これならアプリと完全に連携が取れてる標準IMEでいいやと思いましたから、Macでも標準IMEであるところのことえりを使いこなしたらいいと思う。なお、Wikipediaで見たら、「なお、iOS搭載のインプットメソッドはことえりではなく、米アップルで増井俊之ら日本人開発者により新たに専用開発されたもの」だそう。

試しに、ATOKの単語をユニコードテキストで出力、ことえりの「テキストや辞書から読み込む」したら、あっさりと数百単語がことえりでも使えるようになった!
とりあえず、郵便番号変換以外はこれで支障なし!

ことえり、さすがにATOKみたいな郵便番号を住所に変換とかできないから、ここぞというとき不便かもなあ。

っていうか、ことえりで、「みっしょんこんとろーる」って打ったらちゃんと「Mission Control」って変換された。LaunchpadもApp StoreもiCloudも、Apple関連用語ってだいたい出てくる!

ちゃんと変換されない場合は、自分の読み方が間違ってる可能性大。「ふいんき←なぜか変換できない」ってのが大好き。

Apple関連で変換できないものは、ロジック、ファイナルカットプロ、アパーチャ・・・、あ、「・」中黒を打つときのキーがちがう!っていうか、なかぐろで「・」に変換されやんの! これは環境設定で切り替えできた。

ことえり、イケるかなと思ったけど、ATOKの「きょう」で「2011年7月25日」、「すいよう」で「2011年7月27日」に変換される便利さにはやっぱ負けるわ。やっぱATOKの「痒い所に手が届く」変換はすごいんだよなあ。そのすごいのが普通に感じちゃってるので、ことえりはツライ。ATOKの新しいバージョンが出たしね。

あと、テンキーなしのキーボードを使ってる場合、ATOKだと数字を打つと強制的に半角数字に変換するように設定できるのが便利で手放せない。あと、「7がつ25にち」って打つと「7月25日(月)」って候補が出るとかも便利だし。

まあ、テキスト打ってるときの効率の良さではどうしたってATOKはすごいんだけど、ことえりしか入れてないっていうシンプルも捨てがたい。と思ったけど、今回はやめとく。

2011/07/24

SSDは速い!

今のメインマシンの17インチMacBook ProがSSDですけど、起動とか読み込みとかむっちゃくちゃ速いです。Photoshopなどの重いソフトはさすがに多少の待ち時間はあるけど、Mail.appやブラウザなどの普段使いのソフトなんてダブルクリックした瞬間に起動終了してる。

再起動なんて、HDDのときは台所行ってお茶飲んで帰ってきて座ってしばらくしてようやく操作可能になるって感じが、SSDだと立ち上がって歩きかけて振り向くと、すでに再起動し終わってる。

ただ、SSDは寿命の心配するのやめたとしても、使い倒して断片化が進むとすごい遅くなるらしい。プチフリーズとかして細かく固まるって話も(プチフリは今のSSDでは起きにくいらしい)。

寿命については、普通の使い方をしてるかぎり、SSDの寿命が来るより先にパソコン自体が時代遅れになるのは確実っぽいらしい。試しに、使えるだけ使い倒してSSDの寿命が来るところを見てみようぜくらいのつもりでいいかも。

アナログ放送終了

アナログ放送終了の瞬間はいちおう見ておきたいと思ってた。うちのテレビはアナログチャンネルも見れるけど、でかくてジャマと言われているテロップが出ない。ひょっとするとビデオデッキのチューナーで見れば出るかもしれないけど、接続が面倒なのでしなかった。

ビデオデッキを接続してないってことは、少なくとも2年は録画したことないってことだなあ。ほとんど家にいるから録画の必要ないし、録画すると見ないって知ってるし。ビデオデッキってのはもちろん、ビデオテープのやつです。VHSと8mmビデオのデュアルのデッキ。かさばるVHSがきらいで、主に8mmビデオに録画してました。このデッキ、まだ動くかどうか知らないけど。

で、正午にその瞬間を待ってたんだけど、うちのテレビは単にデジタル放送がアナログに変換されてたらしい。正午すぎても映ってる。つまらん。

monotribeでUstreamライブのテスト

Ustreamでmonotribeでライブのテストをやってみました。あんまりおもしろくなくてすいませんでした。とかいっても、3人くらいしか見てなかったみたいですけど。あ、自分もモニタしてたから2人か。あ、うちの奥さんもちらっと見てたらしいから、3-2=1人じゃ〜〜ん。 orz

なにしろmonotribe、昨日初めていじったもんで。これがやってみたくてmonotribe購入しました。ツマミをぐりぐりやってると1分に一回くらいめちゃくちゃキモチイイ音になるときがあります。

monotribe、製品は写真で見るような精悍さはちょっとないです。プラスチック製です。値段を考えればしょうがないですけどね。

一台だとやっぱできることがストレートすぎて幅が狭くて音楽としてはキツい。複数台をシンクできるので、リズムやフレーズをいくつも重ねてどんどん変化させていったら、相当面白くなりそうなんだけど。KAOSSILATORとmonotronは持ってるので、エフェクターとして使えるんじゃないかと思います。KAOSSILATORとシンクできれば面白いんだけど、たぶんできなそう。

ってか、実機をいっぱい繋いでへんてこヘンタイアシッドテクノみたいのやりたいんですけど、そこまではとても。

Youtubeにmonotribeを12台つないでプレイする動画!


よく調べてなかったですけど、iMS-20やiElectribeを同期できる仕組みが搭載されてるらしい。 あと、Twitterでどどどさんに教えてもらった、iMS-20やiElectribeをiElectribeを同期させるだけじゃなく、MIDI入力機器が使える。iPad二台で相当面白いことができそうですね。

これでみんなシンクできる!でもやっぱ際限なくなっちゃいますね。一台のiPadでできるってところが主な魅力なのに。

2011/07/23

Dropboxの不具合の解消法

Dropboxでまれに「以下のファイルがRejected by Serverされた」ってエラーが出る。元ファイルやWeb上のDropboxをいじっても直らない。修正方法は、不可視ファイルのDropboxの初期設定を全部捨てちゃうらしい。

2ヶ月前にそうなったときやってみたし、実は今なっちゃったのでやったところ。一旦Dropboxを終了して設定ファイルなどをゴミ箱に捨ててからDropboxを起動。するとインストールした直後のように各種設定。使ってたDropboxフォルダを指定すると、インデックス作成が始まる。

前回もそれで大丈夫だったから、たぶん大丈夫だろう。3万数千ファイルをインデックス中ってなってる。お、Dropboxのインデックス作成が終了した模様。割と手軽に初期化できるよ。

2011/07/22

Lionとペンタブ

MacBook Proの手前側にペンタブを載せて使ってるから、トラックパッドがふさがってしまう。しかたなく右側にMagic Trackpadを置いてるけど、かさばるなあ。Magic TrackpadをMacBook Proの右側に置く場合、台の上に載せないと段差が不快。で、Magic Trackpadの手前に手首を載せるスペースも必要だから、かなり大きな台を置くことになる。やはり、画面タッチがほしいなあ。

WACOMのBambooのタッチ&ペンでペンタブ上でマルチタッチできるけど、WACOMドライバに依存だから、Lionの操作とはちがうし。ペンタブにカッティングマットとか敷いてるからそもそもタッチは使えないし。あちこち困ったもんだ。

Lion、トラックパッドメインで使う分には非常にいい出来だと思いますけどね。MacBook Proを満足に使うために、外付けのペンタブとMagic Trackpad。もしかするとマウスも。かさばる、ガチャガチャする。せっかくスッキリ仕事できるはずのノートパソコンなのに。だから、キーボードさえ画面の中にある、マルチタッチでスレート型のMacを切に希望!!!

全部Lionになった!

メインマシンにもLion入れたいのだけど、Snow Leopardではこうだった、と確認できなくなるのがツライ。どーしよ、とか思ってたけど、心配だったプリンタのドライバ、キヤノンもエプソンもちゃんとLion対応版が出てる。じゃあ、インストールしちゃう!

で、あっさりLionインストール完了! これで3台のMacが全部Lionに。

ちょ、一大事?! modo501でポリゴンや頂点が動かせないぞ??アイテムモードでは動くけど。あれ?あれ??正確に言うと、動かした分はちゃんと結果的に動いてるんだけど、表示がついてこない。新しいほうのMacBook Proでは大丈夫だった。おかしいな。modo501のバージョンは同じなのだけど。

と思ったら、よかった!SP4がおととい出てたのですね。ダウンロード中。SP3まではNVIDIAで表示の問題があるらしい。 旧MacBook ProはNVIDIAで新しいほうはAMD Radeonです。テクスチャ画像が正しい場所に保存されない不具合も修正された模様。

あ?ユーザーフォルダ内のライブラリのフォルダはどこへ行ったんだ?と思ったら、不可視になってる。ライブラリの中にmodoのAutosaveがあるし、その他キャッシュとか捨てたりするのにいつもアクセスするもんだから、非表示だと困る。

検索したら、ターミナルを使って表示する方法がありました。解決。

あと、MacBook ProにシネマLEDを繋いでる場合、従来はMBPを閉じるとスリープになってしまうのが不満だったが、Lionではスリープしない。これはちょっとうれしい。

ウインドウの端をつかんで上下左右どうにでも拡げられる!

