2011/06/29

■グラフィック薄氷大魔王[262] 電子書籍を読むソフトとTwitterクライアント選び

■グラフィック薄氷大魔王[262]
電子書籍を読むソフトとTwitterクライアント選び

吉井 宏
───────────────────────────────────

●Macで自炊PDF書籍を読むソフトはどれがいい?

自炊したPDFの電子書籍を見るのにはどのソフトが最適か? Adobe ReaderやAcrobat Proばかり使っててすっかり忘れてたけど、OSXの「プレビュー.app」がすごい。とにかくページ表示が超速いしサムネールもサイズ自由自在。こんなにいいソフトが身近にあったなんて!

ただし、右開きに対応してない。これは非常に残念。epubも右開き対応するらしいのに、なんとかしてよ、Apple。まあ、見開きにしないで片ページずつの表示に慣れてしまうのも手ではありますが。

簡単な画像編集もできるし、OSXに備え付けの機能がちょっとむき出しになってる部分って感じ。ページの削除や入れ替え、注釈など、基本的なPDF編集はプレビュー.appでできちゃいます。

Mac App Storeを検索すると、PDF編集アプリってけっこうありますね。必ずしもAcrobat Proは必要ないのかもしれない。自炊的にはScanSnapにAcrobatが付属してるわけだし。次のAdobe CSアップグレードはAcrobat Proなしのやつでもいいかも、と思ったら、AcrobatのついてないCS5.5ってProduction Premiumだけかー。

もちろん機能的には本家AdobeのAcrobat Proが一番に決まってますが、ページ表示の速さはプレビュー.appが圧倒的。本のページをパラパラめくるような超高速スクロールにくらべると、AcrobatもReaderも実用にならないくらい遅い。

EHONという電子書籍・PDFビュアー。これちょっと良さそうかも。デモ版を入れてみた。プレビュー.appと同じ表示の仕組みを使ってるのかページめくりは超高速ですが、これも右開き非対応。大きな魅力は、iBooksみたいな平置き本棚表示ができること。フォルダ管理もいい。惜しいなあ。

< http://itunes.apple.com/jp/app/ehon/id402485111?mt=12 >

ComicViewer。PDFの右開きや表紙付き表示も手軽だしサムネールももちろんあるし、なかなかイイ。ただ、表示スピードはReader並みなのと、マウスホイールでページめくりできない。検索機能がない。それでもサムネールがしっかり見やすいので、手軽に見るにはいいかも。

< http://pippin.cathand.org/soft.html >

Simple Comicってのもあります。PDFの表示設定がボタンで簡単にできるのはComicViewerと同じ。サムネール全画面ズラッと表示はすごい。下のバーにもサムネールを出せる。こちらも検索機能がない。PDFに検索機能がなかったら、電子書籍の意味がないじゃんと思うのだが。

< http://download.cnet.com/Simple-Comic/3000-18488_4-127536.html >

とりあえず、プレビュー.appの便利さを再確認した今となっては、自炊書籍用に便利で速いPDFビュアーが他にないか物色するのもバカらしくなるくらい。もうプレビュー.appでぜんぜんオーケー。手軽にさっと見るにはクイックルックも相当使えます。見開きもサムネールもないけど。

●MacのTwitterクライアント選び

Twitterを初めて以来一年半以上、夜フクロウをメインに使ってきた。だいたい満足してるんだけど、画像のインライン表示ができないことだけ不満。インライン表示がないと、おもしろい画像を見逃してしまうことが多い。

< http://itunes.apple.com/jp/app/id428834068?mt=12 >

いつもいろいろクライアントを試してみるんだけど、ダメダメダメだ、どれもこれも惜しいところで快適じゃない!Twitterクライアント!何か決定版はないのか!

Twitterrificは使いやすいんだけど、夜フクロウと同じく、画像のインライン表示ができないっぽい。この二つは僕的に同格。

< http://goo.gl/CQVbV >

SAEZURIは画像のインライン表示はできるし見た目も好きで、夜フクロウの次に多く使ってきたけど、アイコンの赤い未読数の数字が目立ちすぎてジャマ。特定のユーザーの直前のツイートを見るのが一手間多い。

< http://www.playwell.co.jp/saezuri/ >

Yoonoは基本カラム表示なので、TweetDeckと同じくカラムはあまり好きじゃない。facebookその他にも対応してるので、使い込めばけっこう便利そうなんだけど。

< http://www.yoono.com/ >

Twitter公式クライアントは引用RTが特殊なのと、画像のインライン表示もできない。リストを見るのが一手間多いのも大きな不満だけど、別ウインドウに開いておくこともできる。けど、それはつまり二倍の専有面積ってわけで。一本のウインドウだけで使いたいんですよ。

< http://itunes.apple.com/jp/app/twitter/id409789998?mt=12 >

その点、Heltweeticaもほぼ公式クライアントと同等の不満。操作するのにクリック数が多い。

< http://itunes.apple.com/jp/app/heltweetica/id402383090?mt=12 >

Echofonは機能的にはほぼ満足。よくやる操作をなるべく少ないクリックでってことが徹底されてるところが僕好み。画像のインライン表示もある。しかし、書く欄が最下部ってのが大きな違和感。今まで夜フクロウから何百枚も写真をアップしてきたYflogを使えないのもちょっとマイナス。

< http://itunes.apple.com/jp/app/echofon/id403830270?mt=12 >

とりあえずマシっぽいので、ちょっと無料版のEchofon liteを使い込んでみると、慣れてきた。最下部の書き込み欄はまだ違和感あるけど、しばらく使えば慣れる気がする。慣れたら広告が出ない有料版にしよう。

翌日、Echofonの有料版にした。ほぼ満足です。ところが一点だけ、bit.lyのサイトでは日本語URLも含めてURL短縮されるけど、同じサービスを使ってるはずのEchofonでは日本語が無効になってしまう。とりあえず、GoogleのURL短縮サービスが良さそうなので、日本語を含むURLではそっちを利用しよう。

< http://goo.gl/ >

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

九州新幹線開業のCM、ちゃんと見たことなかったけど、180秒バージョンを見ると、強烈だなあ! 話題になってるけどどんなCM?と思って見はじめて、ふーんって見てるうちに、ものすごいゾワゾワってしてきて強烈な感動に襲われた。ふーんCMのために大勢集めて撮影やってんだ〜、だったのが、あまりの人数と規模で、本当に九州全体が新幹線開業を本気でお祝いしてるように思えてくる。

「CM撮影しますので映りたい人は線路の近くに来て下さい」ってことで集められたらしいけど、実際にも九州の人にとっては待ちに待った新幹線であって、画面から本気の祝福が伝わってきます。

震災の前から流れてたCMなんですね。どんだけテレビ見てないか、と思ったら、JR九州なので東京では流れてないと。そりゃ見てないはずだ。それも、運悪く3月12日開業ってことで、ほとんどお蔵入りの不遇なCMだったらしい。

なんでこんなに感動させられるんだろう? たぶん、大震災の悲惨な映像ばかり見てしまった今、潜在意識の底でこんな光景を待ち望む自分がいたんだなあと。こういう幸せな映像が見たかったんだ!って。あと、大阪万博の頃のような色調の映像とフォントも、幸せな時代の日本を思い出させられるし。


●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

TENORI-ONがついにiPadアプリに


うわわわ! TENORI-ONがついにiPadアプリに! ちょっと高めだけど本家ヤマハだから。しかし、アプリの世界では本家登場以前にすでに「TENORI-ON系」ってジャンルができちゃってて、本家的にはやりづらいだろうなあ。


しばらく見なかった間に、iPadの音楽アプリってめちゃくちゃ充実してきてるのね。FL Studio Mobileなんて出てる。

Horizon synthってシンセもすごそうだし。

iSyn Polyってのは古参アプリらしいけど、知らなかった。これもすごそう。


まあ、すごいすごいとか言ってても、実際買うかといえば買わないだろうなあ。初期に手当たり次第に買っててちゃんと使ってないし、GarageBand一個ありゃ基本的なことはできるわけだし。

だいいち、多すぎてもうついてけん。こんなに多種多様になってきちゃ。しかし、少なくとも音楽制作アプリにおいては、iPadってのはものすごい存在感なんだな。

大学生とかだったら、時間タップリあって夜とか友達とどっかに集まったりして、こういう楽器アプリで毎日遊んだら楽しいだろうなあ。

iPadの画面の摩擦を安定させる方法

Padでゴム球タイプのスタイラスを使って描いてる人限定メモ。画面が滑る部分と滑らない部分がムラになってて描きにくい場合、クイックルワイパーなどの埃を取るやつで拭く。すると、油分のうすーい皮膜ができて画面全体が滑りやすくなって安定するぞ!

iPadの画面の摩擦をスルスルに安定させるにはクイックルワイパーの他、ダスキンモップでも。手の脂を画面にまんべんなく塗りつけるというのもあるんだけど、なんか汚らしくてヤダもんね

2011/06/27

Macで自炊PDF書籍を読むソフトはどれがいい?