フルスクリーンはmodoやPhotoshopなどのメインの制作ソフトが対応してくれないと意味ないな。Spacesみたいに資料のチラ見に使えるのに。

あと、フォルダ移動で同一ファイルがあるとき、「両方とも残す」と「置き換える」になってしまって、「置き換えない」がなくなっちゃった??これ不便じゃないのか? ファイル整理のときに、ファイルを重複させずにフォルダ統合したりしてたのがLionでは不可能になった?? これ困るなあ。

iCalをMobileMeベースに

新たな問題発覚。iCalがMobileMeベースになるとのことで、しばらく使ってなかったんだけど、MacやiPadには、「このMac内」「iPad内」「me.com」「.Mac」の4つが混在してる。「me.com」がメインになるべきなのか?

iCalとMobileMe、ようやくわかった。どこかの時点で一度MobileMeに統一する処理をしないといけなかったらしい。iCalがMobileMeベースでプッシュで同期されるようになった。

しかし今までローカルでMobileMe同期してたiCalの内容ほぼ10年分あるけど、これはMobileMeベースiCalにインポートできないものか。

と思ったら、あれっ?何もしなくてもローカルのiCalの内容がMobileMeに統合されてる。なあんだ。そりゃそうだろうな。今までのカレンダーを捨てろってことはないもんな。グッジョブApple。これでようやく半年ぶりにiCalを使えるようになった。

2011/07/21

Lion、インストール完了!


Lion、朝起きて、朝ご飯食べてる間にインストールさせておいて、部屋に戻ったらあっさり成功してた!!今までのは何だったんだ? OSX10.7! 他のMacのApp Storeの「購入済み」にLionが出てるので、AppleIDが同じなら何台でもインストールできるようですね。

なんだこのiCal、かっこわりい〜?

タッチでダッシュボードやExposéっぽいことができるとか以外は、表面はあんまり変わってないかも? と思ったら、あんまり変わってないどころか、フォルダーの中身の表示がぜんぜんちがう。新しいカテゴリ分けみたいになってる。マイファイル?

Mail.appのも見た目変わった。3カラム表示っぽい。Mail.appのスレッド表示・関連表示がとても見やすくなった。ただ、新しいアイコンは不慣れ。ん?Mail.appのメールメッセージを右クリックで出る「アーカイブ」って何だろ?

マウスホイールでのスクロールが反転した? 反転したのは画面タッチ操作の場合そのほうが自然だからだ。と思ったら、Finderはそのままだなあ。どっちかで統一してもらわんと。よくよく確認すると、やはり同方向ですね。全体が逆転してる。反転をやめるのはコントロールパネルで設定可能。

まあ、スクロールバーでなくウインドウの中身をスクロールする感覚ならこちらのが正しい。じゃあ、スクロールバーを消しちゃえば違和感がないのにな、と思ったら、システム環境設定の一般でスクロールバーを消せる!!!思い切ったことを! っていうか、よくよく見ると、スクロールバーは自動に設定されていて、ほぼ最初から消してあったのであった。

FinderでもSafariでもスクロールバーがなくなってスッキリ!スクロールするときだけバーが出ますけど、上と下のどちらにスクロールするかはっきりわかるのでやりやすい!


アプリケーションランチャー、面白い!iPhone/iPadと同じく長押しで位置を変えられるし、フォルダにもできる。iWebやDVDプレーヤーが二個ずつあるけど、どうなってるんだ?

アプリケーションランチャーで削除したMac App Storeで購入したアプリは、App Store上でも削除されて「インストール」表示に変わる!ようやく削除方法ができた。

Finderウインドウ内の並び順を種類にした上で日付順とか二重にソートできるのは非常にイイ!


こう手軽にダッシュボードにアクセスできるようになると、ここを活用したくなる。今までほとんどウィジェットって使ってなかった。専用のTwitterクライアントとかあれば。 なんだ、ウィジェット制作って過疎化してるっぽい。新着ウィジェットに2011年のが一つもない。

しかし、いじればいじるほど、これが画面タッチ用でないわけがないと思う。近々ぜったい画面タッチMacが出るよ。特にアプリケーションのフルスクリーン操作してると、iPadでやってるみたい。24インチのスレート型Macを希望!

AdobeがLionサポート情報出したそうです。とりあえず、Adobe CS5以上を使ってる人はちょっと待つほうがいいかもってことかな? CS4からアップしなくてよかったなあ。まあ、そのうちアップデータ出るだろうけど。


Lion、今のところ大満足。今日の作業が終わったら、他の2台にもLion入れよう!

Lion、MacBook Airには超すんなりとインスコ完了!メインマシンにもLion入れたいのだけど、Snow Leopardではこうだった、と確認できなくなるのがツライ。

Lion、インストール失敗中

二回目のインスコがあと8分、このまま成功すればいいけど。例のTrashMeで削除する方法がわかってるおかげでそんなに心配してないです。

やはりエラーでダメ。Option押しながら起動すると「OSXインストーラー」と「リカバリーHD」ってのが出る。ってことは元のSnow Leopardは残ってない!で、エラーでインストールできないってことは、リカバリーするしかない??それはキツいだろ!どーする???

どうするんだ〜〜?? とりあえず終了して、明日情報が集まるまで放っておくしかない・・・。普段使わないほうのMacBook ProなのでTimeMachineもつないでない。

他のマシンのTimeMachineからも復旧できることを教えてもらった。なるほど。このマシンにか入ってないファイルはターゲットモードで救い出してから、復旧できますね。最後の手段はそれで行こう。

Snow Leopardで起動できさえすれば、TrashMeってソフトを使って削除できるので再ダウンロードできるはずなんですけどね。まあ、旧MacBook Proだし、元々入ってたHDDは未使用のまま交換してとってあるんで、それに載せ替えて売っちゃうという手もあるんですけどね。

うーむ、まだやってないけど、数回目のインストールでやはりエラーでインストールできない場合、復旧システムを作れませんでしたとかになり、それはBootcamp領域を削除すると解決する、とかいう情報が。めんどくさそう。やっぱリカバリーしちゃうか・・。

2011/07/20

Lion、インストールの途中まで

21時47分、Twitterで間もなくリリースのLionの話を書いてる最中、ぎゃ!もうLion売ってる!!?? Lion、2600円〜〜!安っ!もう新MacBook Airも売ってる!
って、LionはiPad2と同じく、また「通知を受ける」って関係なかったじゃん!!

まあいいや。サブマシンのMacBook Pro17に入れたろ!
Lionダウンロード中〜〜〜!!さすがに時間かかるだろう。
%が出ないからダウンロードしてるのか止まってるのかわからない〜。
と思ったら、ドック、小さくしてたからわからなかった。大きくしたら、今5%くらいです。
他のApp Storeアプリと同じく、同じAppleIDを使うかぎり無制限だったらいいなあ。

しかしおもしろいのは、こんな状況初めて!初めてOSXがダウンロード販売で、Twitterでその状況をみんなで共有してるって。

新MacBook AirはSundayBridgeなのかな?最大1.8GHzってそれほど速くなってない気が。あとサンダーボルトとバックライトキーボードか。

Lionダウンロード、15分くらいかかって20%くらいまで進んだ。

13インチMacBook Air、SSDが256GBで138000円て! 11インチはあまり変わらない気がするけど13インチ激安化!

40%くらいまで行った。意外に早いかも。

Lionダウンロード、40%すぎてから遅くなってきた。30分かかってようやく半分くらい。

Mac miniからも光学ドライブが消えた。もう光学ドライブは完全に見捨てるってことですね。販売再開されたCintiq21インチとの組み合わせが良さそう!

今「Lion」でEchofon上で検索かけると、一番上にスクロールできないくらいの速さでタイムラインが流れる。

やっぱすごいのはAppleの時代を変える意志。自分で率先して光学ドライブ廃止に持って行くしくみを作っちゃう。

約1時間ちょっとかかってLionダウンロード完了、インストール中〜〜!

あ〜〜ダメだ〜〜! インストールメディアの検証中が始まってすぐ「ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性があります」って!ダウンロードし直しだあ。

が、Macを再起動してからインストール始めたら正常にインストールが始まってるようです。あと33分。

MacBook Proの13インチがちょっとかわいそう、とか思ったけど、core i7で2.7GHzで光学ドライブつきならまだまだ需要ありそう。

おおおーーい!ダメだよー。最終的に「エラーでインストールできませんでした」って。
再起動したらまたインストールが始まった。あと36分。こりゃまたダメっぽいな。

月に人が行って40年

42年前の今日はアポロ11号が月に行った日だそうで。「ご覧。昔、あそこに人が行ったことがあるんだよ。」「うそでしょ、おじいちゃん」って時代になりつつある・・・。

月着陸は日本時間で7月21日午前11時か。生中継を見たと記憶してたけどちがったみたい。夜だと思ってた。小学校に入って初めての夏休みの2日目の午前か。 アポロ11号 - Wikipedia http://bit.ly/oABiME

アポロの打ち上げ自体はアポロ8号から何度も見てたはずなので、どれが何号なのか記憶ではわからないけど、たぶんアポロ11号の打ち上げの生中継を見て夏休みの絵日記を書いた気がするんだけど、11号の打ち上げが7月16日じゃ、11号じゃなかったのかも。

だいたいさあ、アポロが月に行った42年後っていえば、火星都市くらいできてていいんじゃないの? ライト兄弟が初めて飛んだ1903年の42年後の1945年ったら、ジェット機が実用化されてたんだから。月着陸の42年後が、シャトル引退でアメリカが宇宙に人を送る手段がとりあえずゼロって、想像できたかと。