自炊したPDFの電子書籍を見るのにはどのソフトが最適か? Adobe ReaderやAcrobat Proばかり使っててすっかり忘れてたけど、OSXの「プレビュー.app」がすごい。とにかくページ表示が超速いしサムネールもサイズ自由自在。こんなにいいソフトが身近にあったなんて!

ただし、右開きに対応してない。これは非常に残念。epubも右開き対応するらしいのに、なんとかしてよ、Apple。まあ、見開きにしないで片ページずつの表示に慣れてしまうのも手ではありますが。

簡単な画像編集もできるし、OSXに備え付けの機能がちょっとむき出しになってる部分って感じ。ページの削除や入れ替え、注釈など、基本的なPDF編集はプレビュー.appでできちゃいます。

Mac App Storeを検索すると、PDF編集アプリってけっこうありますね。必ずしもAcrobat Proは必要ないのかもしれない。自炊的にはScanSnapにAcrobatが付属してるわけだし。次のAdobe CSアップグレードはAcrobat Proなしのやつでもいいかも、と思ったら、AcrobatのついてないCS5.5ってProduction Premiumだけかー。

もちろん機能的には本家AdobeのAcrobat Proが一番に決まってますが、ページ表示の速さはプレビュー.appが圧倒的。本のページをパラパラめくるような超高速スクロールにくらべると、AcrobatもReaderも実用にならないくらい遅い。

EHONという電子書籍・PDFビュアー。これちょっと良さそうかも。デモ版を入れてみた。プレビュー.appと同じ表示の仕組みを使ってるのかページめくりは超高速ですが、これも右開き非対応。大きな魅力は、iBooksみたいな平置き本棚表示ができること。フォルダ管理もいい。惜しいなあ。

ComicViewer。PDFの右開きや表紙付き表示も手軽だしサムネールももちろんあるし、なかなかイイ。ただ、表示スピードはReader並みなのと、マウスホイールでページめくりできない。検索機能がない。それでもサムネールがしっかり見やすいので、手軽に見るにはいいかも。

Simple Comicってのもあります。PDFの表示設定がボタンで簡単にできるのはComicViewerと同じ。サムネール全画面ズラッと表示はすごい。下のバーにもサムネールを出せる。こちらも検索機能がない。PDFに検索機能がなかったら、電子書籍の意味がないじゃんと思うのだが。

とりあえず、プレビュー.appの便利さを再確認した今となっては、自炊書籍用に便利で速いPDFビュアーが他にないか物色するのもバカらしくなるくらい。もうプレビュー.appでぜんぜんオーケー。手軽にさっと見るにはクイックルックも相当使えます。見開きもサムネールもないけど。

Twitterに書いたことをまとめてアップするテスト

一昨年の暮れにTwitterを初めて以来、いや、もっと言えば、6年前に日刊デジクリを書き始めて以降、ブログにほとんど文章を書かなくなった。載せるのはTDWと告知くらいのもので。

日刊デジクリの連載2000-3000字を一週間に一回書いてれば相当書いてることになるわけで、ブログにも長文を書くほどのエネルギーはないです。ブログに書こうかなと思っても、次号の日刊デジクリ連載のネタにできるなと思うとブログには書かないし、デジクリに書いてしまえば、もうそこで完結してしまう。

ところが、デジクリもブログも関係なしに、Twitterだとものすごい大量に書きまくることが多い。日刊デジクリのネタをTwitterに書いたことから採ることも増えてきた。

だから、書きたい欲求は十分に満たされてるとも言えるんだけど、Twitterは後に残らないのが難点。もちろんTwilogなどでログは残されているんだけど、基本的に短文の羅列でしかない。検索しても単発のツイートではほとんど役に立たないし、裏も取りにくい。

書いたことが人の役にたってくれたらうれしいと思って、Painter BBSをやったり(以前は)ブログを書いてきたわけです。また、パソコン通信やインターネットの初期には「ギブアンドテイク」の精神がありました。ネットを楽しんだり役に立てるのなら、自分でできることをネットの世界に提供するみたいな。っていうか、誰かがコツコツ書いてアップするから検索で見つけて役に立つわけで。

なので、ブログを書いてないってことを何となく「スマン」とか思えちゃってしかたない。あと、書いたことは自分のネタとして、見やすい形にしておきたい。ネタってのは主にデジクリ連載のネタなんだけどね。つまり、ツイートを毎日ちょちょっとまとめておけば、半日とか一日とかかかって書いてるデジクリ連載が格段にラクになるであろう、と。

というわけで、Twitterに書いたことを少しずつまとめてブログにアップするテストとして、さきほど同時にいくつかアップしてみました。基本的にはツイートをコピペしてつながりを調整するだけなので手間はほとんどかからない。こんな感じで十分。

日付はツイートした日のブログとしてアップするつもりなので、トップには出ません。その代わり、タグ/ラベルをわかりやすくしようってことで。

2011/06/26

クロネコヤマトのメール便

あれれ? クロネコヤマトのメール便って80グラムの制限があったような気がするけど、HP観たら、「1kgまで」って書いてある。おかしいなあ、80円と混同してたかな?
と思ったら、3年前に仕様変更があったそうで、やはり1kgまでらしい。お得じゃん! 最近、メール便で支障なさそうな荷物を普通の宅急便でいっぱい出しちゃった。もったいない〜。

2011/06/25

MacのTwitterクライアント

Twitterを初めて以来一年半以上、夜フクロウをメインに使ってきた。だいたい満足してるんだけど、画像のインライン表示ができないことだけ不満。インライン表示がないと、おもしろい画像を見逃してしまうことが多い。

いつもいろいろクライアントを試してみるんだけど、ダメダメダメだ、どれもこれも惜しいところで快適じゃない!Twitterクライアント!何か決定版はないのか!

Twitterrificは使いやすいんだけど、夜フクロウと同じく、画像のインライン表示ができないっぽい。この二つは僕的に同格。


SAEZURIは画像のインライン表示はできるし見た目も好きなんだけど、アイコンの赤い未読数の数字が目立ちすぎてジャマなのと、特定のユーザーの直前のツイートを見るのが一手間多い。

Yoonoは基本カラム表示なので、TweetDeckと同じくカラムはあまり好きじゃない。facebookその他にも対応してるので、使い込めばけっこう便利そうなんだけど。

Twitter公式クライアントは引用RTが特殊なのと、画像のインライン表示もできない。リストを見るのが一手間多いのも大きな不満だけど、別ウインドウに開いておくこともできる。けど、それはつまり二倍の専有面積ってわけで。一本のウインドウだけで使いたいんですよ。

その点、Heltweeticaもほぼ公式クライアントと同等の不満。クリック数が多い。

Echofonは機能的にはほぼ満足なんだけど、書く欄が最下部ってのが大きな違和感。Yflogを使えないのもちょっとマイナス。

とりあえず、マシっぽいので、ちょっと無料版のEchofon liteを使い込んでみると、慣れてきた。よくやる操作をなるべく少ないクリックでってことが徹底されてるみたい。最下部の書き込み欄はまだ違和感あるけど、1日あれば慣れる気がする。慣れたら広告が出ない有料版にしよう。

翌日、Echofonの有料版にした。ほぼ満足してたんだけど、ん〜おかしいなあ。bit.lyのサイトではカタカナも含めてURL短縮されるけど、Echofonではカタカナが無効。とりあえず、GoogleのURL短縮サービスが良さそうなので、日本語を含むURLではそっちを利用しよう。

TDW_2030

完全集中体勢で映画を鑑賞する件

みなさん映画をBGVに仕事とかするみたいだけど、できないよ〜。音楽すらかけられないのに。

そんな見方は間違ってるとか思われるだろうけど、何気ないカットや台詞の一字一句にも「ぜったい削れない意味や機能」があるってわかってから、完全集中体勢でしか見れない。ってことは、もちろん映画の中に完全に没入しちゃう。話しかけられたり雑音とかするとギャー!ってなる。

だから、制作側の不手際とかヘタさによって、せっかく没入してるのに我に返らされるとハラ立つのです。1回の鑑賞で骨までしゃぶり尽くす感じです。けど、めちゃくちゃ疲れます。映画を観るのに気合いがいるので本数をこなせない。

でも、落とし穴もある。いくら詳細に観たとしても、監督の意向に反してカットされたりオチが変えられたりしてることも多いわけで。改悪後の映画をいっしょうけんめい観てもねえ、って部分。

刑事コロンボとネコジャラ市の11人

ピーター・フォークが亡くなったそうで。しばらく前に徘徊する彼の写真が公開されて非難囂々だったなあ。

刑事コロンボ、小池朝雄版の「刑事コロンボ/策謀の結末」がYouTubeにあったので観てるとこ。声が濃い! 山田康夫版ルパンの声と同じように濃い! 引き込まれて観ていたら、うわぎゃ! YouTubeの「刑事コロンボ/策謀の結末 小池版」、3までしかない! コロンボ登場のシーンで終わってる! 続きが見たい〜〜。

コロンボはNHKでやってたので、うちの民放禁止令とは関係なく、かなりの本数を見れたのでした。小学高学年〜中学生くらいの「時代の空気」として記憶してます。コロンボ以外では泥棒の映画やコメディ映画の数本くらいしか見たことない。黒澤明がアメリカで撮るはずだったオリジナルの「暴走機関車」の主演にピーター・フォークがキャスティングされてたらしい。

Wikipediaからのトリビア。コロンボのファーストネームは不明だったが、DVDの鮮明な映像になって身分証の大写しのカットで文字が読めるようになり、「フランク・コロンボ」であることが判明!