実はスペースシャトルは、ロケットブースターを2つくっつけた時点で、すでに大失敗作なのでした。コストがかかりすぎる。使い捨て燃料タンクとシャトル本体のみという構成でなければならなかった。

次の動きってあんまりよくわからないけど、どんどん宇宙に出て行かなくちゃいけないと思う。地球の資源って卵の黄身みたいなもんで、人類は黄身の栄養に頼って生きてちゃダメだ。宇宙にひろがって蔓延らなくては。

アメーバブログの不思議

不思議でしょうがないんだけど、アメーバブログ、なんで1日1ページの構成なんだろ? せめて一週間分くらいが同じ画面内にあってほしい気がする。細切れすぎる。アメブロユーザー的にはそのへんどうなんだろ? すいません、アメブロのトップからいくつかたどって見てみたら、一日一ページじゃない構成のブログもありますね。

Twitterで聞いたところ、アクセス数をかせぐためらしい。1日分を独立させれば一週間分見てもらったらそれで7アクセス。人それぞれの楽しみに水を差すのもアレですけど、読みやすさはある程度優先してほしいですね。いや、知り合いの人もそういう形式だったりするので強くは言えないんですけど。

ブログって検索でたどり着いたりすると、その人が普段どんな記事を書いてるのかザッと見てから個々の記事を読み始めたりしますけど、一日一ページだとザッと見れないので結局ちゃんと読む気が失せたりする。

澤田圭さんが、「アーティストさんの為のブログの書き方」を書いてて、これは非常にイイ! これをアメブロのトップからリンクしてもらわなきゃ! http://amba.to/nB3TzP

■グラフィック薄氷大魔王[265] iPadで快適にドローイングする方法いろいろ

■グラフィック薄氷大魔王[265]
iPadで快適にドローイングする方法いろいろ

吉井 宏
───────────────────────────────────

●iPadで快適にドローイングする方法の決定版?

どうすればiPadで気持ちよくドローイングできるか?について、まだまだ試行錯誤中。画面に掌をつくのに汗ふきリストバンドを使うとか言ってましたが、夏は暑苦しい。最近、どうやら一番快適な方法はコレだ!ってのにたどり着いた模様。

画面に掌をおきたい理由は、手を固定した上で手首より先の動きで描きたいわけじゃないです。で、今描いてるところとは別のところに描くには、画面をスクロールするか、手の位置を動かすのが一般的な方法であります。

で、iPadの場合、別の箇所を描くにはもう一つの方法があってですね、iPad自体を動かす。手というか腕自体は固定して安定させておく。机の端の角に手首の10センチ下あたりを固定しておいて、左手でiPadを動かす。紙同様に回転しながら軽やかに描ける。摩擦の大きいiPadケースだとちょっとやりにくいですね。

で、机の角や分厚い本も腕を固定するのに使えるけど、スマートカバー! これは具合イイ。三角にたたんで逆にして使う。スマートカバーって、プロテクターとしてはいいけど、iPadの使い方を制限されるのでイマイチかもと思ってたけど、腕を置く台という使い道が見つかった。

< http://twitpic.com/5rgcnx >

●下絵ラクガキをiPadに取り込む

紙にドローイングしてて、そのまま作業をiPadに移して描き続けられれば、アナログとデジタルの境界が低くなって便利なんだけどなあ。と、iPadのスキャナーアプリJotNot Scannerで紙の下絵を撮影、SketchBook Proに読み込む方法を模索、Dropbox経由で読み込もうとしたところJotnotは画像ではなくPDFで書き出しちゃう。他に使えるスキャナアプリはないかと探してたら、なあんだ、SketchBook Proの読み込みに「Camera」があるじゃん!i

Padのカメラで撮影して直接SketchBook Proに読み込まれる。で、便利なのは、小さいスケッチをたくさん同じ画像内に並べたい場合、レイヤーを作ってそこにまたカメラで撮影して読み込める。MacとスキャナとWi-Fiを使わずに紙とiPadでドローイングや下絵作業ができるわけで、ちょっと進歩。

SketchBook Pro < http://goo.gl/q3VEn >
JotNot Scanner < http://goo.gl/N5dFo >

●iPadの画面の摩擦を安定させる方法

iPadでゴム球タイプのスタイラスを使って描いてる人限定メモ。画面が滑る部分と滑らない部分がムラになってて描きにくい場合、クイックルワイパーなどの埃を取るやつで拭く。すると、油分のうすーい皮膜ができて画面全体が滑りやすくなって安定するぞ!

摩擦をスルスルに安定させるにはクイックルワイパーの他、ダスキンモップなども良さそう。手や顔の脂を画面にまんべんなく塗りつけるという方法もあるんだけど、なんか汚らしくてヤダもんね。

●おまけ1 MacBook Proの電源アダプタのコンセント部分の紛失対策

MacBook Proの電源アダプタのセパレートになっているコンセント部分がすぐどこかに行っちゃうとお嘆きの貴兄に、コンセント部分を電源アダプタにセロテープでくっつけておく、という裏技!・・・どこが裏技だ?

< http://goo.gl/qe45V >

●おまけ2 アーロンチェアの正しい座り方

アーロンチェアを使い始めて十数年。初めて「背もたれ後方傾きロックレバー」を有効にしてみたら、まっすぐ座れる! 仕事するときはこれを有効にしないとダメってことか。座りやすいじゃん! 今まで、後ろにふにゃっと傾いてしまうので座面の前方にお尻を載せてたのでした。背もたれ後ろの腰を支えるパーツの高さを調整すると、さらにまっすぐ座れていい感じです。

「アーロンチェアはくつろいだり長い会議とかにはいいけど、机に向かって全力で仕事する椅子じゃない」とか言ってましたが、撤回します。ようやく真価を理解したってとこか。バカでした。いい椅子だなあ。しかし、もう5センチ高くなれば最高なんだけどな。っていうか、5センチ低い机を買えってことなんだけど。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

見逃したと思っていた「潜入!リアルスコープ」のピクサー本社潜入。先週土曜夜、Twitterで今やってることを知り、急いでテレビをつけるも、もう「カーズ2」のプレミアショーの話になっていて、潜入は見逃した!バカー!

でもピクサーが特別に作ってくれた映像ってのが番組の最後にあるらしいので、しょうがなくずっと見てたのだけど、こりゃヒドイ!あり合わせの映像を粗く合成しただけじゃんか!ちゃんと切り抜けてなくて、アルファチャンネルの白いフリンジが見えてたぞ。シロウトは喜ぶかもしれんけどプロの目はごまかせない! DVDの特典映像その他でメイキングやピクサー潜入もたっぷり見れるわけだし、ゴールデンタイムのテレビに期待しちゃダメってわかってるけど、いろいろガッカリ。

ところで、Appleの為替レート見直し値下げ。僕的にまっ先に確認しに行ったのが、Cheetah3D。いくらなんでも高すぎると言われてた18000円から8500円に変更されてる! すごいっ!と思ったら、あれえっ!自分のアプリREAL STEELPANも値下げされてる〜。それで買う人が増えればいいんだけど。

Cheetah3D < http://goo.gl/lZslu >

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

塗料等引き取ってもらった件

昨日、プラモ好きの人に、先日処分しきれなかった残りの未使用塗料や未使用スプレー等、ぜーんぶ引き取っていただいた! どう処分しようか困ってたので、ありがたい! シリコンやレジンキャストも先日処分済みなので、これで、ビン入りや缶入りのフィギュア関連素材はうちからなくなった。すっきり。

今住んでるところでは作業するつもりはないので、とりあえず当分の間、立体制作はしないだろうってことで一区切りつけようと思って。もちろん、立体制作は楽しいのでやりたいけど、マンションの部屋でできる作業じゃないです。それに、やるなら大きい作品だし。ちゃんとした作業場を確保できるまではおあずけ。

それでも、立体出力したものに色を塗りたい場合が出てくるだろうけど、そんなときは、なんとか水性アクリルでやってみよう。以前、水性アクリル塗料の被膜がやわらかくて梱包の痕がついちゃったりした原因はたぶん、リキテックス用の遅乾剤を入れたからだと思う。正しく使えば、そこそこ悪くないはずなのだ。

2011/07/18

下絵ラクガキをiPadに取り込む

紙にドローイングしてて、そのまま作業をiPadに移して描き続けられれば、アナログとデジタルの境界が低くなって便利。iPadのスキャナーアプリJotnotで紙の下絵を撮影、SketchBook Proに読み込む方法を模索、Dropbox経由で読み込もうとしたところJotnotはPDFで書き出しちゃう。他に使えるスキャナアプリはないかと探してたら、なあんだ、SketchBook Proの読み込みに「Camera」があるじゃん!i

Padのカメラで撮影して直接SketchBook Proに読み込まれる。で、便利なのは、小さいスケッチをたくさん同じ画像内に並べたい場合、レイヤーを作ってそこにまたカメラで撮影して読み込める。MacとスキャナとWi-Fiを使わずに紙とiPadでドローイングや下絵作業ができるわけで、ちょっと進歩。

iPadで快適にドローイングする方法の決定版?


どうすればiPadで気持ちよくドローイングできるか?について、まだまだ試行錯誤中。画面に掌をつくのに汗ふきリストバンドを使うとか言ってましたが、夏は暑苦しい。最近、どうやら一番快適な方法はコレだ!ってのにたどり着いた模様。

画面に掌をおきたい理由は、結局、手を固定した上で手首より先の動きで描きたいわけじゃないですかー。で、今描いてるところとは別のところに描くには、画面をスクロールするか、手の位置を動かすのが一般的な方法であります。

で、iPadの場合、別の箇所を描くにはもう一つの方法があってですね、iPad自体を動かす。紙も場合も同様ですけどね。手というか腕自体は固定して安定させておく。机の端の角に手首の10センチ下あたりを固定しておいて、左手でiPadを動かす。紙同様に回転しながら軽やかに描ける。摩擦の大きいiPadケースだとちょっとやりにくいですね。

んで、机の角や分厚い本も腕を固定するのに使えるけど、スマートカバー! これは具合イイ。三角にたたんで逆にして使う。スマートカバーって、プロテクターとしてはいいけど、iPadの使い方を制限されるのでイマイチかもと思ってたけど、腕を置く台という使い道が見つかった。

2011/07/16

番組の予告、の続編

 先週土曜日に見逃したと思っていた「潜入!リアルスコープ」のピクサー本社潜入。今日19時20分くらいにTwitterで今やってることを知り、急いでテレビをつけるも、もう「カーズ2」のプレミアショーの話になっていて、潜入は見逃した!バカー!

でもピクサーが特別に作ってくれたリアルスコープ君とカーズのメーターの共演映像ってのが番組の最後にあるらしいので、しょうがなくずっと見てたのだけど、こりゃヒドイ!あり合わせの映像を粗く合成しただけじゃんか!ちゃんと切り抜けてなくて、アルファチャンネルのフリンジが見えてたぞ。

シロウトは喜ぶかもしれんけどプロの目はごまかせないぞ! DVDの特典映像その他でメイキングやピクサー潜入もたっぷり見れるわけだし、ゴールデンタイムのテレビに期待しちゃダメってわかってるけど、いろいろガッカリ。

技術的制約=工夫のしがい

リトルレッドのメイキングを見てたら、音楽制作のところでパソコンの画面がGarageBandだった! マジで? まあ、GarageBandでも基本的なことはだいたいできるし。iMovieで映画作った人もいるらしいし。制作環境は誰でもすでに整ってるんですよね。作るか作らないかだけで。それでも3DCGはまだちょっとハードル高いか。

「iMovieで映画」で検索したらスゴイのが出た。iPhoneで撮影、iPhoneアプリのiMovieで編集したショートムービー。ちゃんと出来てる!  ここまで安く作れる環境が整ってて、「映画作りたい情熱はあるのだが、作ってない」って人は単にナマケモノの証明かも。

iPhoneとアプリのiMovieだけで作る場合、もちろん技術的には制約が大きいんだけど、模型の電車にiPhoneを取り付けて撮影したり、iPhoneであることをプラスに働かせてるのがウマイ。あと、模型の電車とか、題材の選択の勝利。もともとちゃんと映像を作れる人たちなんだろう。

たとえばCGでキャラアニメをなるべくややこしいことせずに短時間で作るっていう制約を考える。まず、一番扱いが面倒な「足」がないキャラばかり登場させるか、人形劇みたいに全景に何か置いて下半身を隠す。また、点目のキャラなら目を動かす仕組みを省ける。服を着せない、毛を生やさない。

しゃべらない。部屋から出ない。暗くていい夜を舞台にする。あ、足がないってのはオバケやバーバパパとかそうだな。たぶん、制約が多ければ、工夫のしがいもあるし、思わぬ解決方法が新しさに繋がったりするってことで。

映画「リトルレッド」

CG映画「リトルレッド」観てるとこです。見た目より意外に面白いらしいと聞いたので。しかし、2006年公開とはいえ、このCG表現はいったい・・・。一昔前の学生作品みたいだ。

最初の20分過ぎて、おかしいなあ、ちっともおもしろくないんだけど。レシピを盗まれただけで多数の飲食店が閉店に追い込まれるって説得力なさすぎ。普通に子供向けの安い人形劇?って感じか。誰が面白いって言ってるんだろ?

構造は面白いと思います。羅生門?藪の中?的な、複数の視点からの証言を追う形式のミステリー。細かいギャグもときどき面白い。しかしー、やっぱCG表現が・・・。

毛並みがリアルで美しいという評がどこかにあったけど、これ、モンスターズインクの4-5年後の映画だよ。単に毛の生えたマテリアル以上の何ものでもないという・・。

・・・見終わった。CG表現の違和感が麻痺したせいか、後半は割とおもしろく観れた。総合的にみて、「意外に面白い」って評はある程度当たってると思う。

小ネタやギャグやパロディや引用や派手なアクションがふんだんに盛り込まれてるんだけど、やっぱCG表現のチープさがネック。やろうとしてることはだいたいわかるから逆に「惜しい!」感が非常に強い。これを「シュレック」のスタッフが作ったとしたら、相当すごいことになってただろうな。

メイキングによると、「リトルレッド」はアニメーションを作ったことない人たちが寄ってたかって作ったもののようで、それがプラスにもマイナスにもなってる模様。しかし「キャラクターの統一感がないのは個性を尊重したから」はマズイでしょう。統一感は違和感をなくすためなんだし。

メイキングに出てくるけど、やはりCGはフィリピンのCGプロダクションに丸投げらしい。相当安く作れたんじゃないか?声優は有名俳優を使ってるからそっちの予算の割合が大きそう。っていうか、有名俳優でも使わなきゃ、まず興味を引けないからねえ。

とか言いつつ、なんか、最初は「ダメだコリャ」とか思ってたけど、メイキング含めていろいろ見直してるうちに、「見た目は安物だけど、愛すべき作品」って感じがしてきた。特に、CGでもシナリオでも企画でも、何か映画やアニメを作ろうとしてる人には「元気が出る映画」かも。なんちゅうか、ワクワクしてくる。オレも作りたい!って。

リトルレッドの続編の予告編。さすがにCG表現は格段に向上してる!おもしろそうじゃん! Hoodwinked Too! Hood vs. Evil Official Trailer‏ - YouTube 

2011/07/15

Appleの為替レート見直しとCheetah3D



Appleの為替レート見直しでMac App StoreやiTunesのApp Storeのアプリの価格が一斉に値下げされた。Final Cut Pro Xも9000円も下がった。

あれえっ!自分のアプリも値下げされてる〜。それで買う人が増えればいいんだけど。ちなみに、iTunesストアの音楽や映画は値下げされてない。

REAL STEELPAN 250円

僕的にまっ先に確認しに行ったのが、Cheetah3D。いくらなんでも高すぎると言われてた18000円から8500円に変更されてる!

ちょっと遊びででも買ってみたいと思ってた。Carraraがちょっと特殊な位置になっちゃってる今、Macで使えるお手軽格安でキャラアニメできる統合3DソフトってほぼCheetah3Dのみだから。

と思ったら、あれれ? Cheetah3D本家サイトでも149ドルが99ドルに値下げされてる。Mac App Storeの為替レート変更のためだけじゃないのか。

Cheetah3Dのデモをダウンロードしてちょっと使ってみた。なるほどぅ〜〜。やっぱかなりCinema4D風。オブジェクトに属性をタグでくっつけたりするところなどそのまんま。Cinema4Dを初心者用に簡略化したって感じか。僕はC4Dは多少は使ってたのであまり違和感ない。

ただ、やっぱちがうソフトなので、C4Dと似てる分、逆にとまどったりすることも。似たソフトより、ぜんぜんかけはなれたソフトを使うほうがラク。似てると混乱して疲れる。なので、慣れてるmodoやC4Dとはおそろしくかけ離れた使い勝手の3ds Maxは実は僕には合ってるかも、と思ったりします。

で、問題は、C4Dの一番下のPrimeとくらべてどうか?ってことか。本格的キャラアニメは一番上のStudioしか選択肢ないけど、C4D PrimeもCheetah3Dも最低限のことはできる。

ただ、仕事に使うかもしれないツールって、ものすごい高価でなければ、値段の高低って導入動機にはあんまり関係ないし。しかし、Cheetah3Dって、テクスチャペイントできるってところは超お得だと思う。

ものすごく惜しいけど、Cheetah3Dは使わない。使えねーとかじゃないですよ。こんなお得な3Dソフトは他にないです。ひととおりのことができるMac用の3Dソフトを一つ入れたいって人がいるとしたら、ぜひおすすめしたいです。

TDW_2042

映画「トランスフォーマー」

最近、見てて当たり前みたいな映画シリーズをなぜか見てないことが多く、時間を作って見てます。ハリポタとカリブの海賊も追いつくぞ! 僕は基本的に、映画を観て「つまらないと思ったら負け」主義。たぶん、つまらないのは自分の知識が足りなかったり楽しみ方が悪かったり想定ターゲットからはずれてるから。

2007年の最初のトランスフォーマーですけど、見終わった。どっちかというと苦手な細かいネタやギャグや舞台があっちこっち飛ぶタイプの映画だけど、まーわかりやすいこと!普通におもしろかった。

ただ予想とちがったのは、変形ロボをテーマにしたシリアスなドラマなのかと思ったら、普通に子供向けなのね。遠い宇宙から来たロボットがアメリカ人調でしゃべる感じの。ツッコミたいところはあるけど、アルマゲドンと同じく、こういうのが純粋に娯楽映画!なんでしょうね。ノレれば楽しい!今回は比較的ノレた。

ストーリーにあんまり重要じゃないいろんな人たちがいろんなエピソードやギャグをはさむタイプの映画って昔よくあった気がするけど、あ、これは久々にそういうタイプの映画だ!って思ったのはハリウッド版GODZILLA。

ハリウッド版GODZILLAは、そんな主義の僕でさえお手上げだった。これはさすがにつまらない! さっき書いたみたいに苦手な「いろんな人が出てきてそれぞれのエピソードやネタをする」タイプかつ「バカっぽいお祭り」の雰囲気もあり、それらのどれにもノレない僕。

どうしてもイヤだなあと思うのは、細かいネタやエピソードが、サスペンスや盛り上がりをブチブチ寸断するタイプ。なんちゅうか、せっかくクライマックスに向けて盛り上げてるのに、なんでぶった切っちゃう?