ところで、小池版の「策謀の結末」の音声が行方不明になっていたそうで、最近、ファンの録画から復元されて放映されたそうだ。NHKは管理ずさんだなあと思ったらそうではなく、契約に従って放映完了後に返却されてたため、もともとNHKには残ってなかった。NHKのせいじゃなかったのでした。スマン>NHK。

しかし、タイムトラベラー最終回が奇跡的に発掘された件に代表されるように、昔は放映後のビデオテープを保存しておく習慣がなく、ほとんど上書き使用されてしまった。っていうか、生放送が基本で、収録してあるものも本放送が終わったら用済みなのは確かで、もう一回使おうとか後で著作権で稼ごうってのは、ビデオが普及してからの発想で。

僕的には「ネコジャラ市の11人」がビデオが1本も残されていないってのが、残念。「ひょっこりひょうたん島」の二番煎じではあるのかもしれないけど、僕は好きでいつも見てたのだ。映像はおろかシナリオの1本も残ってないそうです。「新八犬伝」は数本が残ってるらしい。

ネコジャラ市、最終回近くで、水爆弾?アカンベロンで世界中を水に沈めるマッドサイエンティストみたいな壮大なエピソードがあって、その時の歌は今も覚えてる。「地球にお住まいの皆様、地球は一度、水洗いが必要です」って歌。

「ネコジャラ市の11人」覚書のページ」ってのに書かれてるけど、エコとか地球環境関連のテーマ、30年早かった。ああいうダラダラ毎日続く人形劇のテレビって、その時々の時事ネタを取り込みやすいし、人形なことでオブラートにも包めるし。あってもいいよねああいう番組。

スティッピン・イメージだっけ? 英国の超過激人形劇ありましたね。邦題が「渡る世間にツバぺっぺ!」でした。オブラートどころか醜悪に誇張。ジェネシスのランド・オブ・コンフュージョンのプロモビデオになってた人形劇。しみじみ思うのは、この中に登場する人形のモデルの大半が亡くなってる。現役なのはカダフィ大佐とミュージシャンの一部くらい?

2011/06/24

iPad2に液晶保護フィルムを貼る

さて、世の中で最もイヤな作業をする時間がやってまいりました。これから液晶保護フィルムを貼る!!

以前、伊集院光氏が言っていたと思うけど、「世の中には二種類の人間がいる。液晶保護フィルムをきれいに貼れる人と、きれいに貼れない人だ」。僕は比較的きれいに貼れるほうの人だとは思うけど、毎回ものすごい緊張しながら貼ってる。

保護フィルムを貼る作業は、デザイン事務所の昔からよくやってた「ハレパネにプレゼン資料を貼り付ける作業」とよく似てるので、割とコツはつかんでるつもり。ホコリ対策にはカメラ掃除のシュコシュコ、ブロワーを使う。

・・・・・・きれいに貼れました。気泡なし、位置も完璧!バッファローの保護フィルムはきれいに貼れるように工夫がされてるのです。

ところが! ダメだ失敗、無駄だった。「指すべり滑らかなスムースタッチタイプ」っていいかもと思って買ったのに、これってツヤなしタイプ。指の滑りはいいけど、WACOM Bambooスタイラスみたいなゴム球タイプのペンがまったく滑らない。しまったー! 剥がして捨てるしかない〜。もったいない!

そうだ、切り刻んでケータイに貼ろう。とりあえず、剥がした液晶保護フィルムを切ってケータイに貼った。まあ、具合はいい感じ。あと5-6枚くらいは切れる面積残ってるから、当分ケータイ用保護フィルムは買わなくていいや。

2011/06/23

TDW_2029

九州新幹線全線開業のCM

九州新幹線開業のCM、ちゃんと見たことなかったけど、180秒バージョンを見ると、強烈だなあ!

話題になってるけどどんなCM?と思って見はじめて、ふーんって見てるうちに、ものすごいゾワゾワってしてきて強烈な感動に襲われた。ふーんCMのために大勢集めて撮影やってんだ〜、だったのが、あまりの人数と規模で、本当に九州全体が新幹線開業を本気でお祝いしてるように思えてくる。

「CM撮影しますので映りたい人は線路の近くに来て下さい」ってことで集められたらしいけど、実際にも九州の人にとっては待ちに待った新幹線であって、画面から本気の祝福が伝わってきます。

震災の前から流れてたCMなんですね。どんだけテレビ見てないか、と思ったら、JR九州なので東京では流れてないと。そりゃ見てないはずだ。それも、運悪く3月12日開業ってことで、ほとんどお蔵入りの不遇なCMだったらしい。

なんでこんなに感動させられるんだろう? たぶん、大震災の悲惨な映像ばかり見てしまった今、潜在意識の底でこんな光景を待ち望む自分がいたんだなあと。こういう幸せな映像が見たかったんだ!って。あと、大阪万博の頃のような色調の映像とフォントも、幸せな時代の日本を思い出させられるし。

2011/06/22

■グラフィック薄氷大魔王[261] 節電、上から目線、歩道の自転車

■グラフィック薄氷大魔王[261]
節電、上から目線、歩道の自転車

吉井 宏
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●節電って何だっけ?

「節電」ってめちゃくちゃわかりやすい「正義」のせいか、街の商店に「照明が明るすぎる!」とかクレームをつけに行くヤツがいるんだって。節電しないやつは非国民、的な。今のなんでもかんでも節電だと「電気代を払いたくないから節電しよう」と見分けがつかない。結果的に同じ。

そもそも、何のために節電しようってことになってるかというと、電気の消費のピークが発電量を上回ると、突然停電して困るから、だよねえ? そしたら、節電よりまず先に、大口事業所なんかの営業時間をピークからはずすのが先決であって、冷暖房をガンガン稼働する電力消費のピーク時期以外に節電は意味ないんじゃ?

猛暑のピーク時に備えて発電態勢を短期間で整えてもらわなきゃならないのに、みんなで節電してたら、準備をサボらせたあげくいきなりのピークってことに。無駄に電気を浪費するのはよくないとしても、ピーク時までは今まで通りに普通に電気を使うほうがいいんじゃない?

街路灯が消されて道が真っ暗だったり、建物入り口の段差が暗くて見えなかったり、安全と節電とどっちが大切なんだ? 必要だから設置してある照明を消しちゃいけないと思うんだけど。

・・・以上、エアコンのドライをかけたいための理屈でした。じめじめ〜。

スタジオジブリ社屋に「原発抜きの電気で映画をつくりたい」という横断幕が掲げられた件について。「つくる」なら最高! だけど「つくりたい」なら最低! と思った。

「つくりたい」では決意にも意見にもなってなくて、「空気」に反応して、行動が伴わないことは自分でもわかってるのに「何か言わないとジブリ・宮崎駿としてはマズイだろって気持ちを表現」しただけだから。そら、原発に対する気持ちもわかるけど、気持ちを表現した横断幕にどう反応すりゃいいのさ!

だったら、ポニョの時に言ってたとおり鉛筆の手書きで映画作れば?って喉から出かかったけどやめとく。

●上から目線

「上から目線」って言葉、Webでよく見るけど好きじゃないなあ。「自分はどうしようもなく弱者なので、上から頭ごなしに言われると腹立つんだよ。なあ、弱者の仲間達よ、そう思うだろ?こいつに上から目線ってレッテル貼ろうぜ」って感じ。あ、今って「レッテルを貼る」って言い方はしないかな?「ラベル」かな? Web的には「タグ」か。

もっと言うと、「上から目線で発言してるヤツよりオレらのが圧倒的多数派なんだ文句あったら下手に出やがれゴルァ!」という感じか。周囲が同意してくれる前提なしで「上から目線」発言はできないはず。数を頼みに相手より上から目線っていう矛盾。それ、いったい何のために? 自称弱者の自尊心?

「上から目線な物言いをしてる人」は、表現は癪にさわるかもしれないけど少なくとも「悪」じゃない。対して、疎ましく感じることを理由に引きずり下ろそうとしてる人たちは、完全に「悪」だ。

●歩道の自転車

坂の歩道をすごい速さで上ってきた外国人の自転車、ロードレーサーっての?に奥さんがぶつかられそうになった。自転車、歩道を走るのは例外なく完全禁止にしてもいいんじゃないか?