2011/07/13

■グラフィック薄氷大魔王[264] 東京国際ブックフェア。図鑑で調べた虫。すごい錯視。

■グラフィック薄氷大魔王[264]
東京国際ブックフェア。図鑑で調べた虫。すごい錯視。

吉井 宏
───────────────────────────────────

●東京国際ブックフェア

15年ぶりくらいで行ってきた。信じられないくらいの人の多さ! ぎっしりな混み具合でした。ビジネスデーはみなさん必死。後半の土日が一般用の日らしいです。逆に一般の日のほうが空いてるのかも。

10時半前に入りましたけど、受付横で大音量でジャズ演奏で歌ってて、盛り上げたいのはわかるけど、音量が大きすぎて受付業務に支障をきたしてた。

僕にとっては、ブックフェアよりもどちらかというと同時開催の電子出版EXPOとライセンシングジャパンのほうがメイン。知り合いのブースをいくつか回ってきました。電子出版EXPOは、電子書籍デバイスや電子書籍制作関連の企業が大半。パナソニックのデバイスを触ってみたけど、軽くて見やすくてなかなかイイ。

教育ITソリューションEXPOってのも2階でやってる。おもしろかったのが出展社の半分くらいが電子版の黒板・ホワイトボード関連。プロジェクターで投影したホワイトボードに電子マーカーで書くやつ。これ、ひょっとするとデカいサイズで下絵とかスケッチとかできそう。

で、全部回るのは体力的に無理なので14時すぎには出て来ちゃったけど、国際文具紙製品展と国際雑貨EXPOなんてのも同時にやってる。たぶんこちらのほうが見物するのは楽しそう! その中でDESIGN TOKYOってのもやってるんだよ。一日で全部回ったら本当に倒れる。

ところで、ある大きなブースで、「OCRの超スゴイやつ」のデモを見せてもらった。どんなに汚い字でも、魔法のようにテキストデータになるとのことで。ちょっと興味ある。わざと汚く書かなくてももともとヘタな字で受付用紙に記入してみた。これはいくらなんでもムリだろう。

コンパニオンが受付用紙をドキュメントスキャナに通し、パソコン画面でOCR処理をする。「普通のOCRではこの程度、ほとんど使いものになりませんね。」「はいそうですね。」「では、そのスゴイOCR。今、読み取った用紙のデータが中国に送られております。」 え??何それ??

「送られた受付用紙の内容を、今、中国でキーボードで打っております。」 ええ〜〜っ!!つまり、人力OCR。いちおう、それはギャグですか? とか マジに本当なんですか?と何度も確認したんですが、マジだそうです。

すぐテキストが送られてきた。そりゃ確かに正確にテキスト化されてるけど。だまされた!と思いました。自動販売機の中に人がいた感じ。それに、勝手に外国に送るなよ! 受付用紙にはしかたなく書いたけど、勝手に外国に流されることがわかってたら書かなかった。

そこ、ものすごい広くてコンパニオン多くてブースデザインもかっこよくしてて、いかにもお金かけてるっぽい。そのビジネスモデル、儲かるんだ。クヤシイ。なので企業名は書かない。

ああっ! 無料ドリンク引換券を使うのを忘れてた!

●壁にいた虫を図鑑で調べた

先日、外の壁に朝からずっといた、小さいカミキリムシみたいな虫。2cmくらい。背中の色がきれい。オレンジ色の顔に黒いおめめがポチポチ。

< http://goo.gl/2LXo2 >

自炊PDFの図鑑でちゃんと調べてみると、アオカミキリモドキってののようです。この虫には毒があって触ると水腫ができるそうです。触らないでよかったー。

子供の頃はよく図鑑で調べたけど、最近は調べるまで行かないなあ。っていうか、こういう虫でもなんでも、ちゃんと種類と名前があるってのが面白い。テキトーなカミキリムシっぽいヤツがいろんなバリエーションで存在するんじゃなくて。

前回、図鑑で調べたのって2年前、「いっぱい咲いてるこのラッパみたいな花は何だ?」って調べたら、「エンジェルス・トランペット」という花だった。そのまんまやないけーっ!と思いました。

ちなみに、そのトランペットって花にも毒がある。過去2年間の統計では、僕が気になって図鑑で調べるものには100%毒があるということに。


●おまけ1 すごい錯視

Twitterで知った錯視効果がめちゃくちゃおもしろい。顔の歪み効果?っていう最近発見された錯視の一つらしいんだけど、とにかく見てみてください。二つの顔の中央の十字を見つめたままムービーが進むと、とんでもない化けものが次々に現れる。そんなバカなと巻き戻して顔だけを見ても化けものは出てこない。すげ〜〜なコレ。自分の脳みそが信じられなくなる。

< http://naglly.com/archives/2011/07/flashed-face.php >

●おまけ2 お気に入りコマーシャル

何度見てもおかしい! KINCHOプレシャワー「ベンチの二人」篇

< http://www.kincho.co.jp/cm/html/preshower_bench/index.html >

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

先々週の土曜、「潜入!リアルスコープ」って番組の中で、「次はピクサー本社に潜入!」って出た。わくわくしながら待ってたら、そのまま番組は終わってしまった。あれ〜?  ピクサー本社に潜入って次回じゃないか! 最近の番組の中の予告って、この後すぐやるのかと錯覚すること多し。番組の終わりもはっきりしないし。気がつくと次の番組になってたりする。「ピクサー本社」でTwitter検索するとおなじく「待ってたのに来週でがっかり」って人が多かった。ってことは錯覚させるように作ってある。悪質! 日本中でいったい何人の人が競艇の訓練風景をしかたなく見ながらピクサーやるの待ってたか。15分って、x 1000万人だったらどれだけの損失かと。とか怒っていたんだけど、あれっ? 結局先週土曜日、ピクサー潜入見るの忘れちゃったい。

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

アーロンチェアの正しい座りかた

アーロンチェアを使い始めて十数年。さっき「背もたれ後方傾きロックレバー」を有効にしてみたら、まっすぐ座れる! 仕事するときはこれを有効にしないとダメってことか。座りやすいじゃん!

今まで、後ろにふにゃっと傾いてしまうので座面の前方にお尻を載せてたのでした。背もたれ後ろの腰を支えるパーツの高さを調整すると、さらにまっすぐ座れていい感じです!

アーロンチェア。今まで「くつろぐにはいいけど、仕事する椅子じゃない」とか言ってましたが、撤回します。ようやくアーロンチェアの真価を理解したってとこか。バカでした。いい椅子だなあ。しかし、もう5センチ高くなれば最高なんだけどな。っていうか、5センチ低い机を買えってか。

ところで、機材など下取りに出そうときれいに拭いてたりすると「ん?このスイッチはなんだ?」って便利機能を発見したりする。あと、ロゴマークのところなどの保護フィルムを剥がし忘れてることに気づいたりする。くやしい〜っ!

クリアーアクリルの部分などに貼ってある保護フィルムやビニール。新品おろしたての時にペリペリって剥がすの大好きなんです。よく、クルマの内装のビニールを剥がさないで乗ってる人いたけど、あれは中古車で売るときまで新品のままにしておこうってこと? ビニールの分損してると思うのだけど。

TDW_2040

2011/07/11

MacBook Proの電源アダプタのコンセント部分の紛失対策

MacBook Proの電源アダプタのコンセント部分がすぐどこかに行っちゃうとお嘆きの貴兄に、コンセント部分を電源アダプタにセロテープでくっつけておく、という裏技!どこが裏技だ?

TDW_2038

番組の予告

先々週の土曜、「潜入!リアルスコープ」って番組の中で、「次はピクサー本社に潜入!」って出た。わくわくしながら待ってたら、そのまま番組は終わってしまった。あれ〜?  ピクサー本社に潜入って次回じゃないか! 最近の番組の中の予告って、この後すぐやるのかと錯覚すること多し。番組の終わりもはっきりしないし。気がつくと次の番組になってたりする。「ピクサー本社」でTwitter検索するとおなじく「待ってたのに来週でがっかり」って人が多かった。ってことは錯覚させるように作ってある。悪質! 日本中でいったい何人の人が競艇の訓練風景をしかたなく見ながらピクサーやるの待ってたか。15分って、x 1000万人だったらどれだけの損失かと。とか怒っていたんだけど、あれっ? 結局先週土曜日、ピクサー潜入見るの忘れちゃったい。

2011/07/10

すごい錯視

Twitterで知った錯視効果がめちゃくちゃおもしろい。顔の歪み効果?っていう最近発見された錯視の一つらしいんだけど、とにかく見てみてください。中央の十字を見つめたままムービーが進むと、とんでもない化けものが次々に現れる。そんなバカなと巻き戻して顔だけを見ても化けものは出てこない。すげ〜〜なコレ。自分の脳みそが信じられなくなる。



で、目に残った顔の残像が次の顔を歪ませる、のだったら、こういうこと?と思って、Painterのガラス越し効果を使って二枚の画像のを合成してみた。こんな感じだよね?


TDW_2037

2011/07/09

RHODIAとスケッチ用紙

RHODIAの本、買ってきた。
 「 フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術: 戸田覚」

RHODIAはモールスキンに挫折した反動で使い始め、メモに使ってます。3サイズくらい使ってる。メモしたことをパソコンに移したらベリベリッと破って捨てちゃうのが小気味よくていいのだ。スケッチとかも本当はRHODIAでやりたいんだけど、罫線が濃いのでちょっと不向き。ドット罫ってのもあるけど苦手。無印良品他のドットノートをいくつか使ってダメでした。

スケッチとかに使う紙は、コピー用紙やスケッチブックの紙やPM PADを使うんだけど、1センチの格子状のうすーい青い罫線をインクジェットプリンタでプリントしてます。

うすーい青い格子罫線の自作用紙をどう使うかというと、青の色鉛筆や細いマーカーでダーッと大ざっぱに描いて、決定の線を水性ボールペンの黒や黒マーカーで描きます。で、スキャン。Photoshopのアクションに登録してある「色調補正の色相・彩度で青を飛ばして黒線だけ残す」って処理をすると、青い罫線や下絵のラインがきれいに飛んで、黒い線だけ残る。

その処理を最適化してもRHODIAの罫線はちょっと残ってしまう。で、昨年見つけたオキナの「Project Paper」っての。これは5mm罫だけど、罫線がうすーい青。今まで青罫用紙は自作してたけど、この紙があれば大丈夫!

リングノートもあるそうで、RHODIAはほんとにメモ専用として、スケッチ的にはProject Paperがサイコーかも。1センチ罫のもあるらしいんで買おうっと。

(「格子状の罫線」などという変な苦しい用語をひねり出して書いてましたけど、思い出した。そういうのは「方眼」というのであった。)

本の話の続き。以前に「RHODIAの紙ってメチャメチャ質がいいけど、方眼の印刷のテキトーさ加減で高級に見えないようにカモフラージュしてるんじゃないか?」とか書いてましたが、RHODIAの紙は、なんと自前で製紙からやってるんだって!

罫線の色が濃かったりうすかったりばらつきがある件は、水溶性インキで濃淡の調整が難しいらしく、特に支障はないので放ってあるとのこと。


あっ!いいこと書いてあった!罫線の濃淡にばらつきがあるということは、罫線が薄目のものを選んで買ってくればいいのだ!なるほどね〜!

TDW_2036

2011/07/08

Behance Networkにアップしてみた

カッコイイ作品が多くて最近よく見ているBehance Networkにアップしてみた。

TDW_1902 - 1920

仕組みがまだよくわかってない。トップに出てこないなあ。何か間違ってるのか? と思ったら、トップに出てるギャラリーはFeaturedなんだ。Most Recentの6ページ目に出てた。

なんだ、Loftworkみたいにいつもアップしてトップページ近くにいればViewが多くなるかと思ったんだけど。こりゃ、普通のSNS的にいろんなとこにコメント書いて自分のアイコンの露出を増やすしかないのか。めんどくさいなあ。

人力OCR?

ところで、ある大きなブースで、「OCRの超スゴイやつ」のデモを見せてもらった。どんなに汚い字でも、魔法のようにテキストデータになるとのことで。ちょっと興味ある。わざと汚く書かなくてももともとヘタな字で受付用紙に記入してみた。これはいくらなんでもムリだろう。

コンパニオンが受付用紙をドキュメントスキャナに通し、パソコン画面でOCR処理をする。「普通のOCRではこの程度、ほとんど使いものになりませんね。」「はいそうですね。」「では、そのスゴイOCR。今、読み取った用紙のデータが中国に送られております。」 え??何それ??

「送られた受付用紙の内容を、今、中国でキーボードで打っております。」 ええ〜〜っ!!つまり、人力OCR。いちおう、それはギャグですか? とか マジに本当なんですか?と何度も確認したんですが、マジだそうです。

すぐテキストが送られてきた。そりゃ確かに正確にテキスト化されてるけど。だまされた!と思いました。自動販売機の中に人がいた感じ。それに、勝手に外国に送るなよ! 受付用紙にはしかたなく書いたけど、勝手に外国に流されることがわかってたら書かなかった。

そこ、ものすごい広くてコンパニオン多くてブースデザインもかっこよくしてて、いかにもお金かけてるっぽい。そのビジネスモデル、儲かるんだ。クヤシイ。なので企業名は書かない。

TDW_2035

2011/07/07

東京国際ブックフェアに行ってきた

東京国際ブックフェア、15年ぶりくらいで行ってきた。信じられないくらいの人の多さ! ぎっしりな混み具合でした。ビジネスデーはみなさん必死。後半の土日が一般用の日らしいです。逆に一般の日のほうが空いてるのかも。


10時半前に入りましたけど、受付横で大音量でジャズ演奏で歌ってて、盛り上げたいのはわかるけど、音量が大きすぎて受付業務に支障をきたしてた。

僕にとっては、ブックフェアよりもどちらかというと同時開催の電子出版EXPOとライセンシングジャパンのほうがメイン。知り合いのブースをいくつか回ってきました。電子出版EXPOは、電子書籍デバイスや電子書籍制作関連の企業が大半。パナソニックのデバイスを触ってみたけど、軽くて見やすくてなかなかイイ。

教育ITソリューションEXPOってのも2階でやってる。おもしろかったのが出展社の半分くらいが電子版の黒板・ホワイトボード関連。プロジェクターで投影したホワイトボードに電子マーカーで書くやつ。これ、ひょっとするとデカいサイズで下絵とかスケッチとかできそう。

で、全部回るのは体力的に無理なので14時すぎには出て来ちゃったけど、国際文具紙製品展と国際雑貨EXPOなんてのも同時にやってる。たぶんこちらのほうが見物するのは楽しそう! その中でDESIGN TOKYOってのもやってるんだよ。一日で全部回ったら本当に倒れる。

ああっ! 無料ドリンク引換券を使うのを忘れてた!

TDW_2034

2011/07/06

■グラフィック薄氷大魔王[263] 今さらだけどiPad2、WACOM純正手書きメモアプリ

■グラフィック薄氷大魔王[263]
今さらだけどiPad2、WACOM純正手書きメモアプリ

吉井 宏
───────────────────────────────────

●今さらだけど、iPad2

ずいぶん遅い入手となりましたが、3週間前から使ってます。新しいのはカメラがついたことと速くなったことくらいか。軽くなったってのはほとんどわからない。

自炊PDF書籍をBookmanで見るとき、プレビュー作成が目に見えて速くなったのはわかるけど、ページめくり自体はたいして速くなってない気がする。

容量が64GBなのは旧モデルと同じなので、メリットなし。とはいえ、自炊書籍を入れ直したらずいぶん余裕がある。自炊書籍を全部収容できました。たぶんキャッシュの関係で増えてたんでしょう。

iPad2なら白がほしいと思うじゃないですかー。見た目すごい新鮮。でも、店頭で見ると、黒にくらべて明らかに画面が暗く狭く感じてしまう。見た目、どう見ても白がいいな〜って思うんだけど、黒にした。

最初に同期するとき、写真の同期で「ファイルが見つかりません」ってエラーが出た。写真入れ替えとかいろいろやってもダメ。結局、「iPod Photo Chache」を中途半端に削除してたのが原因と判明。そのキャッシュを全部捨ててから同期したら成功。

複数のiOSデバイスを同期してると、ApplicationSupportのMobileSynkのバックアップファイルが巨大に。50GB近くある。貴重なSSD容量がもったいない〜。

Smart Cover通称風呂のフタは、プロテクターやスタンドとしてはよく考えられていて素晴らしいけど、ジャマだと思うこともしばしば。外して使えばいいんだけど、結果的にセパレートになって荷物が2個になってしまうのがスッキリしない。

また、iPadを使う向きが横位置の片方に限定されるのがイマイチ。せめて、縦位置での使用が多い人向けに、縦パタパタのAmart Coverがほしい。

●液晶保護フィルムを貼る!

さて、世の中で最もイヤな作業をする時間がやってまいりました。これから液晶保護フィルムを貼る!!

以前、伊集院光氏が言っていたと思うけど、「世の中には二種類の人間がいる。液晶保護フィルムをきれいに貼れる人と、きれいに貼れない人だ」。僕は比較的きれいに貼れるほうの人だとは思うけど、毎回ものすごい緊張しながら貼ってる。

保護フィルムを貼る作業は、デザイン事務所の昔からよくやってた「ハレパネにプレゼン資料を貼り付ける作業」とよく似てるので、割とコツはつかんでるつもり。ホコリ対策にはカメラ掃除のシュコシュコ、ブロワーを使う。

・・・・・・きれいに貼れました。気泡なし、位置も完璧!バッファローの保護フィルムはきれいに貼れるように工夫がされてるのです。

ところが! ダメだ失敗、無駄だった。「指すべり滑らかなスムースタッチタイプ」っていいかもと思って買ったのに、これってツヤなしタイプ。指の滑りはいいけど、WACOM Bambooスタイラスみたいなゴム球タイプのペンがまったく滑らない。しまったー! 剥がして捨てるしかない〜。もったいない!