外国人ってとこがポイントで、たぶん歩道を走っちゃいけないのを知らなかったんだろう。ロードレーサーでピチピチのタイツ着て走ってるような人は歩道はまず走らないだろうし、ちゃんとした自転車愛好家なら、虐げられている自転車の立場をよくわかってるだろうから、嫌われるような走り方はしないはず。

昨年、近所の歩行者用信号で待ってるときに、歩道を走って来た自転車がおばあさんにぶつかったところを見た。おばあさんは転倒して頭を打ち、意識がもうろう。周囲の数人が介抱にかかり、僕はすぐ近くの交番に駆け込んで通報し、そのまま帰ったのでその後どうなったかわからない。救急車が来たのは部屋から見えた。

結局、バイクや自動車の免許を持ってない人は、道路の走り方のルールを知らないんだから、普通に考えたら自転車で公道を走っちゃダメだ。ルールを知ってるクルマと知らない自転車でさえ危ないのに、ルールを知らない同士の自転車と歩行者だったらなおさら。平気で右側通行。無灯火で夜の坂道を猛スピードで降りるヤツもいる。まさか節電じゃないよね?

まあ、自転車で坂を登ってると、行く手をふさぐ人とかメチャクチャ腹立つんだよね。こっちが一生懸命ペダル漕いでるのに一度ブレーキかけるとまた加速するのたいへんなんだから!って。しかし、歩道を走ってること自体が間違ってるぞ。

歩道はダメだし車道はクルマの立場からは迷惑。東京では不幸な乗物ですね。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

江口愛実の件、おもしろかったです。週刊プレイボーイの表紙写真はデッサン狂ってるしCM映像は顔の輪郭と目鼻口が同一平面にあるように見えないから、合成CGでほぼ間違いない!と思ってた。けど、わざとずらして合成っぽく見せてるんじゃないか説もあってちょっと不安になったりして。20日に出たメイキング映像を見ると、歌ってる映像は違和感少ないな。かえって静止画のほうが変に感じる。合成顔メーカーが用意されたのにはひっくりかえった。っていうか、このCMイベントにより、一人くらいしかわからなかったメンバーの顔を3人程度はわかるようになった副作用も。AKB48に興味ないどころか強引な商売を苦々しくさえ思ってた僕なのに、けっこう楽しんでしまった。いやー、プロデューサーの手腕には脱帽するわ!

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2011/06/21

逆20%ルール

「小飼弾の『仕組み』進化論」って電子書籍読んでたら、「Googleの20%ルールは間違ってる。それじゃ逆だと。従来の仕事のほうを20%に留めるべき」と。そうだよGoogleの20%ルールって、やるべき従来の業務がある会社員的発想なのかも。新20%ルールってより、「逆20%ルール」と呼ぶほうが僕的にしっくりくる。そうしようそうしよう。いきなりは無理だけど、早起きして午前中で従来の仕事は終わらせる。午後からは未来に繋がる何かに時間を使うってのがいいな。それでだいたい25%。それを目指そう。って、仕事以外の時間が増えるのがうれしいだけだろって説も。

2011/06/20

TDW_2028

壁にいた虫


外の壁に朝からずっといた、小さいカミキリムシみたいな虫。2cmくらい。背中の色がきれい。オレンジ色の顔に黒いおめめがポチポチ。

Webで検索した上で図鑑でちゃんと調べたら、アオカミキリモドキってののようです。アオカミキリモドキには毒があって触ると水腫ができるそうです。触らないでよかったー。

子供の頃はよく図鑑で調べたけど、最近は調べるまで行かないなあ。っていうか、こういう虫でもなんでも、ちゃんと種類と名前があるってのが面白い。テキトーなカミキリムシっぽいヤツがいろんなバリエーションで存在するんじゃなくて。

前回図鑑で調べたのって2年前、「いっぱい咲いてるこのラッパみたいな花は何だ?」って調べたら、「トランペット」だった。そのまんまやないけーっ!と思いました。

ちなみに、そのトランペットって花にも毒がある。過去2年間の統計では、僕が気になって図鑑で調べるものには100%毒がある。

江口愛実の件

江口愛実の件、おもしろかったです。週刊プレイボーイの表紙写真はデッサン狂ってるしCM映像は顔の輪郭と目鼻口が同一平面にあるように見えないから、合成CGでほぼ間違いない!と思ってた。けど、わざとずらして合成っぽく見せてるんじゃないか説もあってちょっと不安になったりして。

20日に出たメイキング映像を見ると、歌ってる映像は違和感少ないな。かえって静止画のほうが変に感じる。合成顔メーカーが用意されたのにはひっくりかえった。っていうか、このCMイベントにより、一人くらいしかわからなかったメンバーの顔を3人程度はわかるようになった副作用も。AKB48に興味ないどころか強引な商売を苦々しくさえ思ってた僕なのに、けっこう楽しんでしまった。いやー、プロデューサーの手腕には脱帽するわ!

AKB48の合成顔メーカーってのも公開された、ってか、本家でこれやっちゃうのか!
でも、生成された顔はどれもこれも・・・。かわいかったり美人に見えるのって誰のパーツかってあんまり関係なくて、ほとんど位置関係のバランスだから。

2011/06/19

3D-Coatで東洋風の雲



 やっぱ3D-Coatおもしろい!もっと自由自在に作れるようになればポリゴン関係ないボクセルモデリングは最強ですけど、まだ慣れないです。リトポする前提だから形テキトー。

テストで4種の設定で自動リトポし、modoに持ち込んでちょっといじったもの。やっぱポリゴン少なめを手作業でいじるのが性に合ってる右下。ポリゴン少なめで集中範囲を設定したものもイイ感じ左上。

自動リトポってすげー!高密度部分指定と流れ方向を指定すると、ほぼ希望どおりのメッシュが生成される!

ここまでポリゴン数減らしても大丈夫。

雲、できた!

歩道の自転車

坂の歩道をすごい速さで上ってきた外国人の自転車、ロードレーサーっての?に奥さんがぶつかられそうになった。自転車、歩道を走るのは例外なく完全禁止にしてもいいんじゃないか?

外国人ってとこがポイントで、たぶん歩道を走っちゃいけないのを知らなかったんだろう。ロードレーサーでピチピチのタイツ着て走ってるような人は歩道はまず走らないだろうし、ちゃんとした自転車愛好家なら、虐げられている自転車の立場をよくわかってるだろうから、嫌われるような走り方はしないはず。

昨年、近所の歩行者用信号で待ってるときに、歩道を走って来た自転車がおばあさんにぶつかったところを見た。おばあさんは転倒して頭を打ち、意識がもうろう。周囲の数人が介抱にかかり、僕はすぐ近くの交番に駆け込んで通報し、そのまま帰ったのでその後どうなったかわからない。救急車が来たのは部屋から見えた。

結局、バイクや自動車の免許を持ってない人は、道路の走り方のルールを知らないんだから、普通に考えたら自転車で公道を走っちゃダメだ。ルールを知ってるクルマと知らない自転車でさえ危ないのに、ルールを知らない同士の自転車と歩行者だったらなおさら。平気で右側通行。無灯火で夜の坂道を猛スピードで降りるヤツもいる。まさか節電じゃないよね?

まあ、自転車で坂を登ってると、行く手をふさぐ人とかメチャクチャ腹立つんだよね。こっちが一生懸命ペダル漕いでるのに一度ブレーキかけるとまた加速するのたいへんなんだから!って。しかし、歩道を走ってること自体が間違ってるぞ。

歩道はダメだし車道はクルマの立場からは迷惑。東京では不幸な乗物ですね。

2011/06/18

節電って何だっけ?

「節電」ってめちゃくちゃわかりやすい「正義」のせいか、街の商店に「照明が明るすぎる!」とかクレームをつけに行くヤツがいるんだって。節電しないやつは非国民、的な。今のなんでもかんでも節電だと「電気代を払いたくないから節電しよう」と見分けがつかない。結果的に同じ。

そもそも、何のために節電しようってことになってるかというと、電気の消費のピークが発電量を上回ると、突然停電して困るから、だよねえ? そしたら、節電よりまず先に、大口事業所なんかの営業時間をピークからはずすのが先決であって、冷暖房をガンガン稼働する電力消費のピーク時期以外に節電は意味ないんじゃ?

猛暑のピーク時に備えて発電態勢を短期間で整えてもらわなきゃならないのに、みんなで節電してたら、準備をサボらせたあげくいきなりのピークってことに。無駄に電気を浪費するのはよくないとしても、ピーク時までは今まで通りに普通に電気を使うほうがいいんじゃない?

街路灯が消されて道が真っ暗だったり、建物入り口の段差が暗くて見えなかったり、安全と節電とどっちが大切なんだ? 必要だから設置してある照明を消しちゃいけないと思うんだけど。

・・・以上、エアコンのドライをかけたいための理屈でした。じめじめ〜。

スタジオジブリ社屋に「原発抜きの電気で映画をつくりたい」という横断幕が掲げられた件について。「つくる」なら最高! だけど「つくりたい」なら最低! と思った。

「つくりたい」では決意にも意見にもなってなくて、「空気」に反応して、行動が伴わないことは自分でもわかってるのに「何か言わないとジブリ・宮崎駿としてはマズイだろって気持ちを表現」しただけだから。そら、原発に対する気持ちもわかるけど、気持ちを表現した横断幕にどう反応すりゃいいのさ!

だったら、ポニョの時に言ってたとおり鉛筆の手書きで映画作れば?って喉から出かかったけどやめとく。

「上から目線」って言葉

「上から目線」って言葉、Webでよく見るけど好きじゃないなあ。「自分はどうしようもなく弱者なので、上から頭ごなしに言われると腹立つんだよ。なあ、弱者の仲間達よ、そう思うだろ?こいつに上から目線ってレッテル貼ろうぜ」って感じ。あ、今って「レッテルを貼る」って言い方はしないかな?「ラベル」かな? Web的には「タグ」か。

もっと言うと、「上から目線で発言してるヤツよりオレらのが圧倒的多数派なんだ文句あったら下手に出やがれゴルァ!」という感じか。周囲が同意してくれる前提なしで「上から目線」発言はできないはず。数を頼みに相手より上から目線っていう矛盾。それ、いったい何のために? 自称弱者の自尊心?

「上から目線な物言いをしてる人」は、表現は癪にさわるかもしれないけど少なくとも「悪」じゃない。対して、疎ましく感じることを理由に引きずり下ろそうとしてる人たちは、完全に「悪」だ。

2011/06/16

ペンタブのペンはマグカップに立ててはダメ

僕も付属のペンスタンドってあまり使ってなかったんです。先日WACOMの人にペンスタンドには「重要な構造上の仕掛け」があると聞いて使い始めた。僕なんか普通にマグカップのペン立てに無造作に差し込んだりしてたのだけど、それは非常にマズいとのこと。

ペン立てなどに差した場合、ペン先が下についた状態で立ってるので芯にいつも重量がかかってる状態になる。それは筆圧感知の機構に異常が生じたり故障する主な原因になるとのこと。それを防ぐため、WACOMの付属のペン立ての差し込む奥の部分は、ペン先が宙に浮いた状態でペンの先端を固定するような構造になってるのです。なるほど〜〜!!

ペンタブのペンはマグカップに立ててはダメ

僕も付属のペンスタンドってあまり使ってなかったんです。先日WACOMの人にペンスタンドには「重要な構造上の仕掛け」があると聞いて、以来使い始めた。僕なんか普通にマグカップのペン立てに無造作に差し込んだりしてたのだけど、それは非常にマズいとのこと。

ペン立てなどに刺した場合、ペン先が下についた状態で立ってるので芯にいつも重量がかかってる状態になる。それは筆圧感知の機構に異常が生じたり故障する主な原因になるとのこと。

それを防ぐため、WACOMの付属のペン立ての差し込む奥の部分は、ペン先が宙に浮いた状態でペンの先端を固定するような構造になってるのです。なるほど〜〜!!

WACOM純正の手書きメモアプリ「Bamboo Paper」

WACOMの無料iPadアプリ、BambooPaper、なかなかイイ!この書き味の滑らかさは何?ストロークにスムージングがかかるアプリは他にもありますが、軽快さと滑らかさのバランスはBamboo Paperがダントツだと思います。

お絵描きに特化してるわけではなく、あくまで手書きメモ・ノートアプリです。機能がシンプル!色は6色だけ、ペンもサイズ違いが3つだけ。消しゴムは1つのサイズだけ。競合はpenultimateとかMUJI NOTEBOOKあたりか?

なんと言っても僕的に欠かせないグリッドが使えるところがいいです。僕の場合、グリッドの有無で使う気になるかどうかが決まります。表示の拡大縮小もできるけどちょっともたつくのが残念。

書き出しがユニーク。ノート全体をPDFにしてメールで送るようになってる。これがどういう使い勝手をもたらすかというと、「電子的に完全な手書きメモ帳/スケッチブック」!!

Bamboo Paper、複数のノートは持てないし、各ページのサムネールもない。でもそれは、シンプルで紙のノートそのままってこと。なかなか良いと思いました。

TDW_2026

2011/06/15

■グラフィック薄氷大魔王[260] ペンタブレット下敷き、ループ各種

■グラフィック薄氷大魔王[260]
ペンタブレット下敷き、ループ各種

吉井 宏
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●史上最強のマウスパッドをタブレットの下敷きにする

以前、「史上最強のマウスパッドと、その意外な利用法」で、「Airpad pro III」をペンタブレットの下敷きにすると具合がイイ、という話を書きました。そのときは確かに素晴らしい書き味だと思いました。使っていたのが「大」サイズですが、使ってるタブレットには小さすぎ。特大サイズを買わなきゃな、でも高いな〜(マウスパッドのくせに定価で8000円以上する)と思ってるうちに、すっかり忘れてしまいました。

< http://bit.ly/ixR8k1 >

で、先日またタブレットでいかに描きやすくするかのループにはまり込んでたとき、史上最強のマウスパッドのことを思い出し、Amazonで5000円ちょっとで売ってたのを見つけ、特大サイズを購入してみました。intuos4のLサイズの描画面全体をカバーできるサイズ。

< http://yfrog.com/h39f1ddj >

どう描きやすいかというと、描きたい線がブレずにそのまま描ける感じです。分厚いスケッチブックや週刊誌を下敷きにして描くと滑らかな線が描けますけど、アレのようなものです。スプリングのついたストローク芯も、手の余分な動きを吸収して滑らかに描けるわけですが、このマウスパッドを使うと、さらに滑らかに描けます。普通の芯でもストローク芯以上の衝撃吸収です。

Airpad pro IIIは表面が適度にザラザラしているので、止めたいところできちっと止まるのもイイです。フカフカした感触は好みが分かれるところだと思いますけどね。

< http://bit.ly/bQfr9W >

●板タブがなぜかとても描きやすい

マウスパッドの話とも重なるのですが、最近、板タブのペンを持つ手の力の加減が、使い始めて19年にして初めてわかってきたような気がしてたところです。力を抜いて、直角に近い角度で描いてます。

今までも、調子のいいときは「紙に描いてる以上に快適」と思うこともあったけど、「手の慣れ曲線」と「やる気曲線」がグラフ上で交差する付近だけが「すげー描きやすい!」だった。本当に描きやすいと思えるのはその数時間だけ。

描き始めた最初は描きにくいけど、手が慣れるにしたがって快適な状態に変化し、それが手の慣れが進みすぎて快適に描ける状態以上に先走る感じになり、快適でない状態に戻る。それがいつものパターン。ところがここ10日くらいは安定してずっと描きやすい。なんだろ?

おかしいなと思ってあらためて紙や液晶タブレットやiPadで試し描きしてみたりしても、やはり板タブがダントツに描きやすい。今だけかな? そういう状態は数時間で消えるのが普通だったけど、今のところ持続してる。

何だろうなあ? ペンをすごく軽く握って垂直に近い角度で描いてます。おまけに、上記のマウスパッドを使うと、今まで苦労してきたのがウソのように描きやすく感じる。どうしたんだ?>僕。

●はまり込むループ各種

デュアルディスプレイで作業してたけど、やっぱダメだ。落ち着かないし机のスペース取るしタブレットだと不便が多い。なんとかSpacesでできるようにしたい。あれ? なんか、いつも同じコースをたどるなあ。書き出してみた。

「ディスプレイ一個だと画面が狭い→デュアルディスプレイにしよう→やっぱいろいろ煩雑→シングルに戻してSpacesを使おう→便利だ!→と思ったけど、やっぱめんどくさいので一つの画面で普通に使うのに戻そう→以下繰り返し。」

似たようなコースは他にもある。

「タブレットが書きにくい→液晶タブレットを繋げよう→ツルツルで描きにくい→ビニールとか芯で摩擦調整→なんとか液タブで描く→板タブで描いてみたら液タブより描きやすいじゃん→タブレットに戻る→以下繰り返し。」

または、デジタルをはみ出して、「板タブ→液タブ→手描き→板タブ」ってコースまで行くことも。

タブレット関連で、もう一個あった。

「大きいタブレット使ってる→マウスやMagic Trackpadの置き場に困る→右側に台を作って手を伸ばしやすくする→大げさになってうんざり→小さいタブレットとテンキーなしキーボードにする→テンキーがないと不便→外付けテンキーを置く→使いにくいので台を作る→ついでにMagic Trackpadの台も作る→大げさになってせっかくコンパクトにした意味がない→大きいタブレットに戻す→以下繰り返し」

以前よくはまり込んでいたループ。

「iCalを使ってる→ToDoの扱いが不満→OmniFocusやThingsで管理→しんどくなってくる→テキストで箇条書き→時間の流れが視覚的につかめない→iCalに戻る→以下繰り返し」。これの場合、しばらく前から「Evernoteにテキストで箇条書き」に落ち着いてます。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

ウェブのニュースで「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」ってのがあって、どうせまた抵抗勢力だろうと思ったら、WIRED VISIONの記事だった。その5つの理由、ほとんど納得できるわ! 思わず笑ってしまった。特に「読了へのプレッシャーがない」ってのはその通り。僕自身、けっこう電子書籍たくさん買ったけど、全部ちゃんと読んで「読了」にしたことないもん。もうほぼ終わりのページだろうと思うと、まだ半分くらいだったりする。本の厚さの感覚がないから進み具合がわからないとかも。
< http://bit.ly/lTomHM >

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

TDW_2025

2011/06/14

ペンタブ、テールスイッチで描く

またアホなことを考えてしまったのだが、WACOMペンタブのストローク芯を2本使って、スプリング2本分のストローク距離に改造した芯を作ったらどうだろう?