そうだ、切り刻んでケータイに貼ろう。とりあえず、剥がした液晶保護フィルムを切ってケータイに貼った。まあ、具合はいい感じ。あと5-6枚くらいは切れる面積残ってるから、当分ケータイ用保護フィルムは買わなくていいや。

●WACOM純正の手書きメモアプリ「Bamboo Paper」

WACOMの無料iPadアプリ、BambooPaper。なかなかイイ!この書き味の滑らかさは何?ストロークにスムージングがかかるアプリは他にもありますが、軽快さと滑らかさのバランスはBamboo Paperがダントツだと思います。

お絵描きに特化してるわけではなく、あくまで手書きメモ・ノートアプリです。機能がシンプル!色は6色だけ、ペンもサイズ違いが3つだけ。消しゴムは1つのサイズだけ。競合はpenultimateとかMUJI NOTEBOOKあたりか?

なんと言っても僕的に欠かせないグリッドが使えるところがいいです。僕の場合、グリッドの有無で使う気になるかどうかが決まります。表示の拡大縮小もできるけどちょっともたつくのが残念。

書き出しがユニーク。ノート全体をPDFにしてメールで送るようになってる。これがどういう使い勝手をもたらすかというと、「電子的に完全な手書きメモ帳/スケッチブック」!!

Bamboo Paper、複数のノートは持てないし、各ページのサムネールもない。でもそれは、シンプルで紙のノートそのままってこと。なかなか良いと思いました。

< http://itunes.apple.com/jp/app/id443131313?mt=8 >

●Painter12発売

Corel Painter12の発表会に行ってきました。
詳しくは書きませんが、パフォーマンスの向上とユーザーインターフェイスの一新が目玉です。いろんな人が誉めまくってるようで、なかなかいい新バージョンのようですよ。

< http://www.corel.com/servlet/Satellite/jp/jp/Content/1150905725000 >

僕はといえば、最近は3DCGばかりなので、Painterで仕事する機会がほとんどなくなってます。今でもスケッチやドローイングに使うこともありますが、仕上げまでPainterでおこなう仕事は年に1個くらい。

フルにPainterを使って仕事していた頃、軽々と描いていたように見えるでしょうけど、実はけっこうたいへんだったのです。フィニッシュの「作業」は得意でしたが、下絵を描いて形を決めるのが苦痛でしょうがなかった。

皮肉なことに、Painterを使わなくなってからスケッチやドローイングを本格的にやるようになり、スケッチや下絵を描くのが好きになった。なので、今、Painterを使って2Dイラストの仕事をやったら楽しいだろうなあって思ったりします。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

「小飼弾の『仕組み』進化論」って電子書籍読んでたら、「Googleの20%ルールは間違ってる。それじゃ逆だ。従来の仕事のほうを20%に留めるべき」と。そうだよGoogleの20%ルールって、やるべき従来の業務がある会社員的発想なのかも。「新20%ルール」ってより、「逆20%ルール」と呼ぶほうが僕的にしっくりくる。そうしようそうしよう。いきなりは無理だけど、早起きして午前中で従来の仕事は終わらせる。午後からは未来に繋がる何かに時間を使うってのがいいな。それでだいたい25%。それを目指そう。って、仕事以外の時間が増えるのがうれしいだけだろって説も。


●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

TDW_2033

modo501キャットマルクラークの件


牛が爆発してる! 3ds Maxに読み込んだFBXが壊れてる模様。
どうも、キャットマルクラークでサブディビジョンサーフェスをかけたままFBX書き出しするとこうなるようです。エッジウエイトを設定した部分のポイントが変になってるようです。サブディバイド無しで書き出したら大丈夫でした。

modoでキャットマルクラークをちゃんと使ったの初めてだったので、3ds Maxに読み込んだらテクスチャの表示はどうなるか試してみたんです。やはりテクスチャはズレます。3ds Maxに持って行くときはLiner UVしかしょうがないみたい。

キャットマルクラークサブディビジョンって、どの3Dソフトで使えるんだ? LightWaveとMAYAは対応してるよね? あと、たしかCinema4Dも。LightWaveでやってみたら、たしかに使えるけどやはりテクスチャはズレる。

Cinema4DのHiperNURBSをN-Gonでないカットマルクラーク(エッジ)に設定すると、modoとほぼぴったり合うようです。かといって、Cinema4Dでキャラアニメするには一番上の全部入りバージョン。持ってるバージョンからアップすると、ものすごく高額になっちゃう。MAYAが買えちゃう。

Blenderでカトマルクラーク使えるらしいので、ちょっといじり始めたけど、いかんいかんいかーん! こういうのが「トホホの入り口」なんだよ。些細なことを解決するだけだったのにどんどん大げさな方向に行くヤツ。

エド・キャットマルっていい名前だな。江戸猫丸。3DCG表現の重要な部分をあらかた発明した人で、ピクサーの現社長。

2011/07/05

TDW_2032

ひつじのしつじくん、6〜7月コスチューム


ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん、織姫&彦星のコスプレしてます。 


アップするのを忘れてたいくつか。6月のカエルのコスプレ。


6月のアジサイと傘。


ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん、傘とカッパ。


これは音楽を楽しんでるの図。 

TDWの真似っこ作品?

Twitterで
「 @oritaw: そういえば昨日の戦場カメラマンの人の番組見てたら開始後16分あたりで中国の大学生のアート作品とか軽く紹介されていて、yoshiiさんのTDWをパクッたCGが映ってましたー 」

ええっ!見たい!ってことでoritaさんが画像をアップしてくれました。

ああー、確かに僕のTDWのパクリ。手法というかスタイル、テイストをそのまんま真似されてる。まあ、学生だしなあ。作風はパクってるけど、ちゃんと自分で作ってるからねえ。画像そのままコピペで提出したものだったらタダじゃおかないぞ、みたいな。その学生が、僕の作風を踏み台にして立派に育ってくれればそれでいいです。

僕がこれをパクって作ったらどういうことになるんだろ? 国境と本人の意志を越えたコラボレーション、かな?

この学生がWebにアップしてるかもしれないから、類似画像検索で見つけてやろうかと思ったけど、面倒なのでやめた。あれ? Googleの類似画像検索がなくなってる!

学生や初心者は、「作風を借りてくる」ことで実力が100倍になったみたいに感じるんですよたぶん。考えてることが全部それで表現できる!みたいな。本人にとっては一気にパワーアップしたみたいで面白いんですよね。

僕だって学生の頃の前半は生頼範義の画風そのまんまで描いてたし、その次は高橋常政作風の真似ばかりしてた。20台前半くらいまでに脱したつもりだったけど、30歳くらいまでは、影響されたものについつい引きずられてしまうのに悩まされた。

他にも何人か大きな影響を受けたアーチストはいるけど消化したつもり。同じアーチストに影響された同業者の作品でその影響をモロ出しにしてるのを見ると、めちゃくちゃ恥ずかしく感じる。

遠くの学生に影響を与えたとしたら、正直ちょっとうれしいくらいの気持ちはあります。ズルズルと商売まで行かれちゃうと困るけど、このくらいなら許すしかないでしょう。訴えて裁判で勝てるかどうかの話で言うと、作風とかテイストのパクリって盗作にはあたらないんじゃないのかな? 原本の丸写しじゃなければ。

アイディアには著作権って無いんだそうで。形のないアイディアは保護しようがないから、ちゃんと手続きを経た特許や完成した著作物は法律で保護しますってことですから。

有無を言わせぬ世界的ビッグネームになっちゃえばいいとか思っても、「クレヨンしんちゃん事件」とか見ると、現実的には何やっても無駄って感じが。ほっといて先に進むしかない。

みなさん盗作やパクリの裁判でけっこう時間を取られたりストレスひどい話聞きます。今のところ僕はオオゴトになったことはないので幸運かも。

2011/07/04

会話中心のアニメ

「映像作家、新海岳人が挑む学園アニメ「かよえ!チュー学」! ももクロとのコラボも7月よりスタート!」

見てみた。おもしろいww

YouTubeのDLEチャンネルにもいっぱいアップされてる。

新海岳人氏「アニメとしての動きは最小限に抑え、会話中心でストーリーが展開する「会話劇アニメーション」シリーズなど」。会話と最小限の絵でぜんぜんおもしろいもんなあ。やんなっちゃう。

で、普通のアニメでもほとんどそうなんだけど、絵はアニメとして必要だからとりあえずつけてあるけど、内容的にはセリフだけで成り立ってることが少なくない。すると、芸人のコントとあんまりかわらない。プロの芸人がしのぎを削ってるコントと、セリフだけで成立するアニメ。

アニメを作る人が芸人並みのセンスを持ってるのでなければ、芸人に勝てるわけないじゃんみたいな。ラジオのコントの台本を書くのとたぶんほとんど同じニュアンス。映像付きだとしても芸人のコントよりも絵のほうが面白みが出るケースは多いんだろうな。

考えてみりゃ、会話劇ってどれだけスケールを大きく密度を高くしても制作コストがぜんぜんかからないってすごいな。逆に、「絵と動きだけで見せる」だと密度やスケールを上げるほどたいへんなことに。