やってみた。うーん、ストローク芯、小さすぎて分解さえできないや。2本分のスプリングを合わせるんでなくても、凹み幅を大きくできればいいだけなんだが。ストローク芯の凹み幅と強度だけで、先日のAirpad pro lllのフカフカ感が出ればいいなあと思ったんだけど。

と思ったら、おおお!なんてこった!テールスイッチで描けばすごいフカフカだぞ! なかなかイイんだけど、芯にくらべて大きく丸いから滑りすぎる。カッティングマット等の摩擦調整があまり効かない。テールスイッチ、Photoshopでは消しゴムに固定されるみたいだけど、Painterではテールスイッチでクリックしたツールが記憶されるので、ブラシで使える。

TDW_2024

2011/06/13

アニメーション作りたい!

秋元きつねさんのアニメーションテストの映像をみて、アニメーションがはげしく作りたくなってきた!

わかってるんだよなあ。キャラクターがすっころぶだけだってアニメになるって。でもなんかちゃんと話とか設定とかきちんとした上で作ろうってやってると、いつまでたっても作れない。作るからには何か仕事に繋がるようなデモンストレーション用アニメを! って欲が出ちゃうから、結局作れなくなっちゃうという悪循環!

今までの経験では「アニメーションは、締切と契約書がなければ完成しない」の法則。あんなしんどいこと!自主的にはむずかしいのかもしれん。

あと、このアニメ作りたい衝動を、3ds MaxでもLightWaveでもCinema4Dでもなく、modoに投入できないモドカシサ!!!

Web上のタイムマシン

Webページの保存を考えてたら思い出した。そういえば、どこかに全部保存されてて見れるんですよね。以前、それを使って十数年前の自分のHPが見れてびっくりしたことがある。

あった! 1998年の僕のホームページ。さすがに1996年の僕の最初のホームページは出ないなあ。

Internet Archiveってサイト。ここにURLを入れるとカレンダーでさかのぼれます。 

おー!iPod mini発売当時のアップルジャパンのトップページ。 http://bit.ly/lRM8XQ

iPad mini発売当時のアップルジャパンのストア内も出てくる!さすがに個々の商品のページは出ないみたい。

うおー!iMac登場

Web魚拓とか持ち出すまでもなく、過去のページが普通に見れるって、、、コワイですね〜。

なんか気分を詰め込んだタイムカプセルですね。HPやブログをちゃんといつも更新してるとこういう楽しみが。

Twitterを始めてからブログにほとんど文章を書かなくなっちゃったけど、簡単なまとめでもブログに置くようにしないとね。Twitterって基本的にすぐ消えちゃう。アーカイブだって数ヶ月分くらいしか残ってない。Twilogもあるけど、全部読めないよ普通。

Twilogで全部読めないってのは、多すぎてって意味で。本家はすぐ消えちゃいますね。DMも保存してないから少ししか残ってない〜。

だいたい、楽しみに読んでたブログの人がTwitter始めるとブログは放置になる。僕はTDWでなんとか更新してるけど。

なんでブログも充実させなきゃいけないかっていうと、検索でTwitterだとブツ切れの情報しか出ない。ブログだといちおうまとまってる。検索で情報を引き出せなくなると、これはWebの存在意義の危機。「ググれカス」が効かなくなってきたら教えて君の台頭!それこそWebの崩壊!

某BBSで顕著なんだけど、ググれカス的簡単な質問が出ると、寄ってたかって袋だたきにされる。軽く一言で答えるつもりがある人でも、その状況を見ると、答えるのが悪いことみたいに思えちゃうんじゃないか? で、誰も答えなくなっていく。

昔、Painter BBSをやってたときは、ちょっとした質問に半日とか一日とかかけて検証したりして答えてた。私設サポートセンター状態。こんな僕でも人の役にたつのがうれしくてさ ww 基本的に、「何でも答えちゃう自分」がすごい楽しかったんです。まあおかげでPainterのことめちゃくちゃ詳しくなったけど。

Webの保存について

Webの内容を保存するのって普通どうしてるのかな?
昔はWebページ保存ソフトみたいのが各種あって使ってた。FirefoxだとHTMLと画像フォルダの形で保存できますね。Safariだと別名で保存→Webアーカイブで全部丸ごと保存できますでしょ? ところがSafariのWebアーカイブって、オンラインでないと画像が出ない。ってことは、HTMLテキストしか保存されてない?ってことに気づいて、ここ2-3年くらいPDFでプリントする形でWebページを保存してた。

ところがところが! さっき久しぶりに昔のWebアーカイブを開いたところ、オフラインでも画像とか全部表示できるじゃん!!今までPDFで保存してたのは何だったんだ? Webアーカイブのファイルサイズとか見ると、画像が保存されてそうな容量だから、中に入ってるにちがいないとは思ってたのだが。今からでも残ってるページを探してWebアーカイブ保存するか。

昔のWebの保存で困るのがIEで保存したもの。Mac版IEを引っぱり出してこないと中身が見れない。

なるべく同じファイル形式で保存したいってのがあって、その点PDFは扱いやすいのが利点。けど、PDFでプリントだと長いページがページで分割されちゃう。なので用紙設定で縦5メートルの紙に設定してPDFが1ページになるようにしてましたが、プレビューアイコン見ても単に縦線1本になっちゃう。

Evernoteに保存ってのもしばらくやりましたけど、ムダにどんどんページが増えてくし、保存もレイアウトとか完全じゃないし。いらないところを後で削除するのがたいへんなので、最近始めた方法は、リーダーで本文だけ表示させてPDFにするっての。これだと広告とか他記事へのリンクのブロックとかを省略できるし。

史上最強のマウスパッドをタブレットの下敷きにする

以前、「史上最強のマウスパッドと、その意外な利用法」で、「Airpad pro III」をペンタブレットの下敷きにすると具合がイイ、という話を書きました。そのときは確かに素晴らしい書き味だと思いました。使っていたのが「大」サイズですが、使ってるタブレットには小さすぎ。特大サイズを買わなきゃな、でも高いな〜(マウスパッドのくせに定価で8000円以上する)と思ってるうちに、すっかり忘れてしまいました。

で、先日またタブレットでいかに描きやすくするかのループにはまり込んでたとき、史上最強のマウスパッドのことを思い出し、Amazonで5000円ちょっとで売ってたのを見つけ、特大サイズを購入してみました。intuos4のLサイズの描画面全体をカバーできるサイズ。


どう描きやすいかというと、描きたい線がブレずにそのまま描ける感じです。分厚いスケッチブックや週刊誌を下敷きにして描くと滑らかな線が描けますけど、アレのようなものです。スプリングのついたストローク芯も、手の余分な動きを吸収して滑らかに描けるわけですが、このマウスパッドを使うと、さらに滑らかに描けます。普通の芯でもストローク芯以上の衝撃吸収です。


Airpad pro IIIは表面が適度にザラザラしているので、止めたいところできちっと止まるのもイイです。フカフカした感触は好みが分かれるところだと思いますけどね。

2011/06/08

■グラフィック薄氷大魔王[259] SketchBook Proを両方使ってペーパーレスを目指す

■グラフィック薄氷大魔王[259]
SketchBook Proを両方使ってペーパーレスを目指す

吉井 宏
───────────────────────────────────
SketchBook ProのiPad版とパソコン版についての話です。Mac App Storeで買えるようになって多少は身近になったかな。SketchBook Proは2003年の最初のバージョンからちょこちょこ使ってました。

もともとはタブレットPC用ソフトとして出てきたスケッチ用ツール。MAYAや3DCADソフトを出していたAliasが開発元で(現在は買収先のAutodesk)、主にCGデザイナーやプロダクトデザイナーが鉛筆やマーカーでスケッチするのをイメージされたツールだったはずです。

ショートカットキーに頼らずにペンとラジアルメニューだけで使える秀逸インターフェイス。なにしろ、レイヤー名の入力が手描き文字そのままだったりする。ページをめくるように前後のスケッチに移動できるのもイイ。

iPad版パソコン版とも無料版が用意されてます。

●iPhone/iPad用のSketchBook Pro Mobile

iPad版がver.2.0になった。ずいぶん進化してる! スプラッシュ画面もシックなものに変わった。2.0より前にあった機能も混じってますが、僕的に気に入ってる機能について。

< http://itunes.apple.com/jp/app/sketchbook-pro/id364253478?mt=8 >

「新しい細いパレット」・・・左右にブラシパレットとカラーパレットが配置された。中央下の○をタップすると出てくる。パレットは選択的に出したままにしておくこともできる。パレットの中身はカスタマイズ可能。よく使うブラシを登録できる。

「2本のブラシの交互切り替え」・・・画面隅のダブルタップで、2本のブラシを交互に切り替え可能。これは僕的に大ヒット! ブラシパレットを開かずに左手親指で鉛筆と消しゴムを素早く切り替えてどんどんドローイングできます。

「ラジアルメニュー」・・・僕的にSketchBook Proらしさとはこれだった。パソコン版とは使い勝手はちがいますけどね。初期設定ではオフになってます。ブラシや色を登録できます。

「三本指上下左右のスワイプ」・・・ブラシ設定やレイヤパレット、UNDO、REDOができます。こちらも初期設定でいろんな機能に割り当て可能です。

「レイヤーの変形等」・・・レイヤー単位で拡大縮小や変形・回転等ができるようになった。他のiPad用ペイントアプリも同様だけど、iOSでは投げ縄ツールを組み込むのはむずかしいんだろか?