YouTubeパートナープログラムというのがあって、再生数によっては相当の収入になるらしい。アメリカとかではそれを本業にしてる人もいるとのこと。ビデオカメラを持って何かをレポートするとか歌ったり一発芸するのはよくあるけど、アニメを毎日作って出すのはほとんど不可能と思われる。

フロッグマン氏のアニメとかみたいなFlashアニメでも相当むずかしいと思ってたら、以前、プリントして切り抜いたキャラクターに割り箸をつけて動かしてるのを見てひっくりかえった。動画コンテンツとしてぜんぜん成立してるじゃん!って。

時間がかかる3Dアニメをやりたいと思ってた僕にとって大ショックなのであった・・・。っていうか、映画でもアニメーションでもマンガでも本来は「セリフは最小限に。見ればわかることはセリフにしない。絵を見なくてもわかってしまうマンガはマンガである必要がない」とか言われてたんだけどなあ。会話だけでちゃんと面白いアニメ見ちゃうとそのへんが揺らいでしまう。

今さらだけど、iPad2

ずいぶん遅い入手となりましたが、3週間前から使ってます。新しいのはカメラがついたことと速くなったことくらいか。軽くなったってのはほとんどわからない。

自炊PDF書籍をBookmanで見るとき、プレビュー作成が目に見えて速くなったのはわかるけど、ページめくり自体はたいして速くなってない気がする。


容量が64GBなのは旧モデルと同じなので、メリットなし。とはいえ、自炊書籍を入れ直したらずいぶん余裕がある。自炊書籍を全部収容できました。たぶんキャッシュの関係で増えてたんでしょう。

iPad2なら白がほしいと思うじゃないですかー。見た目すごい新鮮。でも、店頭で見ると、黒にくらべて明らかに画面が暗く狭く感じてしまう。見た目、どう見ても白がいいな〜って思うんだけど、黒にした。

最初に同期するとき、写真の同期で「ファイルが見つかりません」ってエラーが出た。写真入れ替えとかいろいろやってもダメ。結局、「iPod Photo Chache」を中途半端に削除してたのが原因と判明。そのキャッシュを全部捨ててから同期したら成功。

複数のiOSデバイスを同期してると、ApplicationSupportのMobileSynkのバックアップファイルが巨大に。50GB近くある。貴重なSSD容量がもったいない〜。

Smart Cover通称風呂のフタは、プロテクターやスタンドとしてはよく考えられていて素晴らしいけど、ジャマだと思うこともしばしば。外して使えばいいんだけど、結果的にセパレートになって荷物が2個になってしまうのがスッキリしない。

また、iPadを使う向きが横位置の片方に限定されるのがイマイチ。せめて、縦位置での使用が多い人向けに、縦パタパタのAmart Coverがほしい。

2011/07/02

modo501のMultiResolutionメッシュでスカルプト

ふと、modoでスカルプトしてそのまま高解像度メッシュにフリーズってできるのか?って思ってやってみた。

Multiresolutionメッシュでスカルプトって初めて試したけど、これスゴイじゃん!

できたできた!MultiResolutionメッシュから直接フリーズ!これイケるのなら3Dプリント用データで再分割で変形するの防げるかも。

Pinchの効きもいいし、なかなか!

おー、形状も粗いサブディバイド状態と変わらない状態でフリーズ可能! 3Dプリント用作業もmodoだけでイケるんじゃないか?

MultiResolutionでのスカルプトはキャットマルクラークサブディビ専用。なんかすっかり忘れてたけど、せっかくキャットマルクラークがついたんだから活用しなきゃ。とはいえ、キャットマルクラークだとなんか支障があった気がしたんだけど何だっけか思い出せない〜〜。確か最初に触ったとき、うーん従来のサブディバイド使っとこ、と思った記憶があるんだけどなあ。まあ、他の3Dソフトとのやりとりがマシになるのは確かだと思います。

三角ポリゴンや5本の線が集まる部分を作ってみたけど普通のサブディバイドよりむしろきれいな気がする。エッジウエイトもいいし。

modoの普通のサブディビジョンサーフェスがこれ。ただの三角ポリゴンなのにくびれに見える。modoの表示があんまりよくないってことかな?

キャットマルクラークサブディビジョンサーフェス。くびれにならずにきれいに表示される。通常のよりちょっと太る。

2011/07/01

Painter12発売

Corel Painter12の発表会に行ってきました。
詳しくは書きませんが、パフォーマンスの向上とユーザーインターフェイスの一新が目玉です。いろんな人が誉めまくってるようで、なかなかいい新バージョンのようですよ。

僕はといえば、最近は3DCGばかりなので、Painterで仕事する機会がほとんどなくなってます。今でもスケッチやドローイングに使うこともありますが、仕上げまでPainterでおこなう仕事は年に1個くらい。

フルにPainterを使って仕事していた頃、軽々と描いていたように見えるでしょうけど、実はけっこうたいへんだったのです。フィニッシュの「作業」は得意でしたが、下絵を描いて形を決めるのが苦痛でしょうがなかった。

皮肉なことに、Painterを使わなくなってからスケッチやドローイングを本格的にやるようになり、スケッチや下絵を描くのが好きになった。なので、今、Painterを使って2Dイラストの仕事をやったら楽しいだろうなあって思ったりします。

ドクター中松の「手の平エアコン」?

ドクター・中松の「手の平エアコン」ってあれかな?パソコンのCPU冷やすやつ。表はキンキンに冷えるけど裏は熱くなるって部品を利用? ペルチェ素子というらしい。ハムスター用のクーラーを自作する記事とかありました。開発費2億円て。専用の部品から開発しなおし?秋葉原で部品買ってくるんじゃなくて。

クソ暑い夏の昼間に出かけるとき保冷剤を握って歩くと汗もかかないくらい快適なんだけど、あれの代わりになるんならいいんじゃないかな。狭いオフィスや満員電車では廃熱でかえって暑くなりそうだけど、外を歩くときには保冷剤がわりでいいと思いますよ。

手の平エアコンって実は共感してて、いつも考えてるのは「人間だけ冷やせばいいのに、部屋全体の空気と家具と床と壁と天井を冷やすのはもったいないんじゃないか」って思ってた。

同様に、おいしい食べ物飲み物って、舌の味蕾と喉の表面をかするほんの少量にだけ味がついてればよくて、飲み込む全体に味がついてる必要ないじゃん!っての。

クーラーがなかった実家にいたとき、シャツとズボンを水浸しにしておいて、扇風機かけてました。すごい冷えていい感じなんだけど、温度下がるかわりに湿気で不快。まあ、口に氷を放り込んでおくと、確実に涼しい。

全身を、エンジンみたいにヒダヒダのついたアルミの鎧でかためるってのはどうかな? 地球温暖化で人類はヒダヒダトゲトゲに進化する!あっわかった!簡単じゃん!「熱さを感じる神経を麻酔する薬」ならすぐできそうだ。そりゃ熱中症になっちゃまずいけど、普通の暑さでだるかったり不快だったりするのを薬で防げると便利なのになあ。それか、「心頭滅却すれば火もまた涼し」で自己暗示するテクニックとか。

現実的に考えて部屋全体を冷やさずに涼しくなるには、靴や足置きをペルチェ素子でもなんでもいいので冷やすといいと思います。部屋で暑いとき、机の金属部分に足の裏を押し当てると快適なんで。

子供の才能

親がこの子は何が得意で何に才能があるって思い込んでると、子供も僕には何々に才能があるって思い込んで、後の人生にいろいろ支障を来すケースが。


才能を伸ばすのは本人がそれを自覚するようになってからでぜんぜん遅くない気がする。親が気づく才能ってけっこうろくでもない才能が多いんじゃないかと。クラシック音楽とかバレエとかは本当に小さいうちからやらないとダメらしいけど、そういう特殊なもの以外は中高生くらいからでぜんぜん大丈夫じゃないかなあ。

子供が何かすごい能力があっても、そこにあえて注目しないとか気づいてないフリをするとか。なるべく普通に、日本ならサラリーマンや公務員になる前提で育て、それでもどうしてもはみ出す才能があれば本物かも。

っていうか、親がこういうふうになってほしい、ってのと逆方向に行きたいのが子供じゃないかなと。僕は完全にそうだったかも。

スポーツや芸術方面で活躍する人の才能は、○○できる能力より○○できない能力のほうが大きいかも。○○できないからそっちで生きて行かざるを得ないみたいな。

「がんばるとそれなりの成果が出るし快感!」って味占めさせてやるだけでほとんど成功したも同然みたいな。

僕の場合、逆効果になってる部分もあって、「がんばればできる!」ことを中途半端に学習しちゃったので、いざというとき本気を出せばなんとかなるって安心しちゃって、普段は滅多にがんばらない、みたいなことに。

インクジェット用紙の切った端のボロボロ

名刺とかカードをインクジェットでプリントしてカッターで裁断するとき、端っこがボロボロになるでしょ? 内部の石膏みたいな層が崩れちゃうわけです。

さっき、エプソンのフォト光沢紙でやったらボロボロの程度がひどい。こんなボロボロの名刺、人に渡せない。どうなってるんだ?

で、今まで使ってた「写真用紙エントリー」って用紙だとボロボロは少ない。石膏の層の厚みの違いかな? 同時に試した高級なピクトリコの用紙だとやはり盛大にボロボロになった。