「100%スナップ」・・・二本指ピンチによるズームで、100%にスナップされるようになった。102%とか99%とかの意味のない微妙なズーム表示にならなくなりました。

「ブラシ設定の詳細追加」・・・ブラシの設定項目が増えた。ブラシの回転による変化やノイズを加える設定など。

「オプションツールのダウンロード」・・・ストアからオプションのブラシなどをダウンロードできます。まだ鉛筆セット以外に大したものはないですが。ペーパーテクスチャやグリッドのテンプレートなどダウンロードできればいいな。

「高解像度に対応」iPad2では4倍の面積の高解像度キャンバスが使えるそうです。早いとこiPad2を手に入れなければ。

「Dropbox対応」・・・僕的に最大の目玉機能といえば、Dropbox対応! iTunesやPhotoLibraryやFlickrやEmail等に加え、Dropboxに書き出しできるようになった。Dropboxは読み込みにも対応! これにより、パソコンのファイルをiPadで開いて作業し、パソコンに直接戻すことが可能に!

ただし、ちょっと注意。SketchBook Pro MobileにインポートするときTIFFでなくPSDを使わないと、レイヤーが統合されてしまう。あと、1023 x 768pix以外のサイズの画像は拡大か縮小かクロップされてしまいます。

理想的にはパソコンとiPadで同じフォルダから画像を手軽に出し入れできるといいんだけど、書き出し時にファイル名を付けるのが面倒だったり転送が遅かったり、ちょっとスムーズでないのが残念。でも、パソコンとのやりとりが比較的ラクになったので、ドローイングは本格的にペーパーレスにできそう!

iPad版2.0の新機能についての解説。ここ、詳しいです↓
< http://necojarashi.blogspot.com/2011/05/sketchbook-pro-20ipad.html >

●Mac/PC用のSketchBook Pro

ずいぶん以前のver.2のままで使うのをやめてました。ブラシの書き味があまり好みではなかったのは置いといても、アップグレード料が高かったんですよ。Mac App Storeではアプグレ代よりも安い値段設定だったので、すぐ購入しました。Mobile版と同じく無料版もあり、普通にスケッチするならそれで十分かも。

iPad版のほうを使い慣れてからMac版を久しぶりに使ってみると、シンプルな使い勝手の良さはそのままなのに、そのまますぎるというか、過去のバージョンからほとんど変わってなさすぎる。そもそも、iPad版を使うようになった主な理由のかすれた鉛筆系ブラシがないなど、パソコン版よりもiPad版のほうが高機能っぽい。

と思ったら、先日ようやくわかりました。スタンダードブラシではなくプリセットブラシのほうにいろんなブラシが入ってるのでした。テクスチャっぽい鉛筆やクロスハッチングブラシやモジャモジャブラシなんかも全部ありました。

以前のパッケージ版には背景レイヤー用にいろんな罫線や五線譜や紙ナプキンなどの用紙が入ってたのですが、ダウンロードを探しても見あたらない。僕的には昔のバージョンからコピーして使ってますけど、普通に付属していていいと思うんだけどなあ。

あと、画面の回転ができない!と思ったら、環境設定でチェックしないといけないのでした。ただ、スペースキーを押して現れる「画面のスクロール・拡大縮小・回転」共用の丸いツールがイマイチで、スクロールしたいのに画面が回ってしまったりミスが多くなります。なので、今は回転はオフにしてます。

ラジアルメニューやラグーンというパレットの集合場所に表示されるツールは、簡単にカスタマイズできます。よく使うツールを一瞬で選択できます。

iPad版同様、2本のブラシの切り替えが「s」を押すだけのワンタッチでできる。これは便利!

感覚的・直感的に使えるという点では、やはり数本指のジェスチャーが使えるMobile版のほうがぜんぜん上かな。ジェスチャーが使えないのではSketchBook Proは一風変わったペイントソフトでしかない。

< http://itunes.apple.com/jp/app/sketchbook-pro/id404243548?mt=12 >

どちらのSketchBook Proにもグリッド表示の機能がないのが残念。iPad版はグリッドなどをレイヤーとして読み込めますしMac版でもテンプレートを自作できますが、PhotoshopやPainterのようにオーバーレイ表示される可変のグリッドがほしいところ。

Mac版とiPad版でスケッチ画像を行ったり来たりさせる運用方法については現在手探り中です。めんどくさくなく行き来できるようになれば、ドローイング本格的ペーパーレス時代の到来!

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

MobileMeって名称はイマイチと思ってましたが、iCloudに移行するようです。じわじわと便利になっていきそう。Dropboxの存在に慣れちゃってると、パソコンって「端末」って感じが大きい。データファイル本体はDropboxにあるから、もしパソコンが壊れたりもしものことがあったら?って心配が少ない。この気分をiCloudでもできるといいんだがなあ。iPhone/iPadに母艦がいらなくなるって。パソコンを持ってないとiPhoneが使えない的イメージの払拭には必要な措置ですね。iPadでの作業がiCloudに瞬時にシンクされ、Macでも普通にアクセスできるとかだったらSketchBook Pro的にも大歓迎なんだけどな。OSX Lion、噂されていた通り、やはりMac App Storeのみで販売? 「のみで」ってところが気になるけど。

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >

●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

TDW_2019

2011/06/07

Mac/PC用のSketchBook Pro

ずいぶん以前のver.2のままで使うのをやめていたSketchBook Pro。ブラシの書き味があまり好みではなかったのは置いといても、アップグレード料が高かったんですよ。Mac App Storeではアプグレ代よりも安い値段設定だったので、すぐ購入しました。Mobile版と同じく無料版もあり、普通にスケッチするならそれで十分かも。

iPad版のほうを使い慣れてからMac版を久しぶりに使ってみると、シンプルな使い勝手の良さはそのままなのに、そのまますぎるというか、過去のバージョンからほとんど変わってなさすぎる。そもそも、iPad版を使うようになった主な理由のかすれた鉛筆系ブラシがないなど、パソコン版よりもiPad版のほうが高機能っぽい。

と思ったら、先日ようやくわかりました。スタンダードブラシではなくプリセットブラシのほうにいろんなブラシが入ってるのでした。テクスチャっぽい鉛筆やクロスハッチングブラシやモジャモジャブラシなんかも全部ありました。

以前のパッケージ版には背景レイヤー用にいろんな罫線や五線譜や紙ナプキンなどの用紙が入ってたのですが、ダウンロードを探しても見あたらない。僕的には昔のバージョンからコピーして使ってますけど、普通に付属していていいと思うんだけどなあ。

あと、画面の回転ができない!と思ったら、環境設定でチェックしないといけないのでした。ただ、スペースキーを押して現れる「画面のスクロール・拡大縮小・回転」共用の丸いツールがイマイチで、スクロールしたいのに画面が回ってしまったりミスが多くなります。なので、今は回転はオフにしてます。

ラジアルメニューやラグーンというパレットの集合場所に表示されるツールは、簡単にカスタマイズできます。よく使うツールを一瞬で選択できます。

iPad版同様、2本のブラシの切り替えが「s」を押すだけのワンタッチでできる。これは便利!

感覚的・直感的に使えるという点では、やはり数本指のジェスチャーが使えるMobile版のほうがぜんぜん上かな。ジェスチャーが使えないのではSketchBook Proは一風変わったペイントソフトでしかない。

どちらのSketchBook Proにもグリッド表示の機能がないのが残念。iPad版はグリッドなどをレイヤーとして読み込めますしMac版でもテンプレートを自作できますが、PhotoshopやPainterのようにオーバーレイ表示される可変のグリッドがほしいところ。

Mac版とiPad版でスケッチ画像を行ったり来たりさせる運用方法については現在手探り中です。めんどくさくなく行き来できるようになれば、ドローイング本格的ペーパーレス時代の到来!

iPhone/iPad用のSketchBook Pro Mobile

Mac App Storeで買えるようになって多少は身近になったかな。SketchBook Proは2003年の最初のバージョンからちょこちょこ使ってました。

もともとはタブレットPC用ソフトとして出てきたスケッチ用ツール。MAYAや3DCADソフトを出していたAliasが開発元で(現在は買収先のAutodesk)、主にCGデザイナーやプロダクトデザイナーが鉛筆やマーカーでスケッチするのをイメージされたツールだったはずです。

ショートカットキーに頼らずにペンとラジアルメニューだけで使える秀逸インターフェイス。なにしろ、レイヤー名の入力が手描き文字そのままだったりする。ページをめくるように前後のスケッチに移動できるのもイイ。

iPad版パソコン版とも無料版が用意されてます。

●iPhone/iPad用のSketchBook Pro Mobile

iPad版がver.2.0になった。ずいぶん進化してる! スプラッシュ画面もシックなものに変わった。2.0より前にあった機能も混じってますが、僕的に気に入ってる機能について。

SketchBook Pro Mobile

「新しい細いパレット」・・・左右にブラシパレットとカラーパレットが配置された。中央下の○をタップすると出てくる。パレットは選択的に出したままにしておくこともできる。パレットの中身はカスタマイズ可能。よく使うブラシを登録できる。

「2本のブラシの交互切り替え」・・・画面隅のダブルタップで、2本のブラシを交互に切り替え可能。これは僕的に大ヒット! ブラシパレットを開かずに左手親指で鉛筆と消しゴムを素早く切り替えてどんどんドローイングできます。

「ラジアルメニュー」・・・僕的にSketchBook Proらしさとはこれだった。パソコン版とは使い勝手はちがいますけどね。初期設定ではオフになってます。ブラシや色を登録できます。

「三本指上下左右のスワイプ」・・・ブラシ設定やレイヤパレット、UNDO、REDOができます。こちらも初期設定でいろんな機能に割り当て可能です。

「レイヤーの変形等」・・・レイヤー単位で拡大縮小や変形・回転等ができるようになった。他のiPad用ペイントアプリも同様だけど、iOSでは投げ縄ツールを組み込むのはむずかしいんだろか?

「100%スナップ」・・・二本指ピンチによるズームで、100%にスナップされるようになった。102%とか99%とかの意味のない微妙なズーム表示にならなくなりました。

「ブラシ設定の詳細追加」・・・ブラシの設定項目が増えた。ブラシの回転による変化やノイズを加える設定など。

「オプションツールのダウンロード」・・・ストアからオプションのブラシなどをダウンロードできます。まだ鉛筆セット以外に大したものはないですが。ペーパーテクスチャやグリッドのテンプレートなどダウンロードできればいいな。

「高解像度に対応」iPad2では4倍の面積の高解像度キャンバスが使えるそうです。早いとこiPad2を手に入れなければ。

「Dropbox対応」・・・僕的に最大の目玉機能といえば、Dropbox対応! iTunesやPhotoLibraryやFlickrやEmail等に加え、Dropboxに書き出しできるようになった。Dropboxは読み込みにも対応! これにより、パソコンのファイルをiPadで開いて作業し、パソコンに直接戻すことが可能に!

ただし、ちょっと注意。SketchBook Pro MobileにインポートするときTIFFでなくPSDを使わないと、レイヤーが統合されてしまう。あと、1023 x 768pix以外のサイズの画像は拡大か縮小かクロップされてしまいます。

理想的にはパソコンとiPadで同じフォルダから画像を手軽に出し入れできるといいんだけど、書き出し時にファイル名を付けるのが面倒だったり転送が遅かったり、ちょっとスムーズでないのが残念。でも、パソコンとのやりとりが比較的ラクになったので、ドローイングは本格的にペーパーレスにできそう!

iPad版2.0の新機能についての解説。ここ、詳しいです。

電子書籍が紙に負ける5つのポイント

昨日、YAHOOニュースに「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」ってのがあって、どうせまた抵抗勢力だろうと思ったら、WIRED VISIONの記事だった。その5つの理由、ほとんど納得できるわ! 思わず笑ってしまった。

特に「読了へのプレッシャーがない」ってのはその通り。僕自身、けっこう電子書籍たくさん買ったけど、全部ちゃんと読んで「読了」にしたことないもん。もうほぼ終わりのページだろうと思うと、まだ半分くらいだったりする。本の厚さの感覚がないから進み具合がわからないとかも。見えないから「積ん読」状態にならないってのもあるし。

だからといって、電子書籍はダメだとはまったく思わないけどね。もうすでに紙の本を買うのにかなり抵抗を感じるようになってきた。だって、買ったら裁断・自炊の作業をしなきゃならないんで。

TDW_2018

2011/06/02

TDW_2014



3D-Coat、久しぶりにいじってみた。最初の形を作るのが難しいけど、これはmodoで簡単に作ってOBJで読み込んでからスカルプトしてるのでラク。これをリトポしてmodoで通常のやりかたで仕上げてます。

2011/06/01

■グラフィック薄氷大魔王[258] 個人の記録、人類の記憶

■グラフィック薄氷大魔王[258]
個人の記録、人類の記憶

吉井 宏
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先々週の薬師寺さんの「永代使用ポータル、クラウドがつなぐ生者と死者の世界」を読んで思い出した。十数年前、たしかデジタルイメージのメーリングリストの投稿で開陳したアイディア。当時としては半ばSFのアイディアくらいのつもりだった。

「こんなに一生懸命作ってるデジタル作品なのに、死んだらデータはどうなっちゃうんだろ?」「HDDや光ディスクはせいぜい数年〜数十年しか保存できない」「自分の作品データに限った話じゃなく、人類全部の活動がデジタルにどんどん記録・蓄積されていくのに、そのデータをまとめて保存したり利用する仕組みがないじゃないか!」「個人のデジタルデータは個人が生きた証しや軌跡。個人のデジタルデータを永久に保存する機関があったらいいなあ」ってものです。

ブロードバンド普及途上だったし、データセンター的なものを知らなかった当時のアイディアですが・・・。

「月に一度、データの光ディスクをその機関に宅急便で送る。あるいは引き取りに来る」
「送付が続いている間、料金を払い込む」
「ディスクの送付か支払いが滞ったら亡くなったものと見なし、収集完了」
「大容量の光ディスクにまとめて保存。倉庫で保管」
「契約により、死後50年だか70年だかの著作権保護期間以後、蓄積されたデータは一般に閲覧できたり研究などに利用できる。」
「死後すぐに公開していいなら、料金は安めに設定」
「世界中の複数箇所にコピーを保管する。できれば月面や火星や衛星軌道上などにも置く」
「個人の全記録はお墓に代わるもの。言うなれば、個人ユースのピラミッドや古墳みたいなもの。そのピラミッドを何十億、何百億と集めた、人類全部の記憶・記録、そしてパブリックな知的財宝の山」

・・・というような考えでした。現在なら、ディスクの送付や保管などという手間のかかることはしないですね。もちろんクラウド方式でしょう。では、最初の部分を以下のようにアップデートしてみます。

「基本的にはレンタルサーバーのようなサービス」
「クラウド的に、仕事や生活や活動の中であらゆる個人データの保管に利用する」
「サーバーにアクセスがなくなって一定期間たったら、亡くなったものと見なし、収集完了」
・・・以下は同じです。

で、ふと考えてみると、専用の機関や企業でなくてもインターネット自体がそれかもしれないし、GoogleやEvernoteなどのサービスは特にそうなのかもしれない。僕が現在のブログに引っ越したとき考えたのは、「あらゆる情報の収集・整理を目指すGoogleのサービスであるBloggerなら、ブログのデータは半永久的に保存するつもりに違いない」ってことだったし。

Evernoteなんか「人生の全てを記録する」ってコンセプトだからかなり近いかもしれない。画像その他のファイルだってアップできるし。同様に、完全に定着したサービスといえるYouTubeやFlickr、はたまたfacebookやTwitterなども、個人の記憶・記録を永久に残すものになるかもしれない。特に、閲覧するのにパスワードがいらず誰でも見られるものは、アップされた時点から人類の記録として機能してるわけで。

できれば、そういったサービスにはぜひつけてほしい設定がある。「一定期間アクセスがなかったら、プライベートに設定してある全アーカイブをパブリックに公開」機能。それだけ実現するなら、ややこしい機関がなくてもいいや。

残すデータファイルの形式や互換性の問題もあるけど、単にテキストや画像や音声やムービーなどの閲覧用最終データなら何千年後だって大丈夫なはず。そのデータを作るのに使ったアプリケーションのネイティブ形式のファイルは無理だろうけど、それは重要な問題ではないと思う。

個人の記録や記憶が人類全体の巨大な記憶に融合していくのって、手塚治虫の「火の鳥」に出てきた「コスモゾーン」みたいで、ロマンチックだなあ。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

Evernoteのウェブ版インターフェイスがデスクトップ版に近い形に進化。これなら書き込みや編集にはウェブ版を使い、デスクトップ版は閲覧用の控えにしちゃっていいかも。ところで、LightWave10が日本でも発売されたのですが、10の目玉とされてきた「モデラーとレイアウトが統合された新生LightWave COREが開発中止で付属しない」ってニュース。えー?えー? 新しくプログラムされた将来性抜群の3DソフトLightWave COREが間近に控えてるって知ったからこそ、昨年LightWaveを再び購入して復活させたんだけど?? COREがなくなったんじゃ使う理由がなくなっちゃうじゃん! ところが、開発中止ってニュースで大騒ぎしてるのは日本のユーザーだけで、どうも開発元では中止という話は流れてないらしい。どういうことなのかわからない〜。


